限りなくmoonshine...

GarageBandなどDTMネタとバンドネタと甘いもの中心に。たぶん。

ループ切り貼り続いて。

2005-11-29 23:59:59 | GarageBand

ループ切り貼り続いて。

ギターのリフを作ってみる。
何度か記事にしているが、私はギターを持ってはいるが殆ど弾けない。
音を採るために弾いている程度である。
でも、曲を作り始めると、やっぱりギターの音が欲しくなる。
ソロも当然だが、コードのバッキング、それもキレの良いカッティングが。
そういうわけで、以前書いたように MML でギター打ち込みとかやってるわけで、実は
全く気に入らないのだがこれが精一杯の現実なので諦めてガマンしている。
最近はループのおかげで、生のギターを簡単に入れられるようになった。
が、思った通りのコードで、思ったような音で刻んでいるループを探すとなると、これは
非常に至難の業というか、砂漠で指輪を探すようなもんである。

世の中には便利なものがあって、例えばサンプラーや Virtual Guitarist のようなソフトを
使えば、MIDI のような人工的な感じではなく、極めてホンモノっぽい音でギターの音を
作る事が出来る。実際、この手のソフトで作られたギターはとても自然で、ホンモノとの
聴き分けがつかないくらいである。

がしかし、これらのサンプラーや VST インストゥルメントが使える Logic のような
プロ向け高級 DAW ソフトを持っているなら、また持っていたとしてポンポン買える
ようなお財布事情であれば、こんな苦労はしていないだろう。
Logic Pro は約10万円、Virtual Guitarist は 3.7万円である。
そう。音楽やるにはおカネが掛かるのである。

無いなら作ってしまえ♪ってのは、昔から良くやっていた事なので、今回も今までと
同様に作る事にする。
ラッキーな事に、DTM Magazine に、「素材として使ってください」ということで
多彩なオーディオ素材が付録として付いている。しかもライセンスフリーで使える。
2005年10月号にギター素材として、小川悦司先生のギター素材が。
色んなコードでのバッキングパターン、アドリブなどが惜しみなく収録されている。
これを加工してみる。

まず、この中から1つ「元」となるオーディオ素材を選ぶ。
とりあえずこれはワンショットと言われる「ループ」ではない状態で収録されていたので
オーディオファイルを Apple Loop 化するツール「 Soundtrack Loop ユーティリティ」
に取り込んでみる。BPM 100 らしい。適当にキーワードを決めて保存。
で、ループ化出来たので早速 GarageBand へ。
出来たファイルを GarageBand 上にドラッグ&ドロップするだけである。簡単。
ループ化されているのでテンポに追従してくれて、2小節のフレーズとして取り込めた。
これをギターのバッキングにしたいので、とりあえず長さを短くする。
ループの端っこをマウスで掴んで、左にググッとドラッグするだけである。簡単。
ちなみに、作りたいバッキングパターンは、前回 MML でやったときと一緒。
またこれかい、って、すみません、好きなパターンなんです。
で、とりあえず長さを短くして作りたいパターンに並べて、聴いてみる。

んー。なんだかなあ。全然ダメダメですな。

短くしたループの終端部分の波形がきちんと処理されていないようで、プチプチとノイズが
入ってしまっているうえ、並べたループとループの繋ぎ部分が極めて不自然である。

少し考えて、2トラック使う事にした。
最初のループはトラック1、次のはトラック2、その次はまたトラック1…とすることで
ループの繋ぎ部分の不自然さを解消しよう、と。
そのため、4分音符や8分音符の長さできっちりと切っていたループを、後ろに32分音符
延ばして、次のループの音と重なるようにする。
これで多少は滑らかなフレーズになった。

しかし、何か違う。
そうそう、アップストロークの音とダウンストロークの音量が同じなのが原因だ。
前回の MML の時と同様、強弱が無いので「ノリ」が全然ない。
というわけで、アップストロークの時の音量を少し下げてやる。

だいぶ良い感じ。ただ、何かが足りない。
これも前回の MML の時同様、空ピック音が無いので、不自然に休符が入って聴こえる。
幸いな事に、10月号付録には、この「チャッ」っていうミュート音まで収録されている。
これをトラック3に乗っけて、音量を適当にセット。

