限りなくmoonshine...

GarageBandなどDTMネタとバンドネタと甘いもの中心に。たぶん。

Macまた不調→再インストール。

2008-09-06 01:22:50 | Mac

以前、不調ということで再インストールした Mac だが。
その後は、以下のような構成で稼働。

 1.ACARD AEC-6280M IDE1 MASTER → 300GB HDD(MacOS X 10.4.11)
 2.ACARD AEC-6280M IDE2 MASTER → 160GB HDD(OSなし、データ用)
 3.内蔵ATA → 80GB HDD(MacOS X 10.3.9)

以前は IDE1 にマスタとスレーブの2本の HDD を繋いでいたが、それが原因なのかも
と思って、2つある IDE にそれぞれマスタとして接続していた。
これで快調に動作していたのだが、先日、前触れもなく突然起動しなくなった。
前日までは、新曲のドラムファイルの編集やムービー編集を普通に行っていた。
で、翌日、いつもどおり普通に電源を入れたところ、動作がおかしい。
1からの起動で、リンゴマークは出るも、その後の「OS 起動中」を示すクルクル回る
アイコンというかアレが出ない。いつまで待っても出ない。
しかし、本体内からはガラガラとうるさいくらいにハードディスクのアクセス音。
強制シャットダウンして3から起動したところ、正常に起動。
起動後、暫く経ってから1のハードディスクアイコンがデスクトップに表示された。
一応、Finder で開くこともコピーすることも可能なので、HDD クラッシュという最悪の
事態にだけは陥ってないようだった。
1の方には、Guppy and the Droppings と cat-o'-nine-tails の新曲ドラムファイル、
ビデオから iMovie に取り込んだムービー、データベース、自宅サーバ用のソースなど、
今クラッシュされるといろんな意味で破壊的なダメージを受ける諸々が入っていた。
容量が大きいのでバックアップはちょっと、なんて、いつもなら会社でしつこいくらい
メンバに周知徹底しているバックアップについて、自宅では実施していなくて泣くハメ
になるのはこれで何度目になるんだろう、と、気が遠くなるところだった。

自動でバックアップをしてくれる MacOS X 10.5 の「 Time Machine 」という機能が、
これほどまでうらやましく思ったのは久々。

3で正常起動後に起動ディスク設定を1に変えて再起動してみたが、やっぱり起動中に
止まってしまって進まない。
起動直後に option 押下で起動ディスク選択画面を出したところ、トップの写真の様な
状態に。通常ならハードディスク名が表示されているところが、SCSI マークに。
実際に SCSI ボードは載ってないが、AEC-6280M に接続した HDD は SCSI ドライブと
して認識されるためだろう。しかし、これを選択して起動しようとしても、止まる。

で、色々と試してみた状況からして、どう考えても AEC-6280M が怪しすぎる。
ということで、とりあえずファームのバージョン確認。
一度実施した気がするけど、自信が無いので確認したところ、最新の v2.16 だった。
次にドライバ。
確か、以前からこれがうまくアップデートできず、MacOS に標準でインストールされて
いる AEC-6280M 用のドライバ( v1.5.2 )のまま使用していた。
ACARD のサイトに、10.2~10.4 用として v1.5.7、10.4 用として v2.0.6 がある。
ところが、Mac OS X 10.4.11 で v1.5.7 や v2.0.6 のドライバをインストールしようと
すると、なぜかインストールは正常終了するのに v1.5.2 のままという状態。
原因不明のため、そのまま放置して使っていたのだった。

今回、とりあえず前回同様に空きのハードディスクを使用して再インストール。
インストール中に移行を行ったので、1時間ほどでほぼ以前の構成と同じ状態のままに
復活。ただし、OS は 10.4.3。これを、また同様に1のディスクに移行。
ここまでで、とりあえず同じディスクにほぼ復活。次に、AEC-6280M のドライバ。
ちょうど前回のエントリに、s-tac さんから「同様の現象が起こっている」とコメントが
あったので、今回は MacOS 10.4.11 へのアップデートを実行する前に AEC-6280M の
ドライバ v2.0.6 を当ててみる。結果、正常にインストール完了。再起動後も問題なく認識。
s-tac さんのコメントでは、その後の Mac OS X 10.4.11 のアップデート中に止まって
しまったとあったが、とりあえずそのままソフトウェアアップデートを実行してみた。
うちの環境では、このアップデートも問題なく完了し、↓のような状態に。
丸1日ほど色々と触ってみていたが、今のところ問題は発生していない。



