限りなくmoonshine...

GarageBandなどDTMネタとバンドネタと甘いもの中心に。たぶん。

NHK受信料と放送法。

2006-09-28 21:14:16 | misc

さて。
昨日のエントリで予告した通り、放送法および受信料について少し調べてみた。
と言っても、基本的には Wikipedia からの引用が殆どであるが、少し纏めている。
 Wikipedia での受信料の項目はこちら
 放送法はこちら
が、一言二言で言い表すことが出来るような内容ではない。
かなり長いエントリだが、受信料について興味のある方、良く知らない方、漠然としか
認識のない方などに少しでも受信料に関する多くの矛盾が伝わればと思う。

まずは、この「放送法」の公布から、主なテレビ局の開局年をおさらい。
 --------------------------------------------------------------------------------
 1950年(昭和25年)5月2日 放送法公布
 1950年(昭和25年)6月1日 放送法施行
 1953年(昭和28年)2月1日 NHK テレビ放送開始
 1953年(昭和28年)8月28日 日本テレビ放送網(日テレ) テレビ放送開始
 1955年(昭和30年)4月1日 ラジオ東京(現TBS) テレビ放送開始
 1958年(昭和33年)12月23日 東京タワーから放送開始
 1959年(昭和34年)3月1日 フジテレビジョン開局
 1960年(昭和35年)9月10日 カラー本放送開始
 --------------------------------------------------------------------------------
放送法は、まだ民放はおろか、東京タワーでさえ無かった頃にできた法である。
言い換えれば、この時テレビを持っている=NHK を見る人、といえる。
その法律が全く改正されずに早半世紀以上。
それでも、「テレビを持っているなら受信料を払え」である。

とまあ、ここだけ見て言っても仕方ないので、まずこの放送法で定められている内容に
ついて書いて行くことにする。


最初は、この「テレビを持っているなら」の部分である。次のように記されている。

 --------------------------------------------------------------------------------
 ○協会(NHK)の放送を受信することのできる受信設備を設置した者は、協会と
  その放送の受信についての契約をしなければならない。
 --------------------------------------------------------------------------------

受信設備について色々と条件もあるのだが、まあ普通に NHK や民放が見れる、世に
出回っている殆どのテレビと思えば良い。パソコンのモニタなどは、最近の「テレビが
見れる」というようなチューナー内蔵型でなければ対象外である。

そうそう。NHK は、テレビ局の1つではなく、「放送協会」なのである。
で、その NHK が以下のように主張していると言われている。
これは法的な定義ではない。あくまで「 NHK の主張」である。

 --------------------------------------------------------------------------------
 ○チャンネル設定の変更またはチューナー設定をずらすことにより、NHKの放送が
  見られないようにしても、一般の人が簡単にまた元に戻せる状態であるならば
  「受信することが出来る設備」と解釈されるとしている。

 ○「NHKを見ている・見ていない」といった事実や「NHKを見たい・見たくない」
  という意志に課金するのではなく、「NHKを見る事が出来る」という受信設備の
  能力や、「(将来的に)NHKを見る」という可能性に対して課金をしようとしている。
 --------------------------------------------------------------------------------

これが、いくら「 NHK 見てないから」とか「映らないから」と言ったところでまるで
相手にしないくらいの勢いの根拠である。ヒドいな。
なんでも、受信料というのは、スカパー!の視聴料などと違って、「特殊な税金」という
位置づけなのだそうだ。
税金ですよ税金。アレは税金らしいですよ。
だからこそ、「見ていない」といっても、取り合わないワケだ。税金なんだから。
車に乗っていなくても、持ってるだけで払わなきゃならない自動車税と同じ扱いだ。

NHK は特殊法人なので、法人税は免除されている。他にも、特殊法人ならではの多彩な
優遇措置も受けている。使途を明確にしなくても良い自由に使える税金も得られる。
集めた受信料(=税金)で地上波デジタルなどの研究開発を行っていると言っているが、
それならもっと納税者への還元があってしかるべきだろう。

閑話休題。
受信料制度には以下のような目的があることから必要性があると主張されている。

 --------------------------------------------------------------------------------
 ○公正な報道を行う為、政府・企業等の圧力に屈しないよう財源の独立性を維持する。

  ・一部の権力者等にとって都合の良い情報ばかりが流され、結果的にそれで国民が
   誘導されたり洗脳されたりすることを防ぐ、ということである。

 ○安定した財源を確保して視聴率等の市場経済の原理に流されない機能を維持する

  ・文化の(生活基盤を支える)担い手となり、国民の生命・財産を守るため
  ・情報を共有して地域の人々の結束を深めるため
  ・視聴率が得られなくとも必要とされる教育放送・福祉放送・災害緊急放送を行うため
  ・視聴率の影響を受けると、視聴者の興味本位的な番組やスポンサーに迎合する番組
   制作が行われて放送内容が低俗化することなどが懸念されることから、それを防ぐ
   ことにより放送そのものの質の維持・向上を図るため

