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限りなくmoonshine...

GarageBandなどDTMネタとバンドネタと甘いもの中心に。たぶん。

水玉と逆さの風景。

2006-10-11 03:11:42 | photo

フロントガラスに転がる水玉。
良く見てみたら、向こうの風景が逆さまに映ってた。
先週、大雨の中、病院に行ったときの駐車場での風景。

携帯のカメラで撮ったのだが、意外に綺麗に撮れていた。
SO902i で撮影。フロントガラスからは20cmくらいだったかな。

ただ1点、気に入らないところが。
この携帯のカメラ、デフォルトだと測光モードが「中央重点」になっているのだが、
そのままオートで撮ると、この写真のように中央部だけが妙にピンク色掛かった様な
状態で撮影される。
過去にも風景をオートで撮って、帰ってみてみたら真ん中がピンク色になっていて、
がっかりしたということが何度もある。
最初は、レンズ部が汚れていたのだろうと思っていたが、注意して毎回拭いている
にもかかわらず、このようになってしまう。
対して、測光モードを「平均」にすると何故かこんな風にはならず、綺麗に撮れる。
デフォルトが「中央重点」なものだから、よく「平均」に変えるのを忘れる。
何故「中央重点」だとピンクになるのかは見当がつかないが、明らかに違和感のある、
不自然な画像になることだけは確かなので、面倒だが変えるしかないのが現状である。

また、先日の「北海道お土産」やこの写真のように近距離で撮ったものであれば、
ピントも合って綺麗な写真が撮れるが、山とか海とか、所謂本当の「風景」を撮ると
必ず全体的にボヤっとしたカンジにしか撮れない。
オートで撮っても「シーン」を風景にして撮っても同じようにボケる。
普通のコンデジなどと比べたら、レンズも違うし JPEG の圧縮も違うので当前だが、
ボケたり画が粗いのとはまた別モノだし。
撮影時に、シャッター半押しで「ピピッ」と音が鳴ってグリーンのマーカーになる
ので、カメラ的には「ピントが合っている」状態のハズなのだが。

もともと今まで、前の機種を含めて携帯のカメラは殆ど使うことがなかったので、
こんなものなのか、それとも私の携帯が悪いのかは見当がつかない。
ただ、これが標準なのであれば、よくみんなこんな粗い画像しか撮れない携帯で、
ところ構わずパシャパシャやるもんだと感心する。
目的が違うかもしれないから、それでも良いのかもしれないが。

てことで、結論。
携帯のカメラは、例え 320万画素あったとしても、私にとってはイマイチ。
他の機種だとどうなんだろう?


写真追加と、思うこと。

2006-09-24 17:05:38 | photo

先日のベイ・クォーターのエントリに、ちっちさんからコメントを頂いたので写真追加。
ランドマークとか写ってる写真を撮った場所から、ベイ・クォーター側に向かって。
他にも数枚撮っているのだが、何を狙って、何を意図して撮ったのか良くわからない
写真ばかりだったので割愛。撮った後で見直すと、我ながらあのとき何を思って撮ったか
良くわからないモノが良く混じってる。

ところで、写真を撮ってるときって、非常に気分が悪い。
なぜなら、ジロジロと見る人が多いから。
こっちも小心者なので、あまりジロジロ見られると落ち着いて撮ることが出来ず、本当は
もっと色んな場所や色んな構図で沢山撮りたいのに、あせってせわしなくその場を離れる
ことが多くなる。

なんで関東の人間は、あんなにジロジロと見るのだろう。

電車で人の携帯を後ろから覗き込むオッサンしかり、人が操作してる iPod mini の画面を
一生懸命目を細めて見ようとしているオニイサンしかり。
広島だったら、「ワレなに見とんじゃボケ」って絡まれること必至。

先日のエントリの写真も、ベイ・クォーターからと橋の上からと2カ所で撮っていたが、
橋の上にいたときなど、向こうから歩いてきた中年夫婦や若い数人組、みんな揃って
私や三脚に立てたカメラを何度も何度も上から下まで目線をやってジロジロ見て行った。
中年夫婦など、通り過ぎた後も振り返ってまで何度か見て行った。
明らかに、私とカメラを視線が行ったり来たりしているのがわかるのって、どうよ?