というわけで、完成したのがこれ。
例によって、1つの MP3 ファイルに纏めてみました。

1回目は、収録されていたギターの素材そのまま。
2回目は、とりあえず作りたいパターンで並べただけ。
3回目は、トラック2つに分けて並べたもの。
4回目は、音に強弱を付けたもの。
5回目は、空ピック音も入れてみた完成品。

となっている。
これを iTunes に書き出して Apple Loop 化してしまえば、新しいループの完成。
リージョンピッチを変える事で、ある程度のコードは作れる。

しかし…。
これだけ時間を掛けて作ったにもかかわらず、使うかどうかは…なんだよなぁ。
やっぱ、生のギターを聴いちゃうと、あまりの不自然さに使う気にならないんだよね。


制作環境:
PowerMacG4 867 (Quick Silver) , MacOS X ( 10.3.9 )
GarageBand 2.0
Soundtrack Loop ユーティリティ( Apple 提供の無料のツール)
DTM Magazine 2005/10 付録
UA-3FX

# ループ切り貼り続いて。



ループ切り貼り。

2005-11-26 23:59:31 | GarageBand

今回は、ループの切り貼りについて。

たぶん、定石などは無く、作る人の数だけ方法があると思うので、飽くまでこれは今回、
新曲のイントロで使った加工ってことで。
ループ使った曲はまだ2曲目だし、「その程度か」と思われる部分も多々あると思う。
が、よく「 GarageBand って、ループ貼ったら簡単に曲が出来るけど、それだけだよね、
同じような曲になっちゃうし、すぐに飽きちゃって。所詮オマケだね」なんてことを、
Blog などであっさりと一言で片付けている人が結構いて。
そういう人は、GarageBand Users Club に行けばその考えも改められると思うが、
その前に「この程度の加工だけで、パターンは無限に広がりますよ」ってことが言いたくて
書いてみた。
なので、ループ作りの参考とかには、ならないと思う。
もっともっと上手く使ってる人は、上記のサイトにゴマンといる。

曲を作る過程を記事にしている人も少なかった、という理由もある。

閑話休題。
今回の新曲「 snow(仮)」でイントロに使っているループは、GarageBand に標準で
付いてくる Apple Loop、「 Deep Electric Piano 01 」。
雰囲気が良かったので、これを弄る事にした。

まず、このループはキーが Cm、8拍のフレーズだが、 4拍半以降はバッサリとカット。
「半」という中途半端なのは、丁度ここまでの音符が欲しかったから。
そして、残った4拍半を2拍+2拍半に分ける。

次に、分けたループ前半2拍のリージョンピッチを「 +4 」にする。つまり、4度上げる。
同様に、後半2拍半は「 -3 」つまり3度下げる。

これを、2トラック目にコピーして、1トラック目はパンを左寄りに、2トラック目は
右寄りにする。ついでに、2トラック目の方は、1トラック目よりも2拍後から鳴るように、
ループの位置をずらす。

あとはエフェクトを色々と弄って、出音の調整。
テンポも、標準の「 120 」から「 174 」に変更。

この4ステップで、微妙に元のイメージを残してはいるが、新しいループが出来た。
後は同様にリージョンピッチを適当な値に上下させる事でコード進行ができあがるので、
それを繰り返しコピーすれば完了。
それなりにお手軽だと思う。
たったこれだけの事をせずに、「同じような曲になるから飽きる」なんて勿体ない。

ちなみに前回同様、この過程を1つの MP3 ファイルにしてみました。
こちらで聴けます。

1回目は、標準のループ「 Deep Electric Piano 01 」をそのまま鳴らしただけ。
2回目は、4拍半で切って、前半と後半で別のリージョンピッチを設定したもの。
3回目は、それを左右のパンに振ったもの。
4回目は、それにエフェクトを設定して、テンポを 174 に設定したもの。

4回目のが、以前 10/12 に「試聴できます。」で公開したモノというわけである。
どうでしょう。
ああ。GarageBand って、すばらしい(笑)。


制作環境:
PowerMacG4 867 (Quick Silver) , MacOS X ( 10.3.9 )
GarageBand 2.0
UA-3FX

# ループ切り貼り。



MML で打ち込み。

2005-11-24 23:59:59 | DTM

先日、ちょっと触れた MML の続き。

音符を五線譜の上に並べていくようなグラフィカルなエディタと違って、文字ばかりで
どう見ても分かりにくそうなこの MML( Music Macro Language )。
しかし、Z-Msuic には強力なコマンドが多数揃っていて、この手の「面倒な」入力が
非常に簡潔に記述出来るようになっている。