 ○テレビ設置者に公平な負担を課すことによって、より民主的な事業運営を図る

  ・株式会社の制度では、より多くの株を持っている株主が、その会社を動かす権力を
   持っていると言える。このような事態になることを防ぐ為に特定の人や企業に負担
   が偏らないようにし、事業運営に民主主義を反映するため
 --------------------------------------------------------------------------------

なんだかもう、読んでてアタマをかしげてしまうような内容ばかりである。
よくもまあ、のうのうとこれだけ言えたものだ。
もちろん、この法律を作った人達は、本当にこれだけの信念を持って作ったのだろう。
だがしかし、現在はそれを踏みにじらんばかりの状況だと思うのだが如何だろうか。

また、NHK が無視しているのかと思われるような、現状の問題点は次の通りである。

 --------------------------------------------------------------------------------
 ○「選択の自由」が無い・奪われている

  ・実際の放送は、NHK の放送以外にも無料・有料の民間放送が存在している。
   例えば「無料の民間放送だけを見たい」「WOWOWやスカパー!といった特定の
   有料放送だけを見たい」と思っても、NHKには受信料を払わなければならない
   ことになる。
   さらに法律の文面だけを見ると、NHKを視聴する意志が無く受信契約を望まない
   人は、テレビが持てない状況を強いられることになる。
  ・公共放送の受信料は対価ではない「特殊な公的負担金」とNHKは主張しているが、
   WOWOWやスカパー!などの有料放送を視聴する権利を買う為の視聴料も視聴者が
   経済的負担をすることには違いないことから、公共放送も有料放送であると言える。
   ちなみに、受信料は全額が消費税対象となっており、対価に類するものであると政令
   (消費税法施行令)に明記されている。
 --------------------------------------------------------------------------------

NHK を見なくて、受信料を払いたくない人は、テレビを買うな、持つな、と。
もちろん、ゲーム機だけを接続するような場合も、テレビに受信機能が付いているならば、
受信料を払え、ということだ。
また、消費税法で「受信料は対価に類するものである」と明記されているのに、NHK は
「対価ではなく公的負担金」だと言い切っている。
NHK は、少なくとも消費税法は適用にならないらしい。

 --------------------------------------------------------------------------------
 ○受信料を払っていない、徴収されていない人

  ・「日本固有の領土である」と政府が主張する北方領土の受信機設置世帯からは徴収
   していない
  ・日本に駐留する在日米軍基地内に設置されているテレビに対しては受信料を徴収して
   いない
  ・大規模な企業であっても実際の受信機設置箇所数ではなく「全社で○台分の契約」と
   いったアバウトな契約も少なくない
  ・ホテルや旅館の場合も各部屋にテレビがあれば1室1契約必要であるが、正確な台数で
   契約していないホテル等も多い

 ○地域開発スタッフらが違法な勧誘を行っている

  NHKから委託を受けて受信契約の取り次ぎや受信料の徴収業務などを行っている業者の
  ことを、「地域開発スタッフ、通称:地域スタッフ」と呼ぶ。

  ・放送法32条1項の最初の段落のみを強調した上で、「不満があっても法律には従え」
   「法律を守らないのは非常識だ」と、半ば命令口調・半強制的・強迫的に受信契約を
   するよう繰り返し要求している
  ・早朝・深夜といった時間帯に突然訪問されること、戸をどんどんと叩く行為を行う
  ・受信契約書であることを告げずに「ここにサインをして下さい」などと氏名・住所を
   記入させ、印鑑を押させる
  ・地域スタッフはあくまでも「契約・集金代行業者」であってNHKとの雇用契約はない。
   したがって、「NHKの者です」と名乗るのは職業詐称である
 --------------------------------------------------------------------------------

既述の、NHK が主張しているという「受信料の必要性」が、いかに綺麗事を並べているだけ
で現実を見ていないことだということは、次の問題点から良く分かる。

 --------------------------------------------------------------------------------
 ○放送内容が公共放送として相応しくない

  本来公共放送は、報道の中立性を確保し、視聴率が得られなくても必要とされる放送等
  を行い、また視聴率稼ぎの為に放送内容が興味本位になることを防ぐ等の目的を掲げて
  いたはずである。しかし実際は、野球中継の放送権を民間放送の相場以上の金額で獲得
  したりするのをはじめ、視聴率獲得を意識した過剰な演出・表現を行ったり、必要以上
  に娯楽番組が多かったりしている。
  また、特定の政治勢力や公的組織を擁護する放送に内容が傾いているのではないかと
  いうことを指摘する者も少なくない。
  公共放送と言えども、結局自分の都合の悪いことは隠蔽する可能性があり、背後には
  国会や総務省等の国の機関があることから「報道の中立性を確保する」も机上の空論に
  過ぎないのではないか、またいかなる外力に屈しないということは、放送・事業内容も
  独善的になるのではないかという意見もあるらしい。

 ○安定した財源と法律・政策で守られ、不必要に組織が巨大化している

  ・受信料収入という安定した豊かな財源が確保され、また特殊法人である故に法人税が
   免除されている等かなり保護・優遇された組織である
  ・その財源により不必要なまでに子会社を設立して受信料とは別に多くの利潤をあげ、
   多くの官僚・上層部の天下り先になっている
  ・番組プロデューサーの制作費用着服などの不祥事が相次いで発覚したとおり、非常に
   不透明な状態で、「受信料不払いが増えて云々」など言える立場ではない

