いや、どちらかと言えばたぶん間違いなくSの方であり、放置プレイは、するのもされるのも特に
好きではないんだけど。ここのブログはまさに放置プレイ状態だった。
2ヶ月くらい前から公私共々いつもに増して時間的に余裕が無くなり、特にこの1ヶ月半、つまり
cat-o'-nine-tails のカフェライブ後は、何がどうなっているのか訳がわからないまま今日に至る。
1年のうち大半は他の風景の一部と化して、特に目に止まるでも無くただの木々の群れ1つにしか
見えていない桜も、「ああ、ここもそうだった、そういえば去年も」と思い出させてくれるくらい
派手に色づいて、そして散った。今はまた他の風景の一部と化して、新緑の群れの1つになった。
トップの写真は、バイト中にふと目に留まった桜。雲ひとつ無い青空に、とても映えていた。
2週間くらい前だったかな。
というか、バイトで同じ場所に1日立っていたというのに、桜が咲いていることにも気がつかず、
2日目の昼過ぎにして初めて桜並木が目の前にあることに気がついたくらい。
そのくらい、ボケていたというかアタマが回っていなかったんだと思う。
「ああ、さくら」って、思わず呟きそうになった。
思わず、だったので、携帯のカメラで撮った。
ちなみに、同じ日の昼、移動中の車から。ここ、桜のトンネルになってる。
なんていうか、仕事とバイトの繰り返しで本当に家には寝ている2~3時間程度しかいないような
気もする。1週間ほとんど Mac に触れていないというのも珍しくなくなった。
先週は、ついに頭痛と眩暈がひどくなって、立て続けに3回も会社を休んだ。
原因はたぶん寝不足だと思う。去年も何度かあったし、いまさら病院に行くまでもない。
よく、調子悪いなら無理せずにきちんと休んで病院に行って体調を戻して、なんて言う人がいるが、
そんなことをしたらそれこそ生きることすらできなくなる。頼めばいつでも必ず二つ返事で「はい
そうですか」と期限を延ばしてくれる都合の良い会社があるならばそれもできるだろうけど、普通
いわゆる返済期限っていうのは日にちが決まってる。各社月に1回、必ずある。
それを過ぎると、毎日3回、携帯に着信がある。出ずに無視すると、家に掛かってくる。
さらに放置すると、督促のハガキが来ることになる。
本来、稼ぐはずだった分をくれるのならば休むけど、「無理せず休みなさい」なんていう人は大抵
無責任で、こっちの事情なんて考慮せずに一般論を押し付けてきたうえに心配ヅラして善人ぶって
「オレ今いいこと言った」って思っているだけの場合が多いので、聞き流すことにしている。
そりゃできるなら休みたい。丸1日、ぐっすり眠りたいというのが、当面の夢、かも。
そろそろ、何のために生きているのかわからなくなってきた気がする。
生きるためにここまで無茶をして仕事やバイトをしなきゃならない理由は。そして、そこまでして
生きたとして、1日の殆どを仕事とバイトに使っているということは、つまりはこんな無茶をする
ために生きているということか。
そんなことがしたくて生きているわけではないとはずなんだけど、実際そうなってる。
もっとこう、なんていうかオンとオフがきちんとあって、オフには趣味を楽しむ、くらいな生活が
あってしかるべきだと思うんだけど、どうにも今はそんな状況とは縁遠い。
ほんとに、何のために生きてるのかわからない。
生きるのをやめれば、無茶しなくて良くなるのか。
この桜の写真を撮ったとき、すぐ近くで随分と若そうな家族が花見をしていた。
進入禁止の標識がある狭い私道に堂々と大型ベンツなど数台止めて、すぐそばにシートを敷いて。
車からは、重低音ばかりのカーステレオ全開で、ラップが流れてた。
お菓子や弁当の包み紙はその場にポイポイ捨てて、タバコの吸殻は横のドブ川に投げ捨ててた。
飲んだビールやジュースの空き缶は、桜の木の下に並べていた。
そういえば、親らしき数人は酒を飲んでいたけど、誰が運転して帰ったのだろう。
子供にいたっては、桜の花びらを千切ったり木に登ったり枝を折ったりして大はしゃぎ、癇に障る
奇声を発し続けていた。勿論、親はそれには全く感知せず。
やがて日が沈み、家族が去っていった後には、荒れ放題あちこちゴミが散乱していた。
あれでも、車や身なりからして、随分と稼いでいるんだろうな。休日は家族サービスしたりして。
モラルや服のセンスはともかく、実は今まで相当な苦労をして稼いだのかもしれない。
こっちも、少なくともバイトなんてしなくていい、休日を休日として過ごせるようにという思いで
同じ桜の木の下で、寝る間も惜しんでせっせと時給千円ちょっとのバイト三昧。
しかしこんなペースでは一体いつのことになるんだろう。先は長い。ああ。