例えば、このエントリトップの楽譜にあるようなリズムを刻むギターを入力する場合。
( GarageBand の機能でお手軽に楽譜表示しているので2段になってしまってますが)

巷の MIDI 入力が出来るシーケンサや DAW であれば、まずはこの音符の通りに入力する
と思われる。
これを、Z-Music でやろうとすると、次のようになる。
(ただし、音源の設定や基本的なトラックの設定は省いています)

  L4 o3 'cgb       'c8gb
おそらく、「何のことだかさっぱり」だと思う。私もそう思う。
今回は MML の解説ではないので、細かい説明は省略するが、とにかくこれで上の楽譜の
リズムが鳴るワケである。

しかし、これは「いかにも打ち込みました」な、とても微妙なギターのフレーズである。
とてもギターのフレーズとは思えない音、である。
なので、これを「それらしく」するために修正していく。

まずは「音の強弱」を付けてみる。
ギターに限らず、ピアノでもバイオリンでも、どの音も毎回必ず同じ強さで鳴るはずはなく、
弱く弾いたり強く弾いたりすることで、曲に高揚ができる。
特に今回のギターのような「リズムを刻む」ものの場合は、特定の場所で音に強弱を付ける
ことによって、リズム感が出てくる。
シーケンスソフトで言う「ベロシティ」というものなのだが、普通は1音1音音符を選んで
プロパティのような場所で数字を変更して…という作業を、音符の数だけ繰り返す事になる。
または、音符を並べるような編集画面ではなく、数字が沢山並ぶ「ステップ入力」などと
呼ばれている画面に変更して、これまた1音1音、全ての音符に対して修正をする。
この時点で、「うきー!」となって入力をやめたくなる。
ベロシティを、グラフィカルに書けるツールもあるにはあるが、アレはアレで「滑らかに
変化する」のは書きやすいかもしれないが、1音1音特定の数値に変更するには、多少なり
技術がいる(ものだと思っている)。

では、MML の場合はどうかというと、

  Z122,122,118,118,110,118,120
  'cgb   'c8gb
「 Z122,・・・・」で始まる1行を足しただけである。
これは、Z-Music 独自の仕様なので、着メロ作成ソフトなどの MML では使えない。

これで多少は強弱が付いたが、まだまだリズムにノリが無い。
実際にギターを弾くと解るのだが、上の楽譜で休符のところは、ギターを弾かないのでは
なくて、弦をミュートさせて「ジャッ」って鳴らしてる事が多い。
これをシミュレートしてみた。

  Z122,122,100,118,100,118,110,118,100,120
  'cgb   'c8gb
先ほどのに加えて、休符のところに極々短い音(64分音符)を入れ、かつ音量をここだけ
少し落としてある。
これで多少はノリのようなものが出て来た感がある。

しかしまだまだ「打ち込みました」感が抜けない。
これもギターを弾くと解るのだが、ギターって6弦あって、それをピックで弾いているけど
6弦ともピッタリなタイミングで同時に弾く事はほぼ不可能である。
いわゆる「ジャラ~ン」って鳴らす訳なので、1弦1弦が少しずつズレて鳴るはずである。
こうなると、音符を並べれば入力出来るようなソフトでは、高度な編集画面を使用するか
数値の足し算引き算をしながらステップ入力で地道にズレを表現するか、になる。
高価なソフトなら、これらを自動化してくれる機能があるかもしれないが、少なくとも
Singer Song Writer 4.0 for Mac には無かった(ハズ)。
とてもじゃないが、初心者が入力しようとすると至難の業というか、とたんに難しくなる。

これが、Z-Music だと、これだけで良い。

  Z122,122,100,118,100,118,110,118,100,120
  'cgb '  c8gb
今までと違うところは、和音を表す ' '(シングルクォーテーション)の括りの後ろ側に、
「 ,2 」などと、カンマと数字が入っているだけである。
これだけで、「シングルクォート内の音階を、2 tick ずつずらして鳴らす」という意味に
なり、「ジャラ~ン」と弾いたようなカンジが簡単に表現出来る。

とはいえ、解らない人には全く意味が見えないと思うので、実際にどうなるのか聴いて
みましょう。こちらにあります。
1つの MP3 ファイルに、上で行った4つが順番に入っています。

