限りなくmoonshine...

GarageBandなどDTMネタとバンドネタと甘いもの中心に。たぶん。

電気用品安全法その後。

2006-02-27 23:59:23 | DTM

先日の電気用品安全法について、ITmedia に興味深い記事が載っていた
要は、「電気用品安全法は、本当に悪法か?」というような内容である。

読んでいくとわかるのだが、なるほどどうりで業界や市場を中心にもっと反発が起きる
と思っていたのが大人しい訳だと納得できる部分もある。
小寺氏の言う「いろんな業界で安全基準をどんどん作っていって遵守する事で」という
内容も、とても理解できる。

ただ、それを実際に実行する人が(あるいは業界が)いるのかどうなのかは疑問である。

確かに、これだけ色んな製品が対象になっているのに、パソコンが1種類も含まれて
いないということがどういうことなのか、考えてみるべきだった。
先日の私のエントリも、どちらかというと「悪法ありき」でヒステリックになっていた
かもしれない。

経産省が公開している資料「製品安全4法パンフレット」というものがあるらしく、
http://www.meti.go.jp/policy/consumer/seian/index.htm)このたび初めてその
内容を詳しく知る事となった。
一見複雑そうだが、なるほど体系立っているのは間違いない。
そして、それぞれのステージでの役割や責任がわかるようになっている。
と同時に、小寺氏が「日本人独特の」と言っているグレーな部分も多い事もわかった。

勢いで署名したものの、法改正を望むのならアプローチがが間違っているという事も、
良く読めば至極当然の事で、(坂本)教授が何を望んでいるのか、署名運動のお願い
読む限りでは「これで本当に規制緩和を目指しているのか」微妙に思えてくる。

とはいえ、「中古市場」に対して「上流から情報が流れるはず」と思って、またその
市場は規模も小さく影響も殆どないと甘く見ていた経産省に非があるのは間違いない
わけで、猶予が5年もありながら変わりゆく中古市場に目を向けず、今まで放置して
何もして来なかったことは問題点であると思う。
混乱を酷くしている原因でもある。

それでも、結局その日が来て法が施行されれば、みんな「仕方ない」というカンジで
それぞれ場合によっては間違った解釈のまま騒ぎは沈静化していくのだろう。
そして本来なら高価なビンテージ物を安値で買って喜ぶ者や、法を破って人の足下を
見たような価格で売りつける者が出てくる気がする。

なんだか、これ以上不要に騒がないで欲しいという気がしなくもない。


ソフト音源でした。

2006-02-26 23:59:59 | GarageBand

何度も「制作中」などと言いながら進んでいない新曲。
一番最初にエントリしたのが 2005/10/9 だから、かれこれ5ヶ月になろうとしている。
その後、ちょっと試聴できるようにしたり、イントロ部分のループの作り方について、
ちょっとした解説を入れてみたり
しかし、その割には全く進んでいない。
途中 GBUC の企画に参加したからとは言え、さすがに自分でも「ちょっとな」と思って
しまうほど、遅れているのは事実である。

「いくらなんでも、雪の降る季節中には完成するだろう」なんて思惑で「 snow 」という
タイトルを付けたは良いが、冗談で言っていた「もし、春になったらタイトルは桜とかに
しよう」というのが本気で現実になりそうだ。

で、とりあえず日曜日なので GarageBand を起動して少し弄ってみる。
結果的には、イチから再構成している。

実は、上で少し触れたとおり、「ループの作り方」と称してオーディオファイルを色々と
弄っているのだが、このループは元は「ソフト音源」のループだった。
つまり、ピアノロールで1音1音編集が可能なループである。
にもかかわらず、何を血迷ったのか、一生懸命1音1音切り刻んで、リージョンピッチを
細々と変更して、1つのループを作ってしまっていた。
たぶん、ソフト音源は負荷が高いからとか何とかいう理由で、リアル音源のトラック上に
ループをドラッグしてしまった事が間違いの始まりのような気がする。

コードを合わせるために切り刻みすぎて、何が何だかわからなくなり、初心に戻るつもり
でループブラウザにて「 Deep Electric Piano 」を検索して気がついた。

ああ、なんだ、ピアノロールで編集してから(必要ならば)ループ化してリアル音源に
持っていけば良いんだ、と。

というわけで、「新規作成」を選んでイチから作り直している状況。
今までの切り刻みの苦労が何だったのかというくらい、簡単にループ作成中。
ついでに、ギターのバッキング録音中。
さらに、ボーカルも録音中。