で、前回の障害時と今回の障害で共通しているのは、このドライバが古いこと。
他に気になった点として、ハードディスクのルート直下にある mach.sym、mach という
ファイルの権限とグループが、本来 root:admin であるはずなのに、何故か現在ログイン
している自分の ID になっていたこと。通常は Finder では見えないはずのファイルなのに
普通に見えてしまっていた。
ターミナルを立ち上げて、sudo で chown してみたけど、何故かユーザが変わらず。
ちなみに、このファイルは起動時に必要なもの、ということらしい。
今回、再インストール後に確認してみたところ、正しく root になっていた。
ファイルのタイムスタンプから見て、最後に終了した時に何か書き換えている気がする。
ただ、何をどう書き換えているかは不明。起動ディスクなどの情報かな、と。

あと、これは関係ない気もするが、少し気になったこと。
前回も今回も、約300GB ある HDD のだいたい 160GB くらいを使用した時点で障害が
発生している。AEC-6280M もドライバも BigDrive 対応となっているはずだが、もしか
して、v1.5.2 のドライバは何か不具合があって BigDrive が認識できていない、とか。
とりあえず、今回の障害でバックアップを作成するときに、不要な過去ファイルを随分と
削除しているため、再インストール後は 100GB くらいしか使用していない。
あと 60GB 使用した時点で同様な障害が発生した場合は、この辺も確認する必要がある
かもしれない。
ACARD のサイトには、前バージョンに何が起こってアップデートされたのかは書かれて
いないので、詳しいことはあまり期待はできないが、何らかの共通点が出れば。

ということで、色々と弄った挙句、最終的には↓の構成で落ち着いた。
今のところ、1でも3でも4でも起動可能。

 1.ACARD AEC-6280M IDE1 MASTER → 300GB HDD(MacOS X 10.4.11)
 2.ACARD AEC-6280M IDE2 MASTER → 160GB HDD(OSなし、データ用)
 3.内蔵ATA → 80GB HDD(MacOS X 10.3.9)
 4.外付け FireWire → 80GB HDD(MacOS 9.2.2)
 5.外付け FireWire → 80GB HDD(OSなし、バックアップ用)
 6.予備(未接続) → 80GB HDD(MacOS X 10.4.11 のバックアップ)

合計 780GB。もうすぐ1テラバイト だな。




最新の画像もっと見る

3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
解決しました (s-tac)
2008-09-07 20:53:08
お疲れ様です。
試行錯誤の結果、原因はOSのバージョンとファームウェア、ドライバの組み合わせだとわかりました。ついさっきです。^^;
(ちなみにQuickSilver2002、933MHzです。)
9280Mに接続したOS10.4.11はドライバが2.0.6、ファームウェアが2.16-1.0.5で起動可能です。
問題としては、
OS10.3.9は、ドライバを2.0.6にすると6280Mを認識できない
OS10.4はドライバを2.0.6で6280Mを認識するが不安定。
OS10.4.11はドライバを2.0.6で6280Mのファームウェアを2.16-1.0.5にしないと著しく不安定。
ということが挙げられます。
さらに、6280Mのファームウェアをアップデートするときは
・6280Mからハードディスクを外す
・内蔵ATA(本体ボードに接続した128G以下のATAハードディスク)をOS10.4.11にしてドライバを2.0.6にする。
・内蔵ATAから6280Mのファームウェアアップデート行う。
という手順が必要でした。
内蔵ATAにOS10.3.9をつないで、ファームウェアをアップデートしたので6280Mが認識できず、半分パニックでした^^;
予備で持っていた120GBのハードディスクを内蔵ATA接続し、上記手順でドライバ→ファームウェアアップデートして無事復帰。
OS10.3.9は内蔵ATAに接続してドライバは1.5.7のままで使っています。

ということで御推測は正しく、ドライバのビッグドライブ対応が問題のような気がします。御参考になりますでしょうか?

返信する
訂正・・ (s-tac)
2008-09-07 20:58:23
内蔵ATAにOS10.3.9をつないで、ファームウェアをアップデートしたので6280Mが認識できず、半分パニックでした^^;

内蔵ATAにOS10.3.9をつないで、“ドライバ”をアップデートしたので6280Mが認識できず、半分パニックでした^^;

です。OSX10.4.11でドライバを2.0.6にしないとファームウェアが 2.16-1.0.5にアップデートできません。ややこしや・・・
返信する
ありがとうございます。 (tsuka315)
2008-09-08 01:29:15
s-tacさま。
こんばんは。どうやら、同じようなタイミングで障害対応してますね(笑)。
再び貴重なご意見、ありがとうございます。まさに、ファーム/ドライバ/OSバージョンの
組み合わせによって色々な状況になるようですね。
そういえば、うちはファームアップデートの時は、内蔵ATAに繋げたOS9.2.2から実行した
ので、s-tacさんのような状況には幸運にも遭遇していませんでしたw
10.3.9で起動したときに6280Mに繋がってるHDDは認識されていなくても問題はないので、
とりあえず現在は 10.3.9側は標準の v1.5.2 のまま、何とかなってます。
でも、v1.5.7 までは上げられそうですね。試してみます。
本当に、ありがとうございました。
返信する