そんなにめずらしいか?写真撮ってるのが。

ベイ・クォーターにいたときも、私だけでなく他にも数人、デジカメや携帯のカメラで
みなとみらい方面を撮っていた人がいたが、フラッシュが光るたびに、そっち方面に
視線をやってる人達が。オマエら、猫か。

そんなに人のやってることが気になるものなのか?甚だ疑問である。
横並び主義と言うか、人の姿見て「よかった、他と同じだ」って安心感を得ているとか、
この場合はどちらかというと野次馬根性か?馬鹿も休み休みやれよ、ってカンジである。
それだけジロジロ見ていても、事故現場とかでは「我関知せず」って助けもしないで、
見るだけで行き過ぎるんだよな。ジロジロ見てノロノロ運転になって渋滞になっている
という現場を、首都高で何度も見たことがある。何もしない、何も出来ないのであれば、
そのままサクっと通り過ぎた方がよっぽど良いと思うがどうだろう。
人としてどうかと思うよまったく。

て、まあ、ジロジロ見られてるのを気にしなきゃ良いだけなんだが。
なかなかそこまで根性が無いもんで。


横浜でデジカメ。

2006-09-21 22:50:37 | photo

先日 BAY QUARTER 行ったついでに、ちょっと夜景を。
というか、本当はもっと沢山撮る予定だったが、なにせ台風一過の強風。
雨は降らなかったものの、コンデジと 4,000円の三脚では、風にあおられて三脚ごと
飛んで行きそうな勢い。「軽くて持ち運びしやすい安いの」がアダに。

この日は、三脚を使った初の夜景。
夜景はどうやってもブレまくっていたので、三脚の威力を確かめたいな、と。
それに、オートモードや夜景モードではなくてマニュアルで設定したらどうなるか、
シャッタースピードや絞りの影響が顕著に出るはずと思って。

まずは、例によってオートモードで↓こんなカンジ(クリックすると大きな写真に)。


なんか、めちゃ綺麗なんですが。
購入3年目にして、ちょっと驚いた。
いつも、こんなに綺麗に撮れてたっけ。三脚のおかげか。これで十分、ってカンジ。
データをみると、F2.8、ISO200、1/5" だそうだ。

次に、「シャッター優先」にしてみる。特に意味は無い。
シャッター優先の場合、最長で1秒までしか設定できず、このとき F5.6、ISO100。


それなりには撮れているが、なんかちょっと暗い。そういうもんか。

次は、マニュアル設定に。こちらだと、シャッタースピードは最大 16秒まで行ける。
思い切って4秒に、そして F3.5、ISO100。意味は無い。なんとなく。
一応、「範囲外」のマークが出ないので、良いのかなと。
で、↓こんなカンジ。ある程度予測してたが、まぶしい。


ところで、マニュアル設定だと感度も手動なのだが、シャッタースピードの事ばかり
考えていたせいで、変えるのを忘れていた。確か、感度を上げるとノイズが乗って
ザラついたカンジになると聞いていたので、まあ悪くはないのかもしれない。

というわけで、次は2秒、F5.6、ISO100。


これが一番好きかも。
いずれもホワイトバランスはオートなのだが、一番上のフルオートで撮ったやつが
少しオレンジ掛かっているのに対し、こっちはきちんと白い、というかハッキリと、
ってカンジだろうか。
雰囲気的には、暖かい色合いのオートも好きなので、今までケーキとか撮った時は
このオレンジっぽい柔らかい写真にしていたが、風景はこっちの方が好み。
それに、明かりの部分が少し眩しいくらいで、どちらかというと無難で大人しい
オートよりも生き生きとしている、と(個人的には)思うのだがどうだろう。
実はこの写真、先日のエントリのトップに使っている。

ただ、今回思ったのは、コンデジだとやっぱりマニュアルと言えど設定できる範囲が
限られていて、思い切ったことができないこと。
私のは、広角側で絞りが F2.8~F8.0。
F22 で撮りました、なんてケタが違ってますよお兄さん。
長時間露光は、無理っぽいなぁ。
やっぱ、デジイチ?