 ○もう民間放送のみでも十分ではないのか

  ・報道関係の番組や災害緊急放送等は民間放送でも行われている
  ・災害の被災者等の中には公共放送でなくても・民間放送だけでも十分事足りる
 --------------------------------------------------------------------------------

簡単に言うと、NHK でなければ見ることが出来ない、NHK でなければ不可能、といった
番組はないのではないか?
既述の「国民の生命・財産を守る」はハナから意味不明だが、それ以外の「地域の人々の
結束」や「視聴率が得られなくとも必要とされる教育放送・福祉放送・災害緊急放送」と
いったものは、NHK でなければ不可能、というものではないと思う。
それこそ、法律が施行された 1950年であればともかく、この現代においてそれはない。

なお「テレビが映る映らないは別にして、持っているなら受信料を払え」と義務付けている
にもかかわらず、契約を締結しない人に罰則がないのは、次のような理由からだそうだ。

 --------------------------------------------------------------------------------
 ○日本国憲法第19条

  ・放送法でテレビ設置者に受信契約を義務化すること・受信料を納めることを強要する
   と、日本国憲法第19条「思想・良心の自由は、これをおかしてはならない。」に抵触
   する恐れがある。
  ・法律の力や公権力でNHKが存続することは、国営放送と何等変わらなくなると考えられ
   ることから、罰則を無くすことでNHK・受信料制度の存続について国民の判断にゆだね
   ようとしている
  ・現行法上、NHKは受信契約締結義務者との契約を義務づけられておらず、受信契約締結
   をNHKに申し入れても契約を断られる可能性がある。
   このことから、受信契約締結義務者は、NHKが原因で受信契約を締結できない可能性が
   ある。原因がNHKにある場合でも罰則を受けるのは不合理であるので、法律上罰則は
   規定されていない
 --------------------------------------------------------------------------------

実は最後のは知らなかった。NHKに、テレビ持ってる人との契約締結の義務はないらしい。
NHKは、「受信料を取りたい人からだけ取れば良い」という意味にもとれる。
法律として「テレビを持っている人は協会(NHK)と契約しなければならない」としながら、
協会側から見るとその義務は無いとは、一体どう解釈すれば良いのか。

とまあ、読めば読む程、現状との食い違いが明確になってきて、ますます謎が深まる受信料
であるが、先のニュースの通り、ついに「払ってない人に督促状を送って裁判で」回収をする
方針にしたようである。

繰り返すが、私は「何が何でも払いたくない」とは言っていない。
見たい番組、あるいは見たくなるような番組があり、かつ見ようとする意思があれば、
それなりの対価として受信料を払うのは当然だと思っている。

今まで漠然と「法律なんでしょ?」と言う理由で受信料を払っていた方がいらっしゃるなら、
この機会に一度、放送法の内容を確認して頂きたいと思う。


NHK、受信料不払いの督促開始?

2006-09-27 22:49:11 | misc

NHK が、受信料不払い者に対して、民事督促手続きをとることにしたらしい。
簡易裁判所を通じて、「受信料を払え」と、やるらしい。

NHK に見たい番組があり、また見ていて現在受信料を払っている人はこのエントリは
読み飛ばして頂きたい。

別に、私は「何が何でも払わない」という考えは持っていない。
見たい番組、あるいは見たくなるような番組があり、かつ見ようとする意思があれば
それなりの対価として受信料を払うのは当然だと思っている。
外国語の講座であったり、朝の連続ドラマであったり、相撲であったり、すでに見て
いて、受信料を払っている人も沢山いると思う。
しかし、私は外国語の講座もドラマも相撲も、今のところ興味がない。
そもそも、ビデオでも録らない限り、リアルタイムで見られる時間に放送していない。

例えば、unix ベースのセキュアなサーバ群構築方法とか、OSPF の実践講座とか、
また結構な頻度で帰宅時間が遅くなることがあるため、夜中に海外の最新 MTV を
フルサイズで流してくれるとか、そういった番組があれば飛びつくだろう。
しかし、現状 NHK にそれを望むべくもない。
つまり、見たい番組が何一つない。

過去にも何度か話題に出したことがあるかもしれないが、うちでは民放テレビすら
殆ど見ない。ここ10年以上、ドラマなんて見たこともないし、スポーツ観戦に興味は
ないので野球やサッカー、格闘技の中継も見ない。
ワールドカップなど、ネットニュースで見なければ、開催すら知らなかった。
ふだんは、スカパー!こと Sky PerfecTV! で音楽系チャンネルをつけっぱなしとか、
特定のテーマに沿って選曲された BGM で 24時間天気予報を流している e-天気net、
そして時々 F1 観戦、というところか。9割方、音楽系チャンネルである。

それでも、NHK の受信料を払わなければならないことになっている。

詳しい話は次のエントリで纏めるつもりだが、理不尽でならないと思うのは身勝手か。
その上、集めた受信料を着服すると言う不祥事が多数発覚、官僚の天下り先で私腹を
肥やしてる人が多数。NHK って一体何サマだ。