電気用品安全法に対する署名。

2006-02-23 22:29:14 | DTM

先週土曜日にニュースに取り上げられてから、近く是非署名をしようと思っていた
電気用品安全法(PSE法)に対する署名」。
先ほど署名してきた。

既に数多のブログやサイトで話題になっているが、要するにこの PSE 法が施行された
2001年4月以前に製造・販売されて「 PSE マーク」がついていない電気製品は、今年
4月以降は販売禁止となるものである。

テレビなど、普通の生活家電的なものはまだ良しとしよう。
ここで話題に上がっているのは、ビンテージシンセサイザなどである。
JSPA のサイトによると、対象は電気楽器、ギターアンプ、電子楽器、レコーディング
機器、ラジオ受信機、アナログ/デジタル・テープレコーダー、ビデオテープレコーダー、
ターンテーブル、ジュークボックス、音響機器など、電源トランスを内蔵している製品
ということである。

いわゆる「ビンテージシンセ」と呼ばれるものは、ソフトウェア音源で復刻されている
ものも多数あるにはあるが、まだまだハードウェアが現役で使われていることが多い。
ビンテージだけに大切に使われていることも多く、中古屋で思わぬ美品に出会うことも
少なくない。
以前エントリした、HARD OFF 然りである。

中古屋等で販売するには、経済産業省に申請した販売者が、経済産業省の定める一定の
検査方法にて自主検査を行い、定められた基準を満たさなければならないが、流通する
全製品についてこれらを満たすことは、到底不可能ということだ。
一応、個人の売買は対象外となっているが、オークションで売買が多いと、たとえ個人
でも商行為と見なされる場合もあるし、何より現品を直接見て確認することができない。

すでに、SofmapHARD OFF の店頭には「買取ができない」旨の注意書きが貼られて
おり、店頭に並んでいる商品も処分品扱いの様相を呈しているところさえある。

これは大変なことである。

先日のエントリで取り上げた、JUNO-106 も勿論これに当たる。
当時はあまりに高価で手が出なかった System 100M も、当然市場に出なくなる。
あれもこれもどれもそれも、皆あの思い出のシンセは全て市場から消えることになる。

この法律は、その内容自体は尤もなことであるが、施行からの猶予が5年あったにも
かかわらず、直接的影響の大きい音楽家・愛好家・販売店への周知が全く進んでいない
ことにも問題がある。
今になってこれだけバタバタと混乱しているところからも、火を見るよりも明らかだ。

だからこそ、日本シンセサイザープログラマー協会で、松武秀樹氏、坂本龍一氏、
高中正義氏、椎名和夫氏らが、その緩和(変更)を求めて署名運動を行っているのだ。

「安全に」という気持ちも勿論理解できるが、杓子定規に「○年以前のものは壊れ易く
安全だとは言えない」などというような基準で、罰金を設けて法律をもって販売禁止に
するなど言語道断である。しかも、大衆に説明を広めもせずに、ひっそりと。
官報に載せればそれで周知した気でいるなど、正気の沙汰とは思えない。

「ソフトウェア音源で復活してるんだから、いいんじゃなーい?」という声を聞いた。
「わざわざそんな古い機械を触らないでも。マニアックだなぁ」とか。
場所もとらないし、電気も食わないし、パソコンを使ってただ「その音(に限りなく
近い模倣音)を鳴らしたい」というだけならそれでよいかもしれないが。

私にとってハードウェアは、その存在だけでも特別なものなので。
音作りに没頭、という程、使いこなせないけど。


Apple「謎の招待状」。

2006-02-22 23:13:01 | Mac

ここ数日、Apple の話題が絶えない。Intel Mac の影響も大きいのか。

IM( iChat )経由で感染するトロイの木馬Safari に見つかった脆弱性の問題に始まり、
OSx86 Project などのサイトが閉鎖されたこと遂に店頭に並んだ MacBook Pro

でも、何よりも気になるニュースといえば、「謎の招待状」だろう。
Apple から報道関係者に送られる、例のメールである。
「来週、面白い新製品の発表を計画している」こと、「詳しいことを知りたければ、
クパチーノの本社まで来るように」と書かれた招待状。
過去にも良く聞いた話だが、今回はどんな製品が発表されるか全く分からないそうだ。