ちなみに、トップのみなとみらいの写真について。
これは、BAY QUARTER のデッキから、みなとみらい方面に向けてオートで撮影。
BAY QUARTER 内を三脚抱えて歩くには、まだ勇気がなくて車に置いてきたため、
柵に置いてしっかりと固定して撮った。
勿論、320万画素なので、拡大すればそれなりに荒いし、暗いところの粗さも目立つ。
しかし、この明るさは何だろう。
同じ位置から、キヤノンの 710万画素コンデジ A620 で同じくオートで撮ったら、
こんなカンジ↓になった。


確かに、この方が「夜景」ってカンジで落ち着いた雰囲気で良いのは良いが。
車のテールランプの長さから、A620 の方が圧倒的に短いシャッタスピードだという
ことは、わかる。逆に、これだけ撮れるのは凄いのかもしれない。
ただどちらかと言うとこのトップの写真の方、私のオリンパス C-740 UltraZoom の
方が好みかな。「オートでの出来」という観点では。


十五夜カウントダウン。

2006-09-06 23:59:59 | photo

ということで、月の写真を撮ってみた。
今までも何度か撮ってみたことがあるが、オートフォーカスの上にズームでお気楽に
撮っていたため、まるっきりダメダメな写真しか撮れていなかった。
三脚を購入したこともあり、またマニュアル設定も少しは解ってきたとこだったので、
十五夜を前にちょっと「お試し」感覚で。

勿論、雲一つない澄み渡った空に満月では、普通に見ても眩しい。
マニュアル設定が出来るとはいえ、所詮コンパクトデジカメである。
そんな眩しい状態では、クレーターなど望むべくもない。
この日は、幸か不幸か薄曇りのせいで、肉眼でも月の海がはっきりと判別できた。
これならば、マニュアル設定で何とかなるのではないかと踏んでの撮影と相成った。

で、まずは比較対象として1枚。
これは、デジカメの「 AUTO 」モード。そう、全てカメラまかせの自動設定である。



さすがに、完全に白飛びしている。
実際に肉眼で見ると、ここまで光ってないのだが。
左上がちょっと欠けているところが、満月まであと2日ということを物語っている。

ちなみに、これ以降すべて光学ズーム10倍でサイズは 2048×1536、高画質モードに
設定して撮影した。
また、本当は編集せずにそのまま載せようと思ったが、Photoshop Elements 4.0 で
多少のレベル補正は行った。更に、そのままのサイズでは大きすぎるので、トリミング
して 533×400、72dpi にしてある。拡大/縮小はしていない。

で、やっぱりオートじゃこんなもんだよなってコトで、マニュアル設定に。
私のデジカメの基本スペックとして、望遠側の開放F値は F3.7、これに補正を ±1.0
まで行うことができる。
ISO は 100/200/400、シャッタースピードは 16秒~1/1000秒である。
露出補正やホワイトバランスの設定もあるが、まだまだ手に余っているため、今回は
特に設定せずにデフォルトのままとした。

マニュアル設定でも、最適と思われる数値以外を設定すると赤文字になり、設定値が
最適ではないことをお知らせしてくれるのだが、シャッターを切ることはできる。
真っ暗闇に真っ白な月である、最適値ってなんだってカンジだったので、とりあえず
勘で絞りとシャッタースピードを設定して撮ってみたのが↓コレである。



あら。意外ときちんと撮れてるのでは?
ちなみに設定としては、絞りが F3.7 -0.3、シャッタースピードは 1/200秒。
ISO 100、ノイズリダクション無しである。
とは言え実は本当はもう少しオレンジ掛かっていたのだが、レベル補正した結果、
少し明るくなってこのようになった、という状態である。

次に、もう少し長くしたらどうだろう?ということで、シャッタースピードのみ変更
して、1/100秒に。
たったこれだけの変更なのに、撮れた写真はさっきよりも遥かに明るかった。
これが、トップにある写真である。
レベル補正した結果、さっきの写真とあまり変わらない状態となってしまったが、
良く見てみると月の海の部分が若干明るく、ここまで変わるとは正直思ってなかった。

今回は満月2日前ということで、コペルニクスやティコなどははっきりと見えた。
これが、半月だと、ちょうど影になる部分と明るい部分の境目にあるクレーターに
影が出来て立体的に見えたり、クレーターが丁度影に重なってデコボコに見えたりと、
結構表情豊かになるようだ。
もう少し倍率が良いと、もっとはっきりと見えると思うが、もうそれはデジカメでの
望遠の域を脱しているだろう。望遠鏡にカメラ、というカンジかな。