というわけで、民事督促手続きなど言語道断、と思ったのだが如何だろう。
その前に着服分を全額返金し、受信料の使途を全て公開する必要はないのか。
国民のほとぼりも冷め始めたので、再び資金集めに走っている、と見えなくもない。


北海道お土産。

2006-09-26 02:34:54 | misc

先週、遅い夏休みを取っていた後輩が北海道に行っていたらしく。
うちのチームは客先常駐しているのだが、あちこちにお土産を配って歩いていた。
その中のいくつかをご紹介。

まずはトップの写真。キャラメルシリーズ。
…ツッコミどころ満載。
このうち、自チーム用は、右から2番目の「サッポロビールキャラメル」。
日本酒キャラメルやマリンコラーゲン入りは、まだ「めずらしいね」と笑える。
真ん中のクマは何だ、クマは。
「ガラナキャラメル」って。

「ゲテモノシリーズは、あっちのお客さんチーム用なんですよ」なんて、とびっきりの
笑顔で嬉しそうに持っていく後ろ姿。
1週間も休んでいたのに作業は前倒しっていう状況じゃなきゃ、見られなかったかもな。

で、自チーム用の第2弾は、「北海道カマンベールチーズコロン」。



普通のコロンよりも少し小さい箱だが、ぱっと見はやっぱり「コロン」。
味は確かにカマンベールチーズ。
これは結構イケる。普通に出ててもおかしくない。

そして、これはご当地ストラップ。



なんでも、「ホッカイダー」とのこと。「北海道仮面ライダー」ね。
写真じゃわかりにくいが、平気で色がはみ出ている塗りのアバウトさや、腕の部分の
造形のいい加減さなど、色んな意味でご当地モノである。
各ホッカイダーごとに細かな解説が書いてある。誰が考えたんだろう。
ちなみにこれ以外に、かなり有名(らしい)「まりもっこり」数種類、頼まれたという
キューピーの被りモノ数種類もあった。
キューピーは、イクラキューピーとかウニキューピーとか海鮮物シリーズっぽい。
残念ながら、この手のモノを携帯に付ける趣味は無いのでご遠慮させてもらったのだが、
「まりもっこり」とかを嬉しそうに複数ぶら下げている人って一体。。。
理解できなくってすみません。

ド定番で申し訳ないんだけど、ホワイトチョコ大好きな私としては、北海道土産はやはり
「白い恋人」が一番嬉しいです。はい。


写真追加と、思うこと。

2006-09-24 17:05:38 | photo

先日のベイ・クォーターのエントリに、ちっちさんからコメントを頂いたので写真追加。
ランドマークとか写ってる写真を撮った場所から、ベイ・クォーター側に向かって。
他にも数枚撮っているのだが、何を狙って、何を意図して撮ったのか良くわからない
写真ばかりだったので割愛。撮った後で見直すと、我ながらあのとき何を思って撮ったか
良くわからないモノが良く混じってる。

ところで、写真を撮ってるときって、非常に気分が悪い。
なぜなら、ジロジロと見る人が多いから。
こっちも小心者なので、あまりジロジロ見られると落ち着いて撮ることが出来ず、本当は
もっと色んな場所や色んな構図で沢山撮りたいのに、あせってせわしなくその場を離れる
ことが多くなる。

なんで関東の人間は、あんなにジロジロと見るのだろう。

電車で人の携帯を後ろから覗き込むオッサンしかり、人が操作してる iPod mini の画面を
一生懸命目を細めて見ようとしているオニイサンしかり。
広島だったら、「ワレなに見とんじゃボケ」って絡まれること必至。

先日のエントリの写真も、ベイ・クォーターからと橋の上からと2カ所で撮っていたが、
橋の上にいたときなど、向こうから歩いてきた中年夫婦や若い数人組、みんな揃って
私や三脚に立てたカメラを何度も何度も上から下まで目線をやってジロジロ見て行った。
中年夫婦など、通り過ぎた後も振り返ってまで何度か見て行った。
明らかに、私とカメラを視線が行ったり来たりしているのがわかるのって、どうよ?

そんなにめずらしいか?写真撮ってるのが。

ベイ・クォーターにいたときも、私だけでなく他にも数人、デジカメや携帯のカメラで
みなとみらい方面を撮っていた人がいたが、フラッシュが光るたびに、そっち方面に
視線をやってる人達が。オマエら、猫か。

そんなに人のやってることが気になるものなのか?甚だ疑問である。
横並び主義と言うか、人の姿見て「よかった、他と同じだ」って安心感を得ているとか、
この場合はどちらかというと野次馬根性か?馬鹿も休み休みやれよ、ってカンジである。
それだけジロジロ見ていても、事故現場とかでは「我関知せず」って助けもしないで、
見るだけで行き過ぎるんだよな。ジロジロ見てノロノロ運転になって渋滞になっている
という現場を、首都高で何度も見たことがある。何もしない、何も出来ないのであれば、
そのままサクっと通り過ぎた方がよっぽど良いと思うがどうだろう。
人としてどうかと思うよまったく。