新デザインの iBook(もちろん Core Duo 搭載の)が有力らしいが、音楽関連製品や
サービスが Macworld Expo で発表されなかったことも、今回なのかと気になる。
いつもの Mac Rumors によると…。
…ああ、沢山あって読み切れない…。

というわけで、とりあえずは 28日待ち。


新しい「 JUNO 」。

2006-02-21 23:59:59 | DTM

しばらく見てなかったら、新製品が出てました。Roland
しかも、あの「 JUNO 」という冠付きが。その名も、「 JUNO-G 」。

というか、最初 Roland のサイトで見たときは、JUNO-106 復刻版かと思った。
そのくらい、カラーリングが同じなのである。
思わず、ニヤリとしてしまうくらい、そのまんまなのである。
開発者の遊び心というか、106 現役当時に憧れ/使っていた人達がオトナになって、
開発チームに回った結果これを企画した、ってカンジかなと思えるくらい。
仮面ライダーの変身ベルト3万円に、大のオトナが殺到してるくらいだから。
(なんでも、問い合わせ過多でバンダイのサーバがダウンしたらしい)

ちなみに、JUNO-106 は↓こんなカンジ。


以前、JUNO-D が発売された時のエントリに書いたとおり、JUNO という名前の
ついたシンセについては、それなりに思い入れがある。
前回の JUNO-D の時は、あまり感動というほどのものも無かったが、今回は少し
興味がある。カラーリングのせいもあるが、このオレンジバックライトの大型液晶や
アナログチックな Sound Modify つまみ、それに昔からずっと変わらない使い易い
ベンド/モジュレーションスティック。
さらに新開発のソングレコーダー搭載ということで、16トラックの MIDI シーケンサ
に加えて、4トラックのステレオ・オーディオトラックが扱えるらしい。
エフェクトも3系統78種類ということで、オーディオトラックに取り込むマイクや
ギターのエフェクトも装備しているらしい。

「らしい」ばかりで肝心の音は?というところだが、まだ実機は触っていない。
「 Fantom-X シリーズに匹敵」というところが(解釈によっては)微妙だが、
個人的にはやはり今更だが 106 っぽい音があったら嬉しい。
是非、実際に触ってみたい機種である。


ウェブサイト作成。

2006-02-19 23:59:59 | Mac

知人に頼まれて、ある病院のウェブサイトを作成している。
とはいえ、院長は全くの素人さんなので、「どんな風にしたいか」を聞くだけでも、
かなりの苦労が。

とりあえず参考になりそうな他の病院のサイトを探して、作成日数から3パターン、
「このくらいだったら○日掛かる」という基準で「松案」「竹案」「梅案」と用意。
内容としては、テキストでタグを書く程度でも何とかなりそうな「梅」、それに
Javascript を使ってちょっと凝ったことをしている「竹」、オール Flash の「松」。
それでも結局「何を使えばどんなことが出来るか」が分からないということで、
ちょっとしたサンプルを作ることになった。

今から5~6年前、ちょうど今のブログのようなカンジで「自分のホームページを
作ろう!」みたいな時期があり、本にしてもウェブサイトにしても、皆こぞって
「タグの書き方」「効果的な Javascript 」みたいなネタを取り扱い、登録無料の
ポータルサイトが「容量○百 MB!」とか「 CGI 使えます!」とかで顧客の争奪を
行っていた時期があった。
どこも、「簡単に作れる」「すぐに開設できる」がウリだった気がする。
そして、雨後の竹の子のごとく我も我もと個人情報満載なテキストや写真を喜んで
掲載し、日記だったり妄想だったり、子供の成長記録と称して本名から身長体重、
果てはクセや病歴までが平然と書かれているようなサイトまであちこちに氾濫した。

とはいえ、私もある意味その中の一人で。
個人情報的なものは一切載せなかったが、「好きなもの」の紹介的な記事と、後は
DTM ネタ。曲の作り方などの紹介を載せたサイトは作った。
ネタ的には今と殆ど変わらない。

しかし、当時はいくら簡単だからとはいえ、タグを1つ1つエディタで書く行為は、
素人さんにはやはり取っ付きにくいものだったのだろう。
また、全体の構成をデザインしたり、増え続けるページの管理などを行おうとすると
「簡単」とは言い難く、ブログのようにエントリすれば更新するような仕組みでも
ないため、一部のパワーユーザを除いて、すぐに下火になった気がする。
ファイルをレンタルサーバにアップすることでさえ、出来ない人には出来ない。
私としては、とりあえずそれなりの作成ツールを使ってはいたが、使いこなすには
ほど遠く、1年も経たないうちにサイトを閉鎖、せっかくのツールも殆ど起動する
こともなくハードディスクの肥となっていた。
いまだに「副業でホームページを作って儲けよう」みたいな話がたくさんあったり、
タグを覚えれば今すぐにでもウェブデザイナーになれて大儲け、みたいな夢のような
話を目にするのは、「誰でも簡単に」出来ておらず、かつ一度挫折した人が多いから
ではないかとも思ってしまう。