これを機に、長時間露光で星も撮ってみたいと思う。
ただ、住宅街で夜中に三脚立ててカメラを覗いている姿はやはり普通ではないようで、
通過する車や帰宅中のサラリーマンから、怪しげなモノでも見るような目で見られた。
やっぱ、海とか山とか、怪しまれそうにないトコロに行くしかないのかな。


三脚購入。

2006-08-21 23:17:35 | photo

ついに買ってしまいました。三脚。
3年も前の 320万画素しかないコンパクトデジカメですが。
どうしても手ブレが防げないので、思い切って。
スナップとかだけなら、たぶん不要だったと思うけど、マニュアル設定で意外といろんな
撮り方が出来る事を(今更ながら)知った事と、長時間露光をやってみたかったから。

とはいえ、これ、定価 12,390円らしいが買値は 3,980円。実に 68%引き。
良いものなのかどうなのかさえ良くわからないが、少なくとも私の「これだけは」という
思いは満たしていたりする。

 1.軽いこと
 2.短くした時に、出来るだけ短いこと
 3.でも、適度に高さがあること
 4.持ち運びが便利なこと

どれも同じような内容ではあるが、とにかくデジイチでもないのに豪勢な三脚を買っても
勿体ないし、かといってオマケみたいなのはそろそろ卒業したい。
というわけで、以前から色々と見てはいたのだが、いかんせん千円台から5万、6万まで、
いやもっと高いものまで、あまりにピンキリ過ぎて何が何だか良くわからなかったのも事実。
カーボンが良いと聞いた気がするのだが、軽いのに太くてしっかりしているカーボン製は、
6万くらいだったか。デジカメの倍くらいの値段である。ありえねー。
たまたま、ヨドバシに行って三脚コーナー見てたら、思いを満たしてくれそうなタイプが
2つ3つ。
その中でも、一番コンパクトに縮められて、かつ見た目も良さげなコレを購入。
ベルボンというメーカの、CX-444 という型番のもの。
嬉しいことに、三脚のケースまで付いている。
雲台が取り外しできないらしいが、そもそも取り外せるメリットが良く分からないので、
その辺はあまり考慮せず。
せっかく周りに本職のカメラマンが何人もいるんだから、聞いておけば良かった、と後悔。
とりあえず、私のデジカメにはあまり影響がなさそうだったので良しとしよう。

これで、カメラ持ってあちこちウロウロしてても怪しまれないかな。
なんてね。


花火。

2006-07-24 23:59:59 | photo

うちのマンションから、毎年いくつかの花火大会が見える。
その中でも、正面にかなり大きく見える花火大会が昨日あった。
同じマンションに住む子供達やその親がビール片手に最上階まで上がって来て、しばし
花火大会を楽しむ。
このマンションに住むようになって6年目、もう恒例の行事となっている。
共用廊下のある面なので部屋から見るという訳にはいかないが、割と歳の近い夫婦が
多いせいか、普段は滅多に会わないのに結構いろんな話をしたりする。
最初の頃は、廊下の壁が高いせいで抱っこしてあげないと見ることができなかった子が、
彼らの弟や妹を抱っこしてあげてる姿を見ると、なんかすげぇ歳食った気がする。
当然、子供の数は増える一方で、私は必然的に子供のオモチャとなってしまう。

そんな中、写真を撮ってみた。
花火を撮るのは初めてではなく、実は去年も同じ花火大会を撮っている。
結果は、惨敗。デジカメだから撮ったらすぐその場で確認できるにもかかわらず、てんで
有り得ないくらいのブレやピンボケ、構図の悪い写真ばかりで、20数枚撮ったなかで、
辛うじてマシな数枚を印刷できたという、惨憺たる結果だったのである。
今年は、去年よりはカメラの扱いも慣れてきたので、去年のような AF または夜景モード
のみで撮影するというような勿体ない撮り方はせず、それなりに設定を変えながら撮った。

しかし。
ほんとーに、難しいもんだ。
とりあえず比較対象にと、オートモードと夜景モードで数枚。
夜景だと当然それなりにシャッタスピードが遅い訳だが、思いのほか真っ白になる。
花火は意外に明るいということを知る。
逆に、オートモードでも十分ではないかと思えるくらい、マトモに撮れる。
次に、どうしても防げない手ブレ防止のために、いつものミニ三脚+セルフタイマーで
撮ってみる。
結果、ブレはしないのだが、花火なんて一瞬のモノである。
セルフタイマーに合わせてそんなにタイミング良く打ち上げられているはずも無く、何も
写っていない実に寂しい絵か、まさに今から最大に開く、といったショボい絵に甘んじる。
当然と言えば当然の結果ではある。


左:とりあえずオート。シャッタースピードが短くて、全然綺麗に開いていない。
中:今度は夜景モード。シャッタースピードが長過ぎて、なんか間抜け。画面も白い。
右:風景モード。シャッタースピードが、オートよりも心持ち長い?

