昨日は数年振りに
TOJ(ツアーオブジャパン)東京ステージを観戦してきた。やっぱり、生の観戦は素晴らしい! まずは、日比谷シャンテ前のスタート地点で号砲を聞き、そのままシャトルバスに乗り込んで大井ふ頭の周回コースへ。毎度の平坦な周回ステージだから、その観戦ポイントはいろいろ。もっとも、ゴール付近は熱心なファンや応援団が占めているんだよなぁ。
そんなことを思いながらシャトルバスを待つこと30分。これがなかなか来ない。終いには乗り切れない場合もある、というじゃない。うんなぁ~こと今更言われても。辛うじて乗れたものの、大井ふ頭着は12時少し前。宇都宮ブリッツェンの中村の逃げが大胆にして勇ましい! しかも、周回ラスト2周まで一時は最大1分28秒の差を付けて、グイグイと引っ張る。ブリッツェン監督の口癖じゃないけど、「鳥肌」ものである。そして、目の前を駆け抜けるとき、自然に声が出るのだ。ナカムラ、頑張れ!!!
巨大なオーロラヴィジョンを観ながら、目の前を選手が駆け抜けると声援を送る。いいねぇ! 周回も残すところ2周で集団の動きが活発になり、スピードが上がる。中村の逃げが集団に吸収されると、他の3名が飛び出すも、ラスト1キロで吸収され、いよいよ集団スプリントだ。大接戦である。チームNIPPOのリケーゼの優勝かと思われた瞬間、背後にいた愛三の西谷、ブルージャージのガッツポーズが飛び込んできた。日本人の優勝だ。素直に嬉しい。この臨場感、興奮もさることながら、接戦をものにした瞬間の観客も巻き込んでの得も言われぬ一体感は最高だ。