限りなくmoonshine...

GarageBandなどDTMネタとバンドネタと甘いもの中心に。たぶん。

スナフキン。

2008-11-26 01:18:14 | Self Liner Notes:

先日、グッピーズの新曲を GBUC にエントリしましたが。
その翌日、cat-o'-nine-tails もエントリしました。
木枯らし吹くこの季節向け、ってカンジかな。

  cat-o'-nine-tails
  「スナフキン」
  original by kuro+takeshi+haruka.
  arranged & performed by cat-o'-nine-tails.

  haruka - voice
  kuro - keyboards, engineering
  tsuka - drums
  takeshi - electric guitar

↓の各サイトで聴くことができます。

GarageBand Users Club:
 http://gbuc.net/modules/myalbum/photo.php?lid=10448&cid=1

nextmusic:
 http://www.nextmusic.net/index.php?command=profmusic&profid=20081112013604

muzie:
 http://www.muzie.co.jp/cgi-bin/artist.cgi?id=a054626

myspace:
 http://www.myspace.com/tailsunion

cat-o'-nine-tails は、プライベートレーベル立ち上げました。
レーベル名は、「 milkaholic records 」。ミルカホリック・レコーズです。
ちなみに、デザインは kuro さんです。トップ絵の牛乳パックは組み立てられます。
名前は「ミルカちゃん」といいますが、そのうちここでも写真をアップ予定です。
レーベルの方も寄ってみてくださいね。

milkaholic records:
 http://www.milkaholic.net/


感想とかもらえると、うれしいな。



星めぐりの歌。

2008-11-20 02:44:05 | Self Liner Notes:

発表から1週間くらい経ってしまいましたが、グッピーズ久々の新曲です。
今回は、詩人・童話作家である宮澤賢治の「星めぐりの歌」のカバーです。
宮澤賢治については、ある年代だと国語の教科書にもたくさん出てくるし、名前すらも
聞いたことが無いという人は少ないかもしれませんが、一応wiki情報はこちらから

元々、kuronekoさんがカバーしていたものをベースにグッピーズで再アレンジして、
レコーディングしました。kuronekoさんバージョンともまたちょっと違った雰囲気に
仕上がったと思います。
kuronekoさんバージョンは、以前ここでも取り上げてます。こちらからどうぞ

感想とかもらえると、うれしいな。

  Guppy and the Droppings
   「星めぐりの歌」(カバー)
  こちらからどうぞ。(GarageBand Users Club)
  http://gbuc.net/modules/myalbum/photo.php?lid=10445&cid=1


ちなみに、宮澤賢治オリジナルは↓なカンジです。




またかよ。

2008-11-11 23:56:17 | work

「オレまだ仕様きちんと見てないから良く知らないんだけどさ」と言いつつも、しっかり
「普通はあり得ない」だの「こんなの見たこと無い」だの文句たらたら。
「もしかしてこういう仕組みじゃないよね?笑っちゃうよそんなの」とか言うので、つい
「ああそうですね、でも元々の作りがコレなのでそんなこと言われても」って軽く笑うと
「笑ってる場合じゃねえよお前、笑ってどうにかなんのかよ」と返してくる。
仕舞いにゃ「どーすんのよ、これ」とか「どーにもなんねーじゃん、このままじゃ」とか、
言葉で追い詰められるだけ追い詰めてくる。
顔は笑っているけど、目が笑っていない、という状態で。
で、返事に困ってると、決まって「まあ、いいんだけどさ、オレは」なんて言ってくる。

今月から、肩書きのある先輩と同じプロジェクトになったんだけど、まあほぼ毎日こんな
カンジのやり取りが延々と続く。
以前からそのやり方は個人的には「生理的に受け付けない」タイプだったけど、仕事だし
スキル的には確かなものを持っている人だけに、ある程度は諦めていた部分もあった。
数年ぶりにその先輩と同じプロジェクトになったのだが、これが上記の通りだ。
今回のチームに新人はいないんだけど、これ、新人に対してもこんなカンジなんだよな。
出る杭を打ちまくるというか、育てる気が無いというか。
それとも、あれで育てている気になっているのかもしれない。