で、なんとなく設定してみた「風景モード」が実は一番良いカンジ。
山のアイコンが書いてあって「風景モード」というくらいなので、遠くにもピントが合う
設定なのだろうなんていい加減な発想からである。マニュアル読め、ってカンジ。
(事実、マニュアルには「遠くの風景も色鮮やかに」とある)
手動で絞りを変えられるのだが、とりあえず「 -1.0 」なんてのを設定してみた。
いや、意味とか理由とかを聞かれると困るのだが、何となく勘で。
絞るということは、光の入り口を狭めることだよな、そのままだと白っぽくなってしまう
ので、少し絞ってみる、という発想で良いのかな、ってレベルなので。
誰かツッコミよろしく。
シャッタースピードも絞りも自由に設定できるマニュアルモードもあるが、現時点の自分
には、ちと敷居が高すぎるので、今回はパス。


左:綺麗に撮れたと思ったが。意外にブレてて、かつ少し短い?
中:いきなり尺玉。広角にするも間に合わず。しかもシャッター切るのが遅かった。
右:スマイルとかキティやミッキーが。これはシャッター短めで正解。

ちなみに、大きな尺玉の場合は3倍ズームくらいで大丈夫だが、それ以外のものは大抵、
5~8倍程度のズームで撮っている。
一応、数枚は ISO400 なんてので撮ってみたが、もともと 320万画素だからなのか、他の
設定が良くないのか、あまり差はわからなかった。今どきの、700万画素、ISO 800 とか
オッケーなコンパクトデジカメだと、もう少し綺麗に撮れるのだろうか。
誰か(更に)ツッコミよろしく。


左:もう少しシャッター長い方が綺麗か。空の黒い部分が粗いのが目につく。
中:真っ赤な花火だっただけに、全体が真っ赤。こんなになるとは。
右:フィナーレの尺玉。無風だったため上空に煙が。勿体ない。

にしても、こんなの撮ってるとデジイチが欲しくなってくる。
しかし今と同じ 10倍ズーム可能なレンズ買うと、それ単体でコンパクトデジカメが数台も
買えてしまう値段である。まだ本気の趣味にまで踏み込めてないので、それはちょっとね。
夜でも、オートモードでこの羽田空港くらい撮れてしまうと、まだまだ十分な気が。


B/Wでお寺。

2006-05-07 23:59:59 | photo

リセットするだけでは足りない、という訳ではないのだが、お寺へ行ってきた。
真言宗智山派大本山金剛山金乗院平間寺。つまり川崎大師、厄除弘法大師である。

あいにくこの日は小雨がパラついていたのだが、そのせいか参拝客も割と少なく、
初詣のあの賑わいが嘘のように静寂を保っていた。
ちょうどお護摩修行が始まったばかりだったので、大本堂の賽銭箱の前に立って、
目を閉じてお経に耳を澄ませていた。

その後、ゆっくりと散策しながら何枚か写真を撮ってみた。
白黒だと、えも言われぬ雰囲気が出るだろうと目論んでいたのだが、個人的には
あまり納得できた絵にはならなかった。
もっと、こう、その瞬間を切り出した音のない世界、耳鳴りがするくらいの静寂の
ストップモーション、そしてどことなく影を落としているようにも見えるような、
そんな写真にしたかったのだが、そう簡単に表現できるものではない事を改めて
思い知らされた。

そういう写真を撮られる方がいらっしゃって、その「息をのむ」ような瞬間の、
風景の切り出し方にはいつも感動させられているのだが、さすがプロである。
にわか写真家風情が簡単に真似できるものではない。