て、まあ、ジロジロ見られてるのを気にしなきゃ良いだけなんだが。
なかなかそこまで根性が無いもんで。


横浜でデジカメ。

2006-09-21 22:50:37 | photo

先日 BAY QUARTER 行ったついでに、ちょっと夜景を。
というか、本当はもっと沢山撮る予定だったが、なにせ台風一過の強風。
雨は降らなかったものの、コンデジと 4,000円の三脚では、風にあおられて三脚ごと
飛んで行きそうな勢い。「軽くて持ち運びしやすい安いの」がアダに。

この日は、三脚を使った初の夜景。
夜景はどうやってもブレまくっていたので、三脚の威力を確かめたいな、と。
それに、オートモードや夜景モードではなくてマニュアルで設定したらどうなるか、
シャッタースピードや絞りの影響が顕著に出るはずと思って。

まずは、例によってオートモードで↓こんなカンジ(クリックすると大きな写真に)。


なんか、めちゃ綺麗なんですが。
購入3年目にして、ちょっと驚いた。
いつも、こんなに綺麗に撮れてたっけ。三脚のおかげか。これで十分、ってカンジ。
データをみると、F2.8、ISO200、1/5" だそうだ。

次に、「シャッター優先」にしてみる。特に意味は無い。
シャッター優先の場合、最長で1秒までしか設定できず、このとき F5.6、ISO100。


それなりには撮れているが、なんかちょっと暗い。そういうもんか。

次は、マニュアル設定に。こちらだと、シャッタースピードは最大 16秒まで行ける。
思い切って4秒に、そして F3.5、ISO100。意味は無い。なんとなく。
一応、「範囲外」のマークが出ないので、良いのかなと。
で、↓こんなカンジ。ある程度予測してたが、まぶしい。


ところで、マニュアル設定だと感度も手動なのだが、シャッタースピードの事ばかり
考えていたせいで、変えるのを忘れていた。確か、感度を上げるとノイズが乗って
ザラついたカンジになると聞いていたので、まあ悪くはないのかもしれない。

というわけで、次は2秒、F5.6、ISO100。


これが一番好きかも。
いずれもホワイトバランスはオートなのだが、一番上のフルオートで撮ったやつが
少しオレンジ掛かっているのに対し、こっちはきちんと白い、というかハッキリと、
ってカンジだろうか。
雰囲気的には、暖かい色合いのオートも好きなので、今までケーキとか撮った時は
このオレンジっぽい柔らかい写真にしていたが、風景はこっちの方が好み。
それに、明かりの部分が少し眩しいくらいで、どちらかというと無難で大人しい
オートよりも生き生きとしている、と(個人的には)思うのだがどうだろう。
実はこの写真、先日のエントリのトップに使っている。

ただ、今回思ったのは、コンデジだとやっぱりマニュアルと言えど設定できる範囲が
限られていて、思い切ったことができないこと。
私のは、広角側で絞りが F2.8~F8.0。
F22 で撮りました、なんてケタが違ってますよお兄さん。
長時間露光は、無理っぽいなぁ。
やっぱ、デジイチ?

ちなみに、トップのみなとみらいの写真について。
これは、BAY QUARTER のデッキから、みなとみらい方面に向けてオートで撮影。
BAY QUARTER 内を三脚抱えて歩くには、まだ勇気がなくて車に置いてきたため、
柵に置いてしっかりと固定して撮った。
勿論、320万画素なので、拡大すればそれなりに荒いし、暗いところの粗さも目立つ。
しかし、この明るさは何だろう。
同じ位置から、キヤノンの 710万画素コンデジ A620 で同じくオートで撮ったら、
こんなカンジ↓になった。


確かに、この方が「夜景」ってカンジで落ち着いた雰囲気で良いのは良いが。
車のテールランプの長さから、A620 の方が圧倒的に短いシャッタスピードだという
ことは、わかる。逆に、これだけ撮れるのは凄いのかもしれない。
ただどちらかと言うとこのトップの写真の方、私のオリンパス C-740 UltraZoom の
方が好みかな。「オートでの出来」という観点では。


横浜ベイ・クォーター。

2006-09-19 01:46:28 | misc

先日のエントリの、横浜 BAY QUARTER(ベイ・クォーター)へ行ってきた。
色々と予定を考えていたこの連休の中で、唯一実行できた予定である。
髪を切るのは「突然思い立って行った」ので予定には入れてない。で予定実行率 20%未満。
予定って、立てれば立てるほど狂っていくというパターンが多い気がする。

ベイ・クォーターの目的は、須永辰緒サウンドプロデュースの BGM を聴きに。
プラス、横浜の写真を少し。
そう、買い物でも飲食でもなく。
18時半前くらいに到着したので、先にそごうとマルイに行ってお買い物。
そごうの2階と連絡通路で繋がっており、ベイ・クォーターができるまでは割と空いていた
資生堂パーラー前が、ありえないくらいごった返していた。
入り口の改装までは、やらなかったようだ。
ミッフィー展のせいか敬老の日のせいか連休のせいか知らないが、いつもより人が多くて
余計に歩きにくかった。人混みは、あまり好きではない。