と、そんな前フリはどうでも良くて。
久々に立ち上げたツールは、以下のとおり。

  Dreamweaver 4
  Fireworks 4
  Flash 5

勿論、Mac OS9 である。
どれもこれも、とんでもなくバージョンが古い。
都度アップグレードしていけるだけの経済的余裕がないのも原因だが、前述のとおり
私自身もウェブサイトの管理や継続して更新していくことに挫折した一人である。
今のブログでさえ、毎日エントリすることが困難な状態なので、推して知るべし。
全て Macromedia(現 Adobe )製だが、どこかのサイトか本で、「プロ御用達」と
あったので釣られただけである。
まずは「カタチから」なのである。

で、とりあえずリハビリを兼ねて、まずは Fireworks を。
上記写真のロゴは、制作時間約2分。
文字を入力して、「ドロップシャドウ」の効果と「塗り」のパターンを変えただけ。
たったそれだけでも、結構な表現力がある。と思う。
これを Dreamweaver に持ってって、絵にリンクを張ったりマウスを乗せると別の
絵が出るような設定を選べば、お手軽に「それなりの」サイトが完成する。
バージョンが古くても、それこそプロではないので、十分使える。
一通りの機能を使って病院名やメニューなどを作り、仮配置して今日は終了。
なんだ、結構覚えてるじゃん、これなら「ホームページ素材集」みたいなのくらいは
作れそうだな、なんてちょっと邪心が。

頼まれたサイトが完成するまで、暫く他が滞るかも。


ギター弾いてみた。

2006-02-15 22:50:09 | GarageBand

早く帰宅できたことで、昨日は久々に GarageBand。
かなり前から作り始めている新曲に入れるギターを。

アタマの中にあるイメージを何とか再現しようと、あんなことこんなことをして
無理して頑張ってきたが、やはり限界。どうやっても「ホンモノのギター」の音に
聴こえず、チープな打ち込み感満載の、イメージとかけ離れたギターになってしまう。

で、一番避けて通ってきた「生ギターを弾く」ことにした。
何度も言って申し訳ないが、私はギターは殆ど弾けない。
限りなく「全く弾けない」に近い。
ドレミと単音で弾くなら何とかなる。
ローポジションでCとかEとかのメジャーコードなら、奇麗にカッティングできないが
弾けなくはない。その程度である。

ギターだけは、バンドやってた頃のメンバが使っていたそれなりのギターなのだが、
弦はかれこれ2年くらいは変えていない気がする。
一発じゃら~ん、と弾くと、もうチューニングが狂っている。
Froyd Rose なのにペグでチューニングしている状態である。
そろそろハイポジゾリが酷くなってきていて、18フレットあたりは浮きまくっている。

そんな状態だが、オーディオインターフェースの UA-3FX に繋いで GarageBand に
取り込み、エフェクタ掛けるだけで不思議とそれなりには聴こえるようになる。
せっかくなので、取り込んだままの状態も一緒に1つのファイルにしてみた。
こちらへどうぞ。
例によって、

 1回目は、このエントリの写真にあるようなエフェクトを掛けた状態
 2回目は、何もエフェクトを掛けてない、素の状態

2回目を聴けば分かるが、もうダウンストロークとアップストロークで全然強さが
揃ってないし、きちんと押さえ切れていない弦さえもある。
あまりのへなちょこさに、我ながらギターを放り出したくなった。
それでも、エフェクタだけでこれだけマシになるのだから、素晴らしい。
上手い人が弾けば、そりゃ凄い訳だ。
そろそろ、GBUC でお世話になっているアノ人にギターをお願いしようか、なんて
本気で考え始めた今日この頃。


とりあえず。

2006-02-14 19:47:16 | misc

久々に20時前に自宅にいるという、素晴らしい日。
先週は土日が仕事で徹夜になり、自宅もネットも何もかもが中途半端にやりかけたまま
放置していたが、やっと何とかなりそう。