というわけで、その中でもまだマシだと思われる1枚をアップしてみた。
よくある旅行者のスナップ写真が、ただ白黒になっただけ、に見える。
何が違うんだろう。奥が深いな。


平穏な週末/首都高。

2006-04-30 21:37:33 | photo

私用があって、久々に夜の首都高を走った。
ちょうど携帯電話を買い替えたばかりで、この小さなボディで写す 320 万画素というのが
どの程度のモノなのか興味が沸いてきて、思わず撮ってみた。
ちなみに、機種は DoCoMo の FOMA SO902i、ソニーの新しい携帯である。
急に思い立ったために撮影サイズを変えるのを忘れ、352×288 ピクセルというサイズで
撮ってしまったので、イマイチ不満ではある。しかし、思ったよりもそれなりに撮れている
のには驚いた。
ちなみに、写っている液晶画面を見ながら撮る勇気はなかったので、適当な位置で構えて
適当にシャッターを押しただけである。

シャッター半押しで「ピピッ」と音がしてピントが合うはずなのだが、さすがにこの暗さと
振動のせいか 10 枚ほど撮ったうちの2~3回しか鳴らなかった。にもかかわらず、意外と
それなりというのは運が良かったのか、カメラの性能が良かったのか。
前に持っていた携帯のカメラが 130 万画素程度だったから、余計に綺麗に見える。
そりゃ同じ 320 万画素でもさすがにデジカメには敵わないが、うちにあるオリンパスの
デジカメではこうはお手軽に撮れないので、その点では流石携帯のカメラという感じである。

「保存する」を選んでから次に撮影できるまで数秒待たされるのだが、これが意外と長い。
このサイズでこれだけ待たされるという事は、もっと大きなサイズだとかなり待たされると
思われる。続けて撮るにはさすがに向いてないというか、当然の事ながら致し方ない処か。

最近は、一応出掛ける時にデジカメを持って出る事にしている。
何を写すワケでもないのだが、せっかくデジカメの面白さがわかってきたので、それなりに
使い込んでみようかなという感じ。今更、という感じではあるが。
そのうち、ブログに上げるかも。


遠ざかるテール。

2006-03-13 00:22:39 | photo

デジカメで、一度は撮ってみたい写真。
星、月、海中(イルカとクジラ含む)、オーロラ、そして流れる車のテールランプ。

デジカメに用意されている「夜景モード」では物足りなかったのだが、最近、長時間露光
ってのをやっと設定できるようになり、「車のテールランプ」の写真については割と簡単に
手の届くものになった。

しかし、「可能である」のと「写真が撮れる」のは別モノで。

まずは、シャッタースピードをどのくらいにすれば良いか皆目見当もつかなかったので、
とりあえず先日と同じ5秒にしてみる。
絞りは、そもそもこの数字を大きくするものなのか小さくするものなのかすらも見当が
つかない状況なので、とりあえず「マニュアルモード」というのに合わせてみる。
一応、オリンパスのサイトにある説明では、

  「絞り(F値):レンズの明るさを表す。小さいほど明るい。レンズが明るいほど、
   暗い場所での撮影が有利。被写界深度を活かした撮影が可能」

とあった。とりあえず、やってみなきゃ良くわからない。
シャッタースピードも絞りも手動で設定可能だが、それが設定可能範囲外の値になると、
赤字で表示されるらしい。

カメラをミニ三脚にセットして、テールランプが写りそうな道路に向ける。
距離があったので、ズームを6倍くらいに。
そこでシャッタースピードを5秒にしたところ、とりあえず絞りは F3.2 + 0.3。
F3.2 と、補正が +0.3。そのまま足し算して「 F3.5 」とは表示しないのね。
まず、これで撮ってみたのが↓これ。


ちょっと明るすぎ?
テールランプを撮るつもりが、何故か反対車線から来る車のヘッドライトが。
テールを狙った車は何処へ?

