月のひびき (徳正寺だより)

“いま”出遇えた一瞬をパチリ
それは仏さまとの日暮らし…

お育てのはなし

2012年07月08日 21時26分15秒 | ふうわりふわり(坊守日記)
今日は、仏教婦人会《沙羅の会》のみなさんが、本願寺常例布教のお疲れ様会を開いてくださいました

ありがたいことです

いろんなご縁が重なって嫁いで20年…

大きなお育ての中でお寺での日暮らしをさせていただきました

ありがとうございます

みなさんからプレゼントしていただいた花のように、明るく伸びやかに仏法(おみのり)をよろこばせていただきたいな~と思います

早速!

今月の沙羅の会は22日午前中、前回の続きで梱包テープのかご作りをします!

興味のある方は、ご一報を!!

二人三脚

2012年07月08日 20時18分39秒 | 仏々相念(住職日記)

これからも一緒に・・・

 

年老いた母を大きな病気を抱えた息子さんが優しく接していきます。

大阪在住の息子さんは、穏やかで優しいご門徒であります。

お父さんの御縁をいただき親しく接して下さるのです。

 

「御院さん、息子がまた倒れましてね・・・」

「それは心配でしょう・・・」

今は退院されているということなのですが、親として大阪までの距離が堪らなく長く感じられるのではないでしょうか。

「先日も帰省していた時も居間でくつろいでいながら倒れるんですから・・・

私は、心配で心配で息子の手を取り一生懸命息子を呼びました、S!S!

お陰で少しすると目が開き意識を取り戻しまして安心したことです。

これからもな、親子二人三脚で歩んでいこうな・・・」

 

身体の調子が悪い息子を案じる優しい親心を聞かせていただいたことです。

「御院さん、あの時息子の名を呼びながら握りしめていた息子の手の温もりが忘れられません。

これからも大切に生かさせていただきます。」

人生の先輩の優しき御導きをいただいたことです。

 

数年前、ご主人の冷たくなった手を握りしめて泣いた思いと重ねて思われるんでしょう・・・

 

あ~・・・生かさせていただいているんだ!

 

昨日のこと、娘が電話で話してくれるのです。

小学何年だったんでしょう・・・

弟と2人で坊守の里に旅したことがありました。

大きくて広い客殿に2人で寝た夜のこと・・・

酷い雷が・・・

弟がいてよかった!って話し。

笑いながら話した電話でしたが、2人の姉弟にとって大きな忘れられない経験になったことです。

 

そうだよ・・・これからも姉弟仲良く支えあって歩んでな!