1回目は、「ただ入力しただけ」
2回目は、「強弱のみ付けてみた」
3回目は、「空ピックを入れてみた」
4回目は、「音の出を遅らせて、ジャラ~ンとしてみた」

となってます。
どんな高価なソフトが出ても、MML でエディット出来る機能を持ったソフトは無い。
慣れれば、やりたい事が簡潔に、しかも簡単に書けて、重たいソフトを起動しなくても
テキストエディット( Windows では notepad )さえあれば書けてしまう。
このお手軽さが、いまだに使う事がある理由だと思う。

そりゃ楽譜に比べたら、見た目は全然「音楽」っぽくなくて、可読性は低いけど。


制作環境:
PowerMacG4 867 (Quick Silver) , MacOS X ( 10.3.9 )
Z-Coder 1.2
SD-80 ( native mode )
A-33(音確認用)
UA-3FX

# MIDI 打ち込みギター


※Z-Music を多用されている方、稚拙な内容ですみませんでした。


知りませんでした。

2005-11-21 23:59:59 | Favorites

Bill Evans。
言うまでもなく、お気に入りのピアニストである。
ビレッジバンガードで奏でられる繊細で暖かなピアノの音色は、初めて聴いた時にすぐに
虜になってしまったほど、心に響く。

先日、いつものレンタル屋に行った時、Bill Evans のコーナーに見慣れない CD が1枚。
おかしいな、殆ど持ってると思うんだけど。
このジャケットには全く覚えがない。
タイトルが「 summertime 」だし、どこかのレコード会社が出したコンピか何かかな。
なんて思いながら、ろくすっぽ内容も確認せず、おもむろに掴んでカウンターへ。

帰ってすぐ、CD プレーヤーに突っ込んで再生。
なんか、違う。違和感アリアリ。
というか、音が新しすぎる。曲調もそうだし、空気感も。
何て言うか、80年代の、クロスオーバーとかフュージョンとか言われてたジャンルの音。
1980年に亡くなる直前は麻薬でボロボロになっていた Bill Evans だが、Miles Davis の
アルバムからずっとヘビーローテーションで聴いているこの耳には、ちょっと馴染まない。

でも、何か悪くないな。結構いいかも。
って思ってジャケット裏を見てみたところ…。

  Bill Evans ( Saxophone )

サックス…ですか。一体、いつの間にピアノから転向?
なんて思って良く見たら、1989年発売だそうで。もうこの世にいないじゃん。
調べてみたら、サックスで同名の方がいらっしゃる。
というか、マイケルブレッカーとかとも演ってるみたい。

確かにこのアルバム、サックスが全面に押し出されてる。
ピアノの Bill Evans ではないけど、これはこれで結構好きかも。

というわけで、知りませんでした。サックスのビル。


OASIS@代々木。

2005-11-20 23:57:59 | Favorites

行ってきました。
早めに出て、表参道をウロウロ…の予定が、金曜日に徹夜して朝帰りだったのが尾を引き、
起きたのは 14時。色々と買い物を済ませているうちに、殆ど代々木体育館直行の時間。

17時開場 18時開演のところ、たぶん5分程遅れて始まった。
結論から言うと、やっぱ生 OASIS の迫力は凄かった。良い。とっても良い。
ステージは非常にシンプルで、大げさなシカケもスクリーンもなかったけど、別にそんな
オプションはどうでも良いと思わせてくれる、歌の迫力。
セットリストははっきりと覚えていないんだけど、おおよそこんなカンジ。

まず、オープニングは「 Fuckin' In the Bushes 」。
リアムくんが出て来ず、「ん?」ってカンジのまま開始。
ステージ上が暗くて、他のメンバもどこにいるか見えず、キョロキョロしているうちに
リアムくん登場。
そして、ニューアルバム1曲目の「 Turn Up The Sun 」。
続いて「 Lyla 」「 Bring It On Down 」と来て、早々に「 Morning Glory 」。
これで盛り上がらないはずは無いよなぁ、って曲順でした。
4曲目にして、すでに大合唱状態。

と、終わると同時にリアムくん退場。
そして、お兄ちゃんノエルくんタイム。
2~3曲、熱唱してたかな。曲はなんだったか忘れてしまいました。
ニューアルバムの「 The Importance Of Being Idle 」やってたような。
独特のリズムなので、忘れないです。