というわけで、今度はシャッタースピードを2秒に。
すると、絞りが F3.2 -1.7 となった。
シャッタースピードが短くなった分、暗い場所ということになるので、小さくした、
ということかな。
今度は、ちゃんと2秒で目標の場所に車が入るよう、シャッターを切る。
これが、トップの写真となった。
明るすぎず暗すぎず、かつテールランプが奇麗に写った。
ただ、車も写ると思っていたのに、どこにもいない。いったい、車はどこへ?
テールの先に、うすらぼんやりと車の姿が残るイメージだったんだけど。

で、今度は「ノイズリダクション」というのを ON にしてみる。
なんでも、望遠時や暗い場所での撮影時に発生するノイズを押さえるらしい。
同じ場所でもう一枚撮ってみる。↓こんなカンジ


このサイズだと少しわかりにくいが、写真の元のサイズ( 2048 × 1536 )で見ると
明らかに違いがわかる。
OFF の時は少しザラついていた暗い部分や木などの細かい部分が、ON にした時には
滑らかになっている。悪く言えば、のっぺりとしたカンジではある。
どちらが良いかは、その時々によるかな、というカンジ。
ただ、メモリへの保存時間が OFF の時の倍近く掛かるので、続けて撮るには向いて
いない気がする。
ちなみに、こっちはテールランプのカタチが気に入らないので、イマイチ。
もうちょっとちゃんと走れよ、運転手。

ところで、大学時代の自分のバンドの曲に

  「彼女の嘘を許さない」

という曲がある。その中の歌詞に、

  「遠ざかる/テールを見つめてる/さよなら告げる視線で」

ってのがある。若いなぁ。
作詞はボーカルのヤツなのだが、これを初めて聴いたときも、流れるテールランプが
闇に残像を残して去って行くようなイメージが浮かんでた気がする。
だからかもしれないが、この写真は何故かちょっと寂しいカンジに見えてしまう。

ちなみにこの曲で一番好きな部分は、上の歌詞の次の部分で、

  「流れ落ちる/涙を掬い取る/グラスも無くて」

だったのだが、今見ると結構恥ずかしいな。さすが 16年前。


デジカメは楽し。

2006-03-11 03:06:58 | photo

先日のガレフェスでもう一つ触発されたこと。カメラ。
今まで、写真は撮るのも撮られるのも実はあまり好きではなくて、子供の頃に親が撮った
写真以外では、殆どと言っていいほど写真は無い。
アルバムを作るまでもなかったため、数少ない写真は今でも剥き出しのハダカのままで、
引越するたびに保管場所が変わってはいるがそのままである。
今、枚数を数えてみたら、高校~大学までで 30 枚にも足りない。そのくらいである。

3年前にデジカメを買ってから少しは撮るようになったが、それでも iPhoto に保存して
ある写真の数は、先日のガレフェスを除けば 150 枚程度だった。年平均 50 枚。
このブログを始めてからは、夕焼け羽田空港など、それなりに気に入った写真が簡単に
撮れていて、さすがデジカメ、お気楽極楽だな、なんて思っていた。

ある時、mixi でお友達になってもらってる「しんたん」が撮った星の写真を見て、これは
一眼でないと撮れないのかな、と聞いたら、「シャッタースピード遅くしてみたら」と、
助言を貰った。

自分のデジカメのマニュアルを良く見てみたら、シャッタースピードも絞りも、AF だけで
なくマニュアル設定が出来る、とあった。
今更、である。
マニュアルを見ずに使うクセは、どうしても直らない。
とにかく、詳しい事は良くわからないが、結構細かな設定が出来るようだ。
シャッタースピードは、最大で 16秒。開放F値は、W側で F2.8 とあるが、マニュアルで
操作すれば、F8.0 まで設定可能らしい。

↓こんな感じ


で、長時間シャッターを開けるとどうなるのか、試してみたのがトップの写真。
正直、すげーびっくりした。こんなに撮れるなんて。
このときの設定は、

  ズーム 6倍くらい
  撮影感度 ISO 400
  シャッタースピード 5秒
  絞り F3.5 + 0.3

で、ミニ三脚使ってブレないようにカメラを固定。
自宅ベランダから富士山の方にレンズを向ける。
遥か遠くの闇の中で点滅する、煙突かなにかの赤い警告灯までくっきりと。

この設定が正しいのかどうかわからないが、とにかく暗闇でもくっきりと撮れる事は、
十分に判明した。
ノイズリダクションで望遠時のザラつきを押さえるとか、フラッシュの後幕効果とか、
マニュアルを読めば読むほど、試してみたい機能がある事が判明。

このカメラ、まだまだ色々設定ができるみたいだ。
購入して3年目、やっと日の目を見た、という感じ。
まだまだ買い替えなくていいや。これで楽しもう。