今回、珍しく概要設計から担当しているが、正直今まで上流工程の作業は殆ど経験が無い
ために、手探りでやってる。しかし、この先輩からしてみれば、「何年やってんだ」とか
「新人のときに何やってたんだ」とか「大卒のクセにそんなことも」とか、まあとにかく
ありとあらゆる精神破壊的攻撃を繰り出してくるわけだ。
威張れることではないけど、営業職から IT 業界のシステム部門へ転職して数年、最初の
会社では社員教育やマナー研修、OJT すら受けてないから、何もかも独学だ。
新卒なのに、入社翌日から単独で飛び込み営業させる会社なんて、以降見たことが無い。
なんか中途採用だっていえば、同じ業界でスキルを積んできた人間であるという勘違いを
している人が多いようで、転職以降、何度も「中途なのにそんなこともできないの?前は
いったい何をしてたの?」みたいに言われた。
で今回も似たようなもので、今までこういった開発案件に携わってなくて経験が無いから、
先輩に教えを乞おうとして頭を下げているのに、応対は変わらない。
たとえば、記述内容が妥当かどうか相談しても「お前がそれで良いと思うならそのように
書けばいいじゃん、お前が設計してんでしょ、もしかして何も考えずに書いてないよね?
まあその段階でアレが書かれていないなんて普通じゃ考えられないけどね」なんて具合。
カチンと来ること請け合いだ。
以前より多少オトナになったというか、客観的に見れるようになってきているので、まだ
「しょうがねえな」と受け流すことができているけど、こんな状態でプロジェクトが成功
するのかそっちのほうが心配だ。
ちなみに数年前は、別の上司に対してカチンときた直後に「ふざけんじゃねえ」と叫んで、
当時の主任だった人の机を蹴り飛ばして、翌日そのプロジェクトから外された。
明らかに相手に非があったのだが、まあ、やっちゃいけないことだな。
ちなみにそこから数ヶ月は仕事ももらえず、会社ではどのプロジェクトにも属さず、ただ
ひたすら技術書を読んだりプログラミングの独学をするしかなかった。所謂、干されてた。
あぁあの頃は若かった。なんて。

割と短期のプロジェクトだから、諦めてちょっと我慢するか、と思ってる今日この頃。
ただ、残業だけは無駄に増えていく。

今どきのエレクトーンは。

2008-11-04 02:35:23 | misc

連休中にバイトしてた現場のすぐそばで、近くのヤマハ音楽教室がキャンペーンをしていた。
結構大掛かりなPAとステージ、それにエレクトーン。
エレクトーンといえば、かれこれ25年くらい前にグレード5級に合格した直後に転校したのを
理由にやめてから殆ど情報がなかったので、それこそ以前のエントリのような状態だった。
25年っていえば、四半世紀だな。もうそんなに経ってるのか。

で、ステージにあったエレクトーンは、その特徴から間違いなく STAGEA ELS-01X。
168万円もする最高機種だ。
話にちょっと聞いたりして、最新機種がどんなものかはちょっとは知っていたが、実際に演奏を
しているところや出音などは、今回初めて聴いた。

感想は、というと、これはもう本当に「凄いな」しか出てこない。
まず音が良いのは当然で、サイトの製品情報にもあるとおり、その音源だけでも AWM音源4つ、
VA音源、オルガン専用音源が載っていて、エフェクトも音色ごとに2系統使えるらしい。
冗談抜きで、普通にシンセを2台(ペダルを入れると3台)くっつけてるようなものだ。
シンセと違うのは、殆どの機能がワンタッチで操作できたり、タッチパネルの液晶を触るだけで
コントロールできること。世のシンセは多機能になりすぎて、メニューなどが複雑になる一方で
とても簡単とはいえないものが多いが、エレクトーンのは本当に簡単に操作できる。
そりゃまあ自分がそうだったように小さな子供だって対象なのだから、豊かな表現をするために
細かいボタン操作や機械の仕組みを覚えなきゃならないようでは話にならない訳だし、演奏中に
行うことになるであろう色々な操作がしにくいようでは、成り立たないのは理解できる。
にしても、「よく考えられてるなぁ」と感心せざるを得ないような作りだった。
バイトそっちのけで見入ってしまった。