その後リアムくん復活で何曲か歌った後、水を飲んで、少し間を置いて一言。
「 Acquiesce. 」。
待ってました、ってカンジでこれまた皆さん熱唱。良く歌詞を覚えているなと感心。
「 Champagne Supernova 」あたりの頃には、かなり盛り上がってました。

終わった後、リアムくんが「 this...surprise ! 」と言ったので、「何?」と思ってると
次いで出て来た言葉は「 Rock N' Roll Star 」。
驚きました。ここで生を聴けるとは。もー、めっちゃ嬉しかった。
ところが、この曲で全員退場。最後の曲だったのね。

すかさず、会場全体に響き渡る手拍子。名前を叫ぶ声。
出て来たリアムくん、何か一言言って、「 Guess God Thinks I'm Abel 」が。
続いてギターの人が作曲したという「 The Meaning Of Soul 」。
これ聴きながら、「あれ?アノ曲をやってないなぁ。そんなハズはないよなぁ」って
思っていたところ、曲が終わるとリアムくん退場。
予定通り、ノエルくんがおもむろにギターを弾き始め、「 Don't Look Back In Anger 」。
これはもう、会場全体が大合唱と言うか、ノエルくん途中で高音部分歌ってないし。

終わって出て来たリアムくん、「 Last one...See you , next time !! 」って。
ああ、本当に最後の曲なんだ、何をやるんだろうと思ってたら、「 My Generation 」。
予想すらしていなかったのだけど、一部凄い盛り上がりで掛け合いをしていたブロックが
ありました。OASIS のライブで定番なのかな、と思いつつ、飛び跳ねてました。

新しいアルバム中心に、昔の曲も織り交ぜており、幅広く楽しめるセットリストでした。

ただ、席がアリーナのDブロックだったので…。
代々木って、年に多いと4~5回ライブで行きますが、今までアリーナでは平均Bブロック、
悪くてもCブロックのミキサー卓よりも後ろになったことはありませんでした。
主催者先行予約で、サンクスで購入したのに、アリーナD。
思ったよりも音は良く、非常に聴きやすいライブでしたが、3つほど前の席で携帯電話を
ペンライトか何かの代わりみたいにしてフォトライト付けて振り回してたおバカ集団の
おかげで、ただでさえ豆粒みたいなだけに、あまり良く見えませんでした。
あの歌うときのポーズで、「リアムくん、だろう」くらいな判別で。
携帯で写真撮ってるヤツもいるし、ペットボトルのキャップ持ち込み禁止って書いてるのに
普通にバッグからお茶出して飲んでるヤツはいるし、非常識なのが多いのには驚きました。
通路でタバコ吸ってるヤツとかも。
ゴスロリのコスプレとかしてる人が多い某バンドのライブでは、そんなの見なかったけどな。

とりあえず、次回は、せめてノエルくんの立派な眉毛が判別出来るくらいの位置が良いなあ。


流星群。

2005-11-18 04:31:44 | Favorites

せっかくのしし座流星群が極大日だってのに、仕事から帰る 23時頃は曇っていた。
昨日満月を迎えた十六夜の月すら、雲に隠れて見えない。
数は少ないが、11月中みることの出来るおうし座流星群とあわせて、ゆっくりと楽しもうと
思っていたのに…。

明日は何とか見れるかな、なんて思いながらコンビニに買い物に出た午前3時半。
雲は東に流れ、月は煌煌と明るく、沢山の星が見えていた。
今年は火星が近いため、おうし座は非常に見つけやすい。
しし座は、街灯と月の光で極方向が非常に明るいため、少し位置をずらして空を仰いだ。
たくさんの流星を期待して、多少方向が違っても流れてくるだろう、という希望とともに。

タバコ2本。見上げること15分くらい。
この時期の星座は何だったかな、と、小学生の時に星が好きで、いつも星座盤を見ながら
星を指で繋いでいたあの少年は、20数年後の今では殆ど思い出せないくらい空を見ていない。
冬の大三角形をなす有名な星座を中心に、おうし座方向まで視線を流していたそのとき。

一筋の閃光が目の前を横切った。

なんだか急に嬉しくなって、ひとりでニヤニヤしていた。
寒かったし、明日も早いので家に入ろう、と思ったが、もう一本吸ってから入ることにした。
同じマンションの子供達と一緒に見た、数年前の「雨が降るように」流れる流星も良いが、
こうやって独りで見る、たまにしか流れない流星も良いもんだな、と思った。