というわけで、ガレバンネタは後ほど。


今日のたまご焼き。

2006-02-09 23:59:59 | misc

週に2、3回は自分で弁当を作っている。
とはいえ、ほぼ決まって冷凍食品2品と、卵焼き。玉子焼き?
まあ、どっちでも良いんだけど。

で、学生時代から10年以上も一人暮らしをしていたわりには、コンビニでバイトを
していたせいもあって、全く料理は作れない。
カレーですら、年に1度作ったか作らなかったか、というレベルである。
一人暮らし時代のガスコンロは、お湯を沸かすためにあったようなものだ。

ここ数ヶ月、節約(というかそうしないと生きていけない)のため、お昼は弁当を
持っていく事にしている。
そこで、「たまご焼き」である。
やっぱ、弁当にはコレがないと。
最初の頃はもうボロボロで、これのどこがたまご焼きなのか、スクランブルエッグを
固めて弁当箱に突っ込んでいたような状況だったが、最近になってやっとまともに
焼けるようになった。
毎日作れば、何とかなるもんだ。

玉子は2つ。砂糖は小さじ1杯くらい。あとは、塩を少々。
軽くかき混ぜ、3回に分けて、少し多めに油を入れたフライパンへ。
1回目は手早くかき混ぜてスクランブルエッグ風に。
それをフライパンの奥側に追いやって、2回目を流し入れる。
ここで、醤油を少々。
その後、フライ返しと格闘しながら手前に巻いていく。
少し焼いて、またフライパンの奥側に追いやる。そして3回目を流し入れ。
この段階で奇麗に巻けていれば、ほぼ成功する。
3回目分をフライ返しで巻き終わったら、少し焼き色がつく程度に焼く。
軽く焼き色がついている方が好みなので。

普通に作れる人にとっては、たぶん何て事はない普通の「たまご焼き」だと思うが、
殆ど料理が出来なくて、明日のおかずが1品減るか食えるかが、ある意味一種の賭け
みたいになる自分としては、これだけ出来れば上出来のうち。

まだ奇麗な直方体になる事は少なくて、台形だったり真ん中がヘコんでたりと結構
いい加減なカタチだが、どうせ切って弁当箱に入れるので気にしない。

というわけで、今日もたまご焼き作成中。


VIAL。

2006-02-06 23:59:15 | DTM

VIAL 」は OSX 対応のフリーの MIDI シーケンサである。
フリーでここまで!?というくらい、必要十分な機能を満たしていると思う。

環境を OSX に移行し、GarageBand で曲を作るようになってからというもの、MIDI は
以前紹介した「 Z-Coder 」で時々お気楽にオリジナルループ作成する程度だった。

しかし、OS9 の頃に MIDI で作りかけのまま放置していたデータを見たくなった時とか、
DTM Magazine 付録に収録されているプロの作った MIDI データなどを見ようとすると、
OS9 を起動し直して SingerSongWriter を起動して…と手間の掛かる状況だった。
「 ZCoder 」は、その記述は簡潔だが MML であるため、記述しているファイルは独自の
仕様で、それをコンパイル→ SMF に書き出し→再生となる。
つまり、拡張子が「 .MID 」のファイルを直接開く事は出来ないのである。

ある時、別のキーワードを検索していた時に、この「 VIAL 」の作者のページがヒット。
ピアノロールがあって、ステップ入力も出来て、SMF 吐き出しも可能。
外部音源を鳴らす事は勿論、Audio Unit にも対応しているというのに、フリー。

今まで、海外のものも含めていくつか見たが、内蔵の QuickTime 音源しか対応して
いなかったり、SMF 吐き出しがなかったり、ステップ入力は出来なかったり、ベンドや
モジュレーションなどのイベントの編集は無かったりして一長一短だった。

GarageBand でも MIDI データの入力は出来なくはないし、外部音源も MidiO を使って
可能ではある。
しかし、ステップ入力が出来ないために細かいエディットは厳しく、手弾きしたものを
データ化することは出来るがエディットは…という状況だっただけに、選択肢としては
高級 DAW ソフトを買うか OS9 を使うかとなってしまい、悩みどころだった。

それが、このソフトで一気に解消したカンジ。
「ちょっとデータ見たい」という時とか、「 Z-Coder の生成するデータの確認」とか、
巷にあふれている SMF を手持ちの音源で「ちょっと再生」したい時に重宝している。

というわけで、まだまだ MIDI シーケンサは必要かなぁ。