さらに驚いたのは、アフタータッチがあるのは当然だが、シンセのそれと比べると、比較対象に
ならないくらい扱いやすい。例えばフルートの音など、ちょっとスタッカート気味に強く鍵盤を
叩けばブレスノイズが入るし、弱くテヌート気味に弾けば、柔らかい音になる。
さらに、鍵盤を左右に揺らすと、ビブラートまで可能というのは今回初めて知った。
「こども音楽教室」のキャンペーンだったからか、最近整備されてマンションが沢山建ち始めた
ような割と新しい街だったからか、それともエレクトーンといえばそういうものかわからないが、
演奏されていた曲が所謂「宮崎アニメ」のそれだったりディズニーの定番ものだったりしたので
ちょっとなんだかなぁな所もあったが、「アンダー・ザ・シー」の出だしのティンバレスとか、
「そのまんまだな」と思えるくらいの表現力だったと思う。
いまどきエレクトーンを習っている人なら当然のことかもしれないが、なんといっても 25年前
というと、グレード試験用のエレクトーンでもアフタータッチなんて無いし、音源も全然違う。
「フルート」「ストリングス」「オーボエ」という白/黄/赤色に分けられた3種類、それぞれ
8"、4"、2" って感じでオクターブの音があって、それぞれ4段階で重ねられるという程度だ。
といっても、当時のものを知らない人に説明しても、たぶん理解できないシロモノだが。
当時、使っていた機種は「 D-30 」というヤツなので、google などで「エレクトーン D-30」
で検索してみれば、画像もいくつかヒットするみたいなので、見てみたい方はどうぞ。

なんていうか、演奏しているところを目の当たりにしてもまだ、「これが本当に一人の演奏から
出ている音なのか」と疑ってしまうくらいだった。
1人オーケストラというのが冗談じゃないくらい、表現力が高い。
ドラムも、音源が音源だけに普通に MIDI 打ち込みしたくらいのクオリティだし、というよりも
たぶん本当にプログラムしているのだろう、フィルはバリバリ入るし、テンポも自在で、なんか
演奏半分、MIDI 打ち込み半分みたいなところもあって、「そりゃ反則だろ」と思ったくらい。
まあでも弾いてるところを見ればどの音、パートの部分かの区別はつくから、ドラムは別にして
殆どの部分は「弾いている」ことは間違いないので、反則は言いすぎかもしれないが。

演奏技術について思ったのは、昔よりも随分と高いレベルが要求されるのかなと。
誤解を恐れずに言ってみると、昔は「上鍵盤がメロディ、下鍵盤が伴奏、ペダルがベース」って
感じで、それぞれ役割が決まっていることが殆どだった。
が、先日の演奏を見る限り、途中で下鍵盤だけ使ってピアノの音で(これも AWM音源の綺麗な
アコースティックピアノの音)普通にクラシックのピアノ曲を織り交ぜて弾いていた。
下鍵盤パート、つまり左手は多少のオブリなど動きはあったとしても、基本はコードを押さえる
ことが殆どのため、「エレクトーン習ってたんでしょ、ちょっと何か弾いてみてよ」なんて風に
ピアノを前にして言われて、それらしい曲が全然弾けなくて苦笑、ということが良くある。
だけど、今どきはピアノ曲もちゃんと弾けなきゃダメなのかなぁと。

なんか、あれだけのことが1台、1人でできるのを見ると、ちょっとまた弾いてみたくなった。
ちなみに、会場でエレクトーンの音が鳴りだしてから集まってきた人々、80人くらい。
ちょっとしたコンサート状態だった。
小さな子連れの夫婦が多かったが、取り憑かれたように凝視している子供、多数。
ポニョの演奏で大合唱になったりして、家に帰ってから「ママ、エレクトーンならいたい」とか
言ってる子供が多いんだろうななんて考えたら、ちょっとおかしかった。
3歳のとき、ご近所お誘い合わせの上で始めたオルガン教室、気がついたら最後まで続けていた
のは自分だけだった。このなかで、何人くらい通い始めて、どのくらいが続けるのだろう。
できればみんな、音楽を好きになって続けて欲しいなぁなんて。