買い物も終えて 19時過ぎ頃、同じ連絡通路を通ってベイ・クォーターへ。
台風来てたし、連休最終日だから遅い時間なら人もそんなに多くはないかも、という思いを
あっさりと裏切られて、入る店入る店すべて人に流され、外に出れば強風にあおられ、
いつもより湿度多めの潮風で肌をベタつかせながら、あっちこっちをウロウロ。
残念ながら、レコ番が BGM のプロデュースをしていなかったら二度と来ないのではないか
と思えるほど、私には縁のない店ばかりで、少し残念だった。

で、その BGM はと言うと。
各店舗が独自で流している音楽の音量が大きく、また台風の影響で風が強かったことも災い
して、実は殆ど聴こえなかった。
思ったよりも人が多く、喧噪にもかき消された、というカンジ。
風が弱ければきっと快適なのではないかと思える3階のデッキ部分も、今日の強風の中では
ゆっくりと座ってくつろぐのは無謀というもの。
あちこち歩いて良く聴こえる場所を探していたのだが、随分と妥協して5階から4階への
下りエスカレータ降りた辺りのヨガスタジオ辺りが精一杯だった。
お約束の、ボサノヴァをリミックスしたような曲が流れていたのは確認したが、それ以外は
人通りが多かったこともあってそそくさと移動したため未確認。
来る日を間違ったか。

とりあえず、むわっとした空気に堪えられず、3階にあるカフェ「 ask a giraffe 」へ。
隣に北欧系雑貨の「 George's 」がある。というか、カフェも George's の系列店?らしい。

カフェは、正面にランドマークタワーなどが見える。全面ガラス張りで、大した障害物も
ないため、ロケーションは良い。
なぜか、最近では珍しく分煙がされていなかった。
タバコを吸う人は良いだろうが、吸わない人は店員さんに一言断っておかないと、前後が
喫煙者だったということにもなりかねないのではないだろうか。
大きな氷が沢山入った 525円のアイスオレを流し込んで一服した後、ベイ・クォーターを
出た。滞在時間はカフェも入れて 40分くらいだったか。もう少し、何かあれば。
張り切って出掛けた割には消化不良。今後に期待、かな。


新曲ハマり中。

2006-09-18 08:24:05 | GarageBand

約4ヶ月近くも伸ばしていた髪をついにバッサリと。
おかげで別人になってしまい、鏡を見るたびに「誰?」ってカンジである。
口にくわえることが出来ていた前髪が、今は眉あたりまでしかない。

まあそれは良いとして。

昨日に引き続き新曲創作中。
大型台風13号も来ていることだし、今日は引き蘢りの方向で。
幸か不幸か、「なんじゃこりゃ」の状態にはならなかったので、そのまま進めることに。
先日のトラック公開からまた少し変動があり、現在ソフト音源トラック3つほど追加中。
例によって、手弾きレコーディング→ループ化してリアル音源、のためのトラックである。
ここまで来ると、如何にノーエフェクトのリアル音源が主体とはいえ、不要なトラックは
ミュートしておくなりトラックのロックをしておかないと途中で「演奏できない」って
怒られてしまう。そろそろ入力が面倒になってくる頃である。

ちなみにマスタートラックにはマルチコンプをかましているが、これを外しておかないと
ソフト音源トラックで1音でも弾いた瞬間に「スペック低くて演奏できない」となる。
したがって、通常はマルチコンプを外した状態で(それでもマーカーは真っ赤になるが)
作っておき、確認のために「 iTunes に書き出し」する時点でオンにして書き出す。
なので、一番効果を確認したいコンプの状態は、毎度ミックスダウンしてからという事に
なるため、書き出し中で何も出来ずにボケっとしている時間が多くなる。
ましてや、手弾き録音のためにいくつかミュートしているトラックを解除し忘れたままで
書き出ししてしまった時などは、iTunes で意図せずして鳴る腑抜けな音を聴くまで全く
気がつかない場合もあり、さらに時間のロスとなってしまう。
もう、GarageBand が動いているのが不思議なくらいの状態になってる気がする。

こんな具合で進めているワケだが、1コーラス後のブリッジが思いのほかハマらず、
今までほぼ確定としていた曲の構成を変えるべきか否か、悩み中。
「後は歌入れだけ」の状態まで持っていこうと目論んでいたが、あっさり断念。
今日はこの辺にしとこう。

せっかくなので、さわりだけ公開。
去年、初公開した時とあまり変わらない長さ分だけだが、音程は下げてるし、ベースが
入ってるし、少しは進歩を見て頂けるのではないかなと。
安いインナーイヤー型のヘッドフォンや、ディスプレイについている小型スピーカーだと
音が割れたり細かい音まで聴こえないかも。
MP3 だがビットレート 192kbps にしているので、サイズは大きく(約1MB)なって
しまったが、是非聴いていただいて、感想など頂ければ。

てことで、↓例の場所。
http://www.geocities.jp/tsuka315/dtm_top.html
■blog ちょいネタ。」のトコロの一番上。
創り始めてから、ついに 11ヶ月目突破。
1曲の完成までの最長期間を更新しそう。