あくびが出るほどゆっくりな雲の動きを見逃していたら、時間が止まっているのではないかと
錯覚するくらいの静寂と、肌を刺す澄んだ空気。
何時間でもいることができそうなこの空間に別れを告げて、暖かな部屋に戻った。

Meltykiss の CM。

2005-11-17 04:15:08 | Favorites

どなたか、ご存知の方がいらっしゃったら教えてください。
今年の Meltykiss の CM で流れている曲のアーティストと曲名を。
めちゃめちゃお気に入りです。

秋から連発する限定チョコ、とりあえずコンビニにあるものについては一通り、本当に
一通り全部買って食べてます。
先日、たまたま珍しく民放テレビを付けていた時に、ふと耳に入って来た曲に反応して
しまいました。それがこの、Meltykiss の CM でした。

明治製菓のサイトに行ってみたのですが、情報はなし。
もしかして、CM オリジナル曲?とも思ったのですが、今のところ他に情報なし。
この CM 自体、最近なのでしょうか。

ちなみに Meltykiss のコマーシャルでググると、出ている女優さん?(相沢紗世さん)
のことについては色んなブログで話題に上っている模様。
この女優さんを知らない上に興味もなく、誰も話題にしていない曲の方に興味が出てる
というのはオカシイのかな?と思いましたが取り敢えずスルー。

で、何故この曲に反応したかは…。聴いてもらえばわかります、たぶん。
明治製菓のサイトで CM が見れますが、微妙に重たい Flash 使ってます。
回線の細い方は要注意かも。


小西×須永×MURO。

2005-11-16 02:38:24 | Favorites

宅録の方やミキサー屋さんを目指す方々御用達?の雑誌、サウンド&レコーディング
この12月号増刊号が凄い。

「 GROOVE AUTUMN 2005 」というタイトルで発売中です。
分かる人は、表紙ですぐに分かると思います。
小西さんがレコードを漁ってます。

サウンド&レコーディングは毎月買っている訳ではないので、これが発売されている事は
知らなかったのですが、本屋で表紙を見た瞬間、「!」と思って掴んでました。

小西康陽×須永辰緒×MURO という、ありえない豪華キャストのロングインタビュー。
私自身は DJ を目指している訳ではないので、「役に立った」かどうかはともかく、
そんなことよりもインタビューが面白かった。
というか、もうスケールが全然違いすぎて。
1ヶ月のレコード購入金額が、新入社員の年収よりも多いらしいです。
常時1万枚くらい持ってて、いらなくなったら売る、売ったら補充する、みたいだそうで、
「こんなカンジの」って言われたら、1万枚くらいがどこに何があるか思い出せる丁度良い
枚数だそうな。それを、さらっと言い放ってる。

ともかく、好きな人は一度立ち読み or 購入をオススメ。
サウンド&レコーディング自体が、そんなに大量発行されている雑誌ではないので、この
増刊号ともなると、発行数は少なめかも。大きめの書店の音楽雑誌コーナーへ GO♪



こんなの読んでたら、クラブに行ってみたくなりました。
行ったこと、無いっす。連れてって。


Z-MUSIC。

2005-11-15 23:51:52 | DTM

今作っている曲で、ギターのカッティング、それも出来ればシャープ目な、キレの良い
アコースティックなものが欲しくなった。
結果はわかっていたが、とりあえず自分で弾いてみる。

キレが悪い。まったりしている。エレキで弾いているので加工してもエレキ感満載。
さらに、押さえ切れていない弦の音がビビリまくって、ちっとも奇麗じゃない。
ギター弾きじゃないので、これが限界か。

これじゃいかーん、と思い、一応 GarageBand のループを聴き漁ってみる。
一通りは聴いているので期待はしていなかったが、やはり何度聴いても欲しい音がない。
というか、変に凝ったリズムで刻んでいたり、オブリが入っていたり、エフェクトが深く
掛かっていたりで「ちょっとな」ってカンジである。
純粋に「じゃーじゃーっじゃーじゃー」って(どんなだよ)刻みが欲しいのである。

というわけで、久々に MIDI 音源登場。
SC-8820 でも、インサーションエフェクトのおかげでそれなりにギターの音は良かった
のであるが、SD-80 はそれをさらに上回っている(ような気がする)。
良く聴けば「打ち込み」だとすぐにわかってしまうのだが、妥協も大切かなと。
ギター、弾けないんだから。

