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Mac再々度不調。

2008-10-15 23:42:44 | Mac

もう恒例になっているような気がする、Mac の不調。
「新製品の発表が近くなると、拗ねているのか調子が悪くなる」なんていう言葉が、
結構冗談とも取れない。「そんなオカルトな」なんてこと言われたことがあったけど、
そう言ってる人だって、因果関係が明確になっていないものに対して「相性が悪い」と
言うような判断をしたり、車やビデオデッキを擬人化してたりする。

で、状況を。
また、PCI ボードに繋いでいる Mac OS X 10.4.11 をインストールしてある 300GB
のハードディスクから起動できなくなった。症状は以前と同じ。簡単にまとめると、

 構成:
  1.ACARD AEC-6280M IDE1 MASTER → 300GB HDD(MacOS X 10.4.11)
  2.ACARD AEC-6280M IDE2 MASTER → 160GB HDD(OSなし、データ用)
  3.内蔵ATA → 80GB HDD(MacOS X 10.3.9)
  4.外付け FireWire → 80GB HDD(MacOS 9.2.2)

 障害内容:
  ・1のディスクから起動できない
  ・3の内蔵 IDE の OS X 10.3.9 から起動後は普通に Finder に表示される
  ・Finder に表示された後は、読み書き共に可能
  ・起動時の「起動ディスク選択画面」には表示されるが、選択しても起動できず、
   3のディスクから OS X 10.3.9 が起動してしまう
  ・システム環境設定の「起動ディスク」にも表示されるが、同様に起動できない
  ・電源断からの起動時に行われるハードウェアチェック時で、正常な時はリンゴ
   マーク→USB オーディオインターフェース通電→起動アイコン表示、となるが、
   いつまで待ってもオーディオインターフェースに通電しない、したがって起動
   アイコンも表示されない
  ・通常不可視属性で Finder に表示されないはずの、ルート直下にあるファイル
    mach(エイリアス)と mach.sym が可視状態になっている

とりあえず、PRAM クリアを行って PCI ボードの IDE1 と IDE2 を入替えたりしてみる
と、偶然1回だけ起動した。
そこでもうちょっと原因を考えればよかったのだが、ついソフトウェアアップデートで
セキュリティパッチ 2008-007 を適用してしまい、その後は上記方法では認識せず。
パッチ適用が主原因とは思えないが、原因の1つとしておくべきかもしれない。

で、前回それなりにやることをやっていたため、今回は別の方法を採ってみた。
1のディスクを取り出し、FireWire 接続の外付け HDD ケースに入れ、そっちから起動
するようにしてみた。
結果、何事も無く正常に起動した。
再起動しても、起動ディスク設定しても、正常に起動した。
こうなるとやはりもう、PCI ボードがおかしいとしか考えられない。

ただ、おかしいと言っても別ディスクから一度起動してしまえば正常にマウントされて
読み書き可能だし、ディスク検証を行っても何ら問題は無い。
外付けケースから正常に起動した後でアクセス権の検証もしてみたが、問題なかった。
最も怪しいドライバ、ACARD から出ている AEC-6280M 用の PCI Adapter Driver は
Mac OS X 10.4 用でバージョンは 2.0.6、最終更新日が 2007/07/04。
Mac OS X 10.2~10.4 としてはバージョン 1.5.7 のドライバもあるが、これだと前回の
とおりインストールできなかったので、純正の 1.5.2 から 2.0.6 へ上げている。
Mac OS X 10.4.11 のアップデートが 2007/11/14 なので、2.0.6 のドライバは、この
OS X 10.4.11 にはやっぱり対応していないのかもしれない。

ざっと目を通してみた限りでは、10.4.11 のアップデート内容に PCI 関係のものは特に
見当たらないが、何が影響しているかわからないので、一概に「無い」とも言えない。

ひとつ気になるのが、この HDD の残容量。
前回にもちょっと触れているが、今回もまた、

  起動しなくなる前の  HDD 使用量:106GB、残容量 193GB
  起動しなくなった後の HDD 使用量:141GB、残容量 157GB

ということで、使用容量が 137GB(= Big Drive )を超えた時点で起動ディスクとして
認識できなくなっているようにも見える。
偶然と言えなくもないが、不可視ファイルである mach、mach.sym のタイムスタンプが
起動しなくなる直前にシャットダウンした時間であり、その時点から可視状態になっている
と判断できるので、何らかの関連があるような気もする。
可視状態になること自体は、例えば Mac OS 9 起動後などで起こることもあるらしいが、
今回は起動していない。
また、今回が初めてではないので、再発の原因が必ずどこかにあるということでもある。
ただ、一度この状態になってしまってからは、HDD のファイルを削除して、使用容量を
137GB 以下にしたところで起動することはない。
勿論、論理削除だから、完全にフォーマット済みの状態から徐々に使用量が増えたのとは
状態が違うので当然といえば当然かもしれないが。

再インストールして、暫く使用量を 137GB 以下で抑えて様子を見ようかとも思ったが、
せっかく 300GB もある HDD の半分以下しか使えないというのは勿体無いし、なにかと
大きなファイルを扱うことが多くなっているためについ超えてしまうことも有り得る。
ということで、面倒だけど、本来メインである Mac OS X 10.4.11 の方は当面外付けの
HDD ケースに入れて運用していこうと思う。
放熱効率が良いとされるアルミケースなんだけど、相当熱くなるのでさすがに心配かな。



#これらの確認や調査のために4日ほどメールを確認していなかったら、500通くらい
 来てた。このうち9割以上が迷惑メール。少ない方か。




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