新曲5割完成。

2006-09-17 06:09:15 | GarageBand

週中から週末にかけて、色んな予定が入って色んな予定が狂って、色んな予定が無くなった。
ブログがきっかけで仲良くしてもらってる Peach さんと会う予定もあったのだが、それも
直前まで調整していたが結局行けずじまいになった。
今日はミニライブがあったらしい。是非見てみたかった。

と、そんなワケで、中途半端な時間に中途半端な空き時間が出来てしまった。
せっかくなので曲を進めよう、ってことで、再び GarageBand 三昧。
しかし。
ガレバンのソフト音源にイマイチ望む音が無い→ SD-80 を暫く弄る→ソフト音源よりは
近い音が見つかる→ Z-Coder で打ち込み→ Sound It! で取り込み→ガレバンへ、という
七面倒くさい作り方から逃れられず、4時間掛かってやっとサビ終了。
例えば、ティンパニ1小節のために30分くらい掛かってしまう状況と言えば、なんとなく
この状態がわかってもらえるだろうか。
また、前回のエントリでも触れたが、ソフト音源で手弾きしたものをループライブラリに
追加した上でリアル音源に持っていくという作り方のために、そのループを再編集したく
なった場合は一度ソフト音源から作り直し、という2度手間は相変わらず。
リアル音源とソフト音源と外部音源( SD-80 )が一度にコントロールできれば。
って、そりゃ Logic とかの高価な DAW の範疇だな。
その場合、外部音源のパラメータも簡単に変更できて、かつ保存できれば言うこと無いが
高級 DAW って、そういうこと、できるのかな。カタログだけじゃ良くわからん。

もう少しやろうかと思ったが、あまり根つめてやってもね。
作ってる時は「いいカンジ♪」とか思ってても、翌日聴いてみたら、「なんじゃこりゃ」
ってのが良くあるので。

なので、今日はとりあえず、先にアートワークを作ってみた。
この曲で使おうと思って、今年の1月の大雪の時に撮ったものだ。
撮ったまま放置していたので、トリミングして少し弄って、文字を入れてみた。

てことで終了。続きはまた明日。


FPM な気分。

2006-09-12 23:38:48 | Favorites

部屋のあちこちに無造作に積み上げていた CD の整理をしていたら、久々に発掘。
FPM( Fantastic Plastic Machine )の CD。
てなわけで、片付けながら FPM 聴き中。
最近 MISSWONDA ヘビーローテだったり、GBUC にアップされている、好きな人の
曲を中心に聴いていた気がするので、こっち系は本当に久々。
とりあえず、「 The Fantastic Plastic Machine 」「 beautiful 」「 les plus 」と
順に聴いてきたところ。このまま、501、502 あたりへ行こうかと。

なんていうか、正直なところ最初は「 DJ?リミックス?何?」ってカンジだったのだが
(特にクラブなんて行ったことがなく、また行く勇気もなかったので)、それはただ単に
聴かず嫌いでしかなく、当時「 DJ ナントカ」さん達がメディア上で無意味に傲慢な態度で
「オレらは~」とか喋ってるのがちょっと気に入らなくて、かつ彼らの曲で踊っている人の
「ナリ」から勝手な想像で悪い印象を持ってしまったのが原因で、実はそんなことはなくて
結構奥が深く、「おおっ」と思わせるトコが多いことに気がついてからは、それなりに良く
聴いていたりする。
ちなみに、その「 DJ ナントカ」って人達のアルバムは全然聴こうとも思わなかったが、
小西康陽、須永辰緒、FPM(というかこの場合、田中知之)の3人だけは聴いていたため、
ジャンル分けしてモノを言う人からは、「ソレが好きなら、コレは好きなんじゃないの?
アレはどう?」みたいな良くわからない勧められ方をされたことがある。
そうじゃないだろ。音楽は。みたいな。
まるで昔、L'Arc が好きだって言ったら、聴いてもいないのに「えー。日本の歌謡曲だろ?
コスプレして歌ってる連中だろ?」って言ってたメタル野郎のようなカンジ。

まあいいや、それはおいといて。

ジャズやボサノヴァが良い具合に料理されていて、緩急織り交ぜてノンストップで流れる
これらのアルバムは全ておススメです。是非。
今回のエントリは、CD のレビューちっくに。

ところで、先月下旬に横浜に新しく出来た「 BAY QUARTER YOKOHAMA 」。
外観が表すとおり、アート・デザインにもこだわっているようで。
広場などの共用部分での BGM も月毎にコンピレーションされているそうですが、なんと
9月は 19時~23時の間は、レコ番・須永辰緒がサウンドナビゲータだそうです。
また、「 BGM を創り出す主なナビゲーター紹介」のところには、田中知之も。
行かなきゃ。9月中に絶対に行かなきゃ。


久々にガレバン中。

2006-09-11 22:31:42 | GarageBand

週末、久々に時間が取れたのでガレバン。
そろそろ、作り始めて1年が経つという、アレである。
取っ掛かりは良かったのだが、思ったような音にならない、歌を歌うとイメージぶち壊し、
そして作ってる自分でコードがわからなくなる、という何重ものトラップに見事に全て
掛かってしまい、何度も頓挫した、アレである。
そろそろ良いだろう、と思って、また作り始めたのだがー。

