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taroのさすらい日記

日々思ったこと、見たこと、感じたこと、そして写真と音楽のことなど

感動の再会

2011-10-02 09:51:01 | music

 シブヤのタワーで待望のピンクフロイド、リマスター盤を買う。全14タイトルをまとめて、といきたいところ、それはそれで懐具合寂しくノリの一気買いは無理であった。しかも全14タイトルすべて輸入盤がそろっていなかったのである。「原子心母」「狂気」の2枚を買う。何年振りになるのか。感動の再会である。当時、中坊のころ、その「プログレッシブ」ロックという言葉の響きに洗脳された原体験から比すると、これはもう完全にポップな作品であることが少なくとも僕の脳内で上書きされたのだ。もちろんスケール感とか緻密な構成とか、それこそプログレッシブなのだけど演奏はいい具合でポップなところが実に新鮮に響く。とくにロングセラーで知られる「狂気」にその色合いが強い。「原子心母」も同様に、あの頃に聴いた印象とはがらりと変わるほどだ。まぁ、それにしても今回の中坊からのブランクは如何なものかと自問するものの、手元にあるリマスター盤からは紛れもなくプログレな響きとロックなノリが泉の如く現れればそれだけで満足するのであった。

蘇る

2011-09-29 07:00:09 | music

 ピンクフロイドのリマスター盤が発売になった。なのになのに、店頭に行けないなんて。もがき苦しんでいる僕! もう、アホかと、アホかと。で、そう思った途端、35年以上も前の音という記憶が蘇って脳内でピンクフロイドが鳴り始めるのであった。すっかり忘れていたとおもっていたから不思議である。

こんな天気だからこそ

2011-08-20 09:36:29 | music

 予想通りの週末天気だ。昨日の急変迫り来る漆黒の雨雲、黒澤映画の何十倍も凄くて本物の豪雨を目の当たりにして、ずぶ濡れは嫌だけどもっと涼しくなれと腹の奥底から祈ったものである。この涼しさは何ものにも代え難い有り難さ。だからこそ、今朝は洗濯も済ませノンビリなんてできない。もう、こんな時間(9時過ぎネ)である。ササッと外での用事を片付け、もしかしたら通りすがりウニオンの雨の週末セールに出くわすかも知れない。それならそれでちょい見でそれも片付けよう。焼酎か泡盛を買い、安くて美味そうな肴を探し、発泡酒を冷蔵庫に仕込み、早めに帰還して音楽、音楽、ロックに酔いジャズ三昧だべ。おっと、忘れていた。有楽町の交通会館にあるいきいき富山館でます鮨を買うのだ。

WAVE終焉

2011-08-02 06:59:09 | music

 僕の懐かしいレコード店学徒時代が収まってる会社が終わったらしい。以前より読者として楽しませて頂いてるロックンロール方丈記Part2からのエントリーで知ったのよん。勝手にリンク貼ってゴメンなさい、小松崎さん。っていうか、僕のこと覚えてくれてるかどうか分からないのだけど、僕はさるさる日記時代から楽しませてもらってます。う~む、なんか知らないけど見事なまでの散り方なのかしらん。
 あの頃の思い出はいい時と嫌な時とか駄目な時とか一杯あり過ぎだなぁ~。行け行けドンドンで売ったこともあれば、その挙げ句どうしようもないほど在庫を抱えたこともあったでふ。トップクラスのオーダーを取ったこともあったかも。その成果は・・・で身動きとれなくなったとか。なかでも、池袋時代がもっとも楽しく濃い思い出が詰まってると思う。というか、池袋と六本木しかないのだけど。その池袋期に撮った貴重な写真があって、いますぐ出てくればアップしたいけど、そこには今では想像できない標準体重な我が身が幻影のごとく頭髪のふさふさともどもまるで別人のワタクシがいたのだった。いつの日かアップしませよう。

9月27日

2011-07-14 07:09:41 | music

 先日、アマゾンから着信したメールの見出しが、ピンク・フロイド最新リマスター特集。そのメールを開くもなにも、ようやくリマスター盤が出るのだからまさしく慶事。これまで買わずに我慢してきた甲斐があるというものだろう。中坊のころ、プログレッシブ・ロックって言葉でもって、なんて格好いい響きなんだろう、と意気に感じてしまい夢中になったのがピンク・フロイドだった。その数年後ジャズ一色になるのだけど、短かったロックな数年間とはいえ、それなりに多感な期間だったから、今でもあの時の興奮、夢中になった思い、憧れが瞬時に蘇ってくるのだ。そして、あの頃と同じ気持ちで聴くことができるはず。発売の9月27日が待ち遠しいぜよ。