そうなると、普通は MIDI シーケンサなり DAW なりでコードや音符を入力して…と
なるところだが、実はそうも行かない。
使い慣れていた Singer Song Writer は MacOS9 用だし、GarageBand は外部音源に
対応していない。MacOSX 上で動くシーケンスソフトを持っていないのである。

で、何で入力しているかと言うと、「 Z-MUSIC 」。正確には「 Z-Coder 」。
昔のパソコン X68000 上で動作するシーケンスソフトであった Z-MUSIC が、いろんな
プラットフォームに移植されているのだが、それの Mac 版である。
なんといっても、出た当初から完全フリーなのである。
ただし、今どきのグラフィカルなエディタと違って、テキストで記述する。
ピンと来ない人もいるかもしれないが、携帯電話の着メロを作る時に使う MML だと
思ってもらえばわかるかと。というか、MML そのもの。

詳細は色んなサイトで紹介されていて割と有名なのでそちらに任せるとして。
例えば、「ドレミファソラシ」と鳴らしたければ、

  cdefgab

と入力しなければならないという、わからない人には全然わからない仕様である。
が、音符を置いていくようなグラフィカルなエディタの場合、音符の入力自体は簡単でも
モジュレーションやアフタータッチ、ピッチベンド情報を入力しようとすると、とたんに
面倒な事になる。
画面を複数開いたり、マウスで奇麗な曲線を描かなければならなかったり、とにかく音符と
その他の情報を別々の場所で行わなければならない事が多い。
また、1音1音別のベロシティで入力したい場合など、発狂モノである。

しかしこの Z-MUSIC の場合、例えばベロシティを1音ごとに8つ分変えて鳴らしたいと
言うような場合、

  z127,120,80,85,92,110,127,110 cdefgfed

といった具合に、簡単に書けてしまう。
また、7連符などの変わった連符でも

  { cdefgab }

だけで良いし、和音にオートベンドを掛けたいような場合など、

  @B0,8192,48,144 ' ceg '

とするだけで、弾き始めて1拍後に、付点二分音符の時間を掛けて1オクターブ上まで
ゆっくりと上昇するオートベンドになるのである。

昔、この X68000 というパソコンを使っていた頃は、こういった入力方法が主流であり、
またこの方が効率が良いという、一見すると首を傾げられそうな環境だった。
そう。
その昔の環境そのまま Mac で出来てしまう、というところに惹かれて、最近またこれを
使い始めたワケで。
昔取ったなんとか、で、本当にサクサク入力が出来てしまう。
問題は、そのまま手軽に GarageBand に取り込めない事。
やっぱり、最後のミックスダウンはガレバンに頼る事になるので、ここの行程をなんとか
簡潔に済ませられる方法を見つけないと、MIDI オンリーで妥協しかねない。
それに、やはり MIDI だと「打ち込みっぽさ満載」になりがちなので、どうしても本来の
作曲とは別のところに力を注がなければならない事は事実である。

そりゃもう、高級な DAW ソフトでも買えば、そんな思いもしなくて済むかもしれません。
が、こんなローテクを駆使して作るのも、実は楽しかったりする。

こうやって出来たギターは…次回までには上げます。きっと。


スパークリングワイン。

2005-11-13 22:47:14 | Favorites

椎間板ヘルニア再発のせいで、酒を飲むと腰に心臓が来たみたいにバクバクなって
立ち上がるのも大変な状態になってしまう。

が、胡都さんトコアスティの話が出て、久々に飲みたくなった。
本格的なワインはあまり飲まないが、スパークリングワインは時々買って飲む。

そういえばいつか写真撮ったなぁ、と思って iPhoto を漁ってみたところ、アスティ
ではなく、ロジャー・グラートの写真が出てきた。
ロジャー・グラート・カヴァ・ロゼ。
色んなメディアで取り上げられたため、話のネタに飲んでみようかと思って、去年の
クリスマス前にネットで購入。かなり安く手に入れた記憶がある。
普段は白が多く、ロゼもあまり飲まなかったのだが、これは当たりだった。
というか、ワインを語れるほど飲んでないので、「美味しく頂けた」ということで。

肉の写真はあったけど、ケーキの写真がなかった。私としたことが。



というわけで、今日は久々にスパークリングワインでも買って来よう、と思っていた
のだが、昼過ぎに起きてダラダラしてるうちに買いに行くタイミングを逃してしまった。

来週にしよう。