VOICE of TSUCKY

ラブラドールのいる風景
出演者紹介:カテゴリー”VoT紳士録” 
用語辞典:カテゴリー”つきペディア”

しあわせのアルバム

2015-01-18 | 百日草(別れた友への思い)
楽しい思い出の写真にはいつも一緒に写っていた。
マフィンは欠かせないメンバーだった。
マフィンがいるときは、いつも楽しいイベントがあった。

ワタシとつんちゃに遊び方を教えてくれたのは、
マフィン家だった。

マフィンの知っているとっておきの海へ誘ってもらい
そら&さくら家、めぐ家と一緒に出掛けた。
それが初めてのわん友との遠足だった。
のちに「勝手にドッグラン遠足」へと発展する基礎を作った思い出深い海。
それがマフィンの海だった。

その最初のお出かけから、マフィンとの写真は
海へ山へ街中へといろいろなシーンが増えていった。

楽しいことはいつも一緒、それがマフィンだった。
それなのに、静かにマフィンは旅立ってしまった。
楽しい時間を重ね、思い出はどんどん増えていく。
でも、いつかアルバムは最後のページになることを教えてくれた。

マフィンと一緒に11万キロを走破したマフィン号は
昨年、2代目となったばかりだったのに。
その主は2代目を置いて遠いところへ出かけてしまった。

お招きいただくと、いつも玄関まで迎えに出てくれたマフィン。
その姿が横たわるリビングに通されたとき、
思わず涙があふれてしまった。

動かないマフィンの冷たい頬を何度も何度もさすりながら
ありがとうの言葉しか出てこなかった。
マフィンにかける言葉が、それだけしかなくてごめんね。
あんなにお世話になったのに。
つんちゃとワタシは、マフィンに一番お世話になったと思う。

マフィンの旅立ちは穏やかだったと聞いた。
それは最高の親孝行。
マフィンは最後まで、ママが胸を張っていう「自慢の娘です!」だった。

マフィン、楽しかった思い出はママの手作りの素敵なアルバムの中にいっぱい詰まっているね。
マフィンのたくさんの仲間たちとの思い出は、
次の世界へ進むときの大きな「持参金」だよね。
自慢のアルバムを、先に引っ越したみんなに見せてあげてね。

2007年6月 マフィン1号車中にて


V字ラブ



















コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

つっきーの木