月のひびき (徳正寺だより)

“いま”出遇えた一瞬をパチリ
それは仏さまとの日暮らし…

姉弟之旅

2012年08月13日 20時29分31秒 | 仏々相念(住職日記)

行ってみればいいじゃん・・・

 

昨晩のこと、娘が言うのです、「島根、全員集合なんだって!」

坊守の叔父が声掛けで叔父家族が押し寄せているとか・・・

「そりゃ楽しそうだね!行ってみんけん!」

「え~・・・」

 

娘を見ていると私に似ているよな~ってところが随所に見えます。

娘曰く、「悪いとこばっかり!」

悪いところはみんな私似なのだとか・・・「確かに・・・」

始まります、「どうしようか・・・」

「行ってみりゃいいじゃん!K(弟)と一緒にお行きや!」

「う~ん・・・」

結局、弟の返事待ちということに・・・

 

息子は今日から3日間の夏休み!

部活も補修もない短い夏休み。

どうするんかな~って思ってますと「もう行くモードやん!」

 

行くことになりました!

さあ、それからが大変です。

ナビの付いていない車での道中ですから不安です。

行き当りばったりなんて出来ない性格です。

地図を広げここのジャンクションはどう、ここのインターでどう・・・

細かくシュミレーションします。

その気持ちがもの凄くよく分かるコイツは新聞を読む間もなく付き合います。

 

私も見知らぬ地に行く時は毎回そんな感じです。

考えれば考えるほど嫌になってしまうのですが・・・

ここで違うのは娘は挑戦しますから!

完璧なシュミレーションを胸に・・・

 

一方、息子は道中の説明もテレビを見ながら・・・

息子らしいと言えばそうなのですが、聞いてないようでもビッシって入るのです。

そんな弟を見ながら、「ナビ、大丈夫なん?」って感じの娘。

 

変わってない姉弟の姿・・・

小さい時からこんな感じ・・・

先を読む娘に我感ぜずの息子。

いい姉弟です。

 

珍道中になったようです・・・

 

「行ってよかった~!」ってやった感いっぱいの電話の声!

また一つダメ親父の役が減りました・・・

嬉しいような、寂しいような・・・


息子之夢

2012年08月13日 20時01分25秒 | 仏々相念(住職日記)

あ~・・・

 

私にもご法事に参った初めがあったのです。

先々代、先代との御縁だったと思います。

バラバラあげる三部経にただ疲れだけが残ったように記憶しています。

そんなスタートでした。

あのまま行っていたらどうなっていたのだろう・・・

 

今日、初めて息子と坊守とでご法事の御縁をいただきました。

御葬儀の御縁はあったのですが・・・

嬉しかったな~・・・

いいもんだな~・・・

ご門徒のお陰で最高のひと時をいただいたことです。

私にとって忘れることのできない御縁となりました。

 

ご案内をいただいて息子が行くと言えばってことにさせていただいていました。

足も傷めているし無理だろうと思っていましたが、「お参りさせていただく」と言うのです。

自分の意志です。

私がどうこう言ったことでなく、自分で・・・

どういう思いなのでしょう・・・

 

息子には息子の夢があります。

だから将来こういう時が流れることは難しいでしょう・・・

そんな現実が見えるから今一緒にって思ってくれるのでしょうか・・・

 

本当に嬉しかった!

 

同じ方向に向きを向けさせていただく・・・

こころひとつにして・・・歩もうな、どこにいても。

 

お前にとっても忘れられないひと時になったな~!

感謝しような!