結局、継ぎ足しに継ぎ足した結果、現時点で次のようなトラック構成になっている。

 01○イントロのシーケンスフレーズ Pan-Left
 02○イントロのシーケンスフレーズ Pan-Right
 03○イントロのシーケンスフレーズ フェードさせるトラック Pan-Left
 04○イントロのシーケンスフレーズ フェードさせるトラック Pan-Right
 05○SD-80 で作った SFX っぽい音
 06○SD-80 で作った SFX っぽい音(05を少し遅らせて発音)
 07○ドラム(キックのみ)
 08○ドラム(ハイハットのみ)
 09○ドラム(スネアのみ)
 10○ドラム(タムなど)
 11○ギター( UA-3FX 経由で取り込み、現在挫折のため未使用)
 12○シンセベース
 13○左右にパニングするエレピ
 14○左右にパニングするエレピ フェードさせるトラック
 15○エレピ
 16●エレピ(15のリアルトラックの元、手弾き用)
 17●TR-909 打ち込み用
 18●TR-808 打ち込み用
 19●シンセベース 打ち込み用
 20●エレピ(13,14 のリアルトラックの元、手弾き用)
 21●パンフルート(メロの仮入れ用、手弾き)
 22●ドラムキット(一時 07~10 のリアルトラックの元だった、現在未使用)
 23●ストリングス(ブリッジのストリング用、入れるか悩み中)
 24○ボーカル(あまりのイメージぶち壊しのため、入れた歌は削除したまま)

珍しく、24 トラックも使用し、うち8トラックがソフト音源である。
○がリアル音源トラック、●がソフト音源とラックである。
G4 867MHz の Quick Silver 2001 に、このトラック数は無いだろう。
思わず、自分でツッコミを入れたくなるような構成である。
去年、この曲を作り始めるまでは、せいぜい8トラックも使えば多いくらいだった。

もちろん、これらのトラック全てが鳴るわけではない。
というか、マシンスペックが低すぎて、鳴らすことが出来ない。
写真を見てもらうとわかるが、ソフト音源トラックはことごとくミュートされている。
(一部、未使用のリアルトラックも含む。)
理由は簡単で、例えばリアル音源トラック 15 のエレピの場合、こんなカンジで作る。

 ・まず、リズムトラックだけを鳴らしながら、ソフト音源トラック 16 でエレピを
  手弾きレコーディングする、または編集画面で修正する。
 ・出来た部分を4小節なり8小節で切り、「ループブラウザに追加」する。
 ・ループブラウザを開き、今追加したループをリアル音源トラック 15 にドラッグ
  してソフト音源→リアル音源に変換する。
 ・ソフト音源トラック 16 の方はミュートする。

リアル音源トラックと同じ楽器を設定しているソフト音源トラックが存在している場合、
大抵はこのようにして作っている。

なぜなら。
ソフト音源のままでは、鳴らせないからである。
繰り返すが、マシンスペックが低いのである。
エフェクト込みでソフト音源で作るため、そのループをリアル音源トラックにドラッグ
した時には、そのリアル音源トラックはノーエフェクトで済む。
たかがリバーブ1つと思う勿れ。トラックが増えるとバカにできないのである。
エフェクトのちょっとした修正や変更は出来ないが、ソフト音源の方を残しているので、
必要になればまたソフト音源のミュートを外し、エフェクトを替えてループブラウザに
再度追加し、またそれをリアル音源に持っていけば良い。

良い、とはいえ、これは非常に面倒なのである。
面倒なのだが、こうしないと途中で「あんたのマシンはスペックが低いので、これ以上
演奏を続けることはできませんよ」って怒られて止まるのである。
GarageBand 以外のアプリを使う時には、スペックが低いことを微塵も感じさせる事が
ない Quick Silver 2001 であるが、さすがにガレバンはそうはいかない。
G4 Cube からの買い換えであったためにクロックは約2倍、メモリもいきなり4倍以上
積んだ Quick Silver は、体感速度が劇的に変わって、感動すら覚えた記憶がある。
買って間もなく換装した Seagate の流体軸受け 7,600rpm の HDD も貢献していた。

発売からかれこれ6年目を迎えようとしている。
ガレバンとDVD のエンコード以外はこれと言って不満が無いだけに、また Mac Pro が
予想以上に高かったのと、その下が一体型の iMac か Mac mini になってしまうことが、
買い換えを踏みとどませられている原因か。
同時期に Windows マシンを購入した知人が、Windows XP SP2 が重すぎて、トロくて
使い物にならない、フリーズしまくる、と言っていたのに比べるとまだ幸せなのだろうが、
上記のような多少の手間は掛かるが「全く使い物にならない」というわけではないという
この状態、いつまで引っ張るだろう。

…などと、いろいろと雑念が入ってくるおかげで、やっぱり作業が進まない。
現在、やっとサビ周辺まで入力完了。ただし、ボーカル抜き。
やっぱ、ウイスパーボイスで可愛く歌ってくれるボーカル募集しようかな。