今朝はむちゃくちゃ寒いです。空は晴れているんですがね。昨日も寒く、そして風が強く、換気扇の外側の扉? がパタパタと動くのは何とも言えません。だから、オイラの部屋はスースーする訳だ。おもむろに、三春の
滝桜ブログを見たら、なんと雪景色なんですね。ビックリです。ここ数日の花冷えでもって、肝心な花見のインパクトが、じゃなくて桜の後光がすっかり薄くなっているような気配じゃないでしょうか。
さて、ワタクシ的な遅れた認識のひとつにテレビドラマがあります。それは、テレビ的なトレンドという波乗りが下手なんです。と書けばもっともらしいですが、単に天の邪鬼なだけです。昨日のオンエアが最終回だった「
タイガー&ドラゴン」(TBS)を今回初めて観ました。もちろん、再放送です。でも、冷静にこのドラマのキャスティングを見ても、仮に初放送を前にして飛びつくことはなかったのです。メインの山崎虎児、谷中竜二を演ずるジャニタレの2トップなんてボクにはまったく関係ないし、「
電車男」を観るまで伊東美咲をドラマで意識することはなかったのです。また、どんちゃん、ケンちゃん(組長)役の大物二人にしても、脇役くらいにしか思えないから、まったくワタクシ的に引っ掛からなかったのです。
だけれど、古典落語の扱いが時に無理があったとしても、いかにもテレビ的なテンポの良さと一種のキッチュなまでのノリがブレンドしていて面白かった。そして、回を重ねるごとに、どんちゃん役の西田敏行の存在感がグイグイと魅せてくれるんであります。太った丸い腹が違和感なく溶け込むオーラは、たとえテレビ的だとしても観る者へ良心を伝えているのではないかと。それが西田敏行の魅力でしょう。もちろん、どんちゃんに比して出番の少ないケンちゃん役の家族に乾杯な笑福亭鶴瓶もいい! それにしても、伊東美咲。なんだかなぁ~、と最後まで貫くポジションに感服デスナ(爆)。
そして、今回得た遅れた認識の最大の賜。それは、何と言ってもリサ役の蒼井優であります。見るもの初めてなら、名前を知るのも初めて。好みとまではいきませんが。まずいッスか。