このところ、駅ホームとかで7月期ドラマの大きな番宣用ポスターを見かけるものの、そのチェックすら蒸し暑さでピンとこないのか、大いなる(笑)関心も沸き起こらない。まして、前期クールにおける感想のひとつやふたつはあってもいいのかなぁと思うものの、どこを探してもまったく見当たらない。それほどに不作だったのでは。
それは、最後まで通して観たドラマが、たったの1本だけだったからだ。テレビ朝日のドラマという、ある種の収まるべき地味な存在感を良い具合に「らしさ」として観る側にストレスを感じさせなかった「警視庁捜査一課9係」。なのに、ドラマの最終回にありがちなオチの悪さを、よりによってその地味さを見事なまでにマイナスに開花させるようなオチに至っては、駄作じゃなくてダサさの極みじゃないかとがっくりきたのであります。続いて、途中もなにもたしか第二回目で見るのを止めたにも関わらず、後半からけっこ~面白いじゃんと見続けてしまった「弁護士のくず」。精々、ココロに残るのはこの2本くらいでした(爆)。もの凄く期待感あった「特命!刑事どん亀」って、一体なんのことやら状態になっているし、何かと話題だったような「プリマダム」。えっ、それって何というドラマですか? と、ボクから聞きたいところですね。
ということで(かなり意味不明でもあるんですが)、いつものごとくボクのドラマに対する視線は、主役級ではない4番目とか5番目あたりに位置する俳優さんにあるのです。ストーリーはその次であります。言うなれば、番宣ポスターに映らないであろう俳優、それも女優さんがすべてなんであります。表向きピンスポットが当たってる表向きの旬な女優さんなんてどうでもよく、ぼくなりに脇役でもキラリと光る女優さんにピンスポットを当てたいなと思うんであります。(痛快な)コメディものはその限りではありませんけど。
なんて呑気に書いていたら、早速今晩9時に始まるドラマがあるじゃないですか。タイトル「
誰よりもママを愛す」&TBSって、ボク的に歓迎しない鉄壁の雰囲気がキモイくらい匂うなぁ(爆)。まぁ、大体は想像つくものの、この場合は久々登場の内田有紀に注目する?