ピアノ・コンチェルト

2011-06-06 07:13:25 | music

 昨日は<ロシア・ピアニズムの継承者たち>第3回、ニコライ・デミジュンコの2日目を聴く。開演10分前に到着。それまで約2時間、有楽町~銀座界隈を忙しく歩き回っていた。遅い昼飯を電車のホームで摂り、ギリギリ間に合う。座った途端、言うまでもなく強烈な睡魔が襲う。このままでは完全に寝てしまうだろうと覚悟するのであった。会場はほぼ満員。やはり演目に左右されるのだろうか。ショパン/ピアノ協奏曲第1番とラフマニノフ/ピアノ協奏曲第2番なのだ。
 演奏が始まる。アンコールの2曲まで清流のごとく透徹な響きが心地良い。体内の睡魔をあと一歩のところで引き寄せてくれる。不思議である。何分間かはカラダが寝ていたと思うのだけど、聴覚はしっかり生きていたと思う。人気の有名曲が豊かに繰り広げられる。それに身を委ねる悦楽。曲の素晴らしさに改めてハッとなり、演奏の素晴らしさに痺れる。ステージならではのコンチェルトの醍醐味に大満足!

ピアノ・リサイタル

2011-06-05 09:41:40 | music

 昨夜は素敵なKさんを誘って「すみだトリフォニーホール」で<ロシア・ピアニズムの継承者たち>シリーズ第3回、ニコライ・デミジュンコのリサイタルを聴く。失礼ながら初めてとなるニコライ・デミジュンコばかりか、シューマン/ウィーンの謝肉祭の道化、謝肉祭、リスト/伝説 S.175、ピアノ・ソナタ ロ短調S.178という演目も初めてなものだから、その意味では先入観なくまったくの素の状態で接するカタチとなった。それがいい影響を与えたのだろうか。終始心地よい緊張感のなか、それはコンパクトな構成からなる演目から導き出される音空間とその聴き手のほどよい集中力が終始ブレなかったからだろうか。純粋にクラシックのコンサートが楽しめた。つまり体感することの後追いと同時に聴き手側でも言葉での説明は難しいけど音楽が鳴っていたのだと思う。*画像では伝わらないけど、錦糸町から見える話題のスカイツリー、その大きさに驚く。実際の感覚は巨大な建物というより空間に貼り付けたポスターみたいなのだ。

溺れてます!

2011-05-29 08:43:10 | music

 連日の雨である。この展開を見越して? アマゾンでポチッたKing Krimson「The Great Deceiver 1」(2CD DGM5004) 「The Great Deceiver 2」(2CD DGM5005)が昨夜届く。明細にはアマゾンギフト券利用とかで1割引きの2枚で3974円。gooood! 27日の午後にクリックしての昨夜着だから素晴らしい。もちろん、内容はもっともっと素晴らしい。外に出ることなく、いや外出する必要もなく、ただただひたすら至高の73~74年クリムゾンワールドに溺れる悦楽! 今朝の時点で、4枚ある本作のVol.1の1枚目で止まっている。そこから先へ進めないほど繰り返し聴いてる。で、手元のはMade in USAとあるのだけど、このレーベルはそれがオリジナルなの? 誰かエロい人教えてちょ。

今は昔

2011-05-06 07:15:09 | music

 偶然手にすることになったクオカードのことは、多分昨年末にここで触れてる。使える店舗が僕の生活圏にまったく無いので換金すると書いた。でも、額面がそれなりに大きいから買取額は94%が相場らしい。月末ピンチになったら換金と思っているのだけど、いざとなると何もしないでここまで来てしまった。普段から本屋に入らないのに本屋で使い切ることは不可能だろう。コンビニしかりである。そのコンビニで酒を買う、と思ったこともあったけど、基本は定価だから論外である。それじゃHMVで使おうと思って、たまたま歩いていたのが銀座だったものだから、インズの店舗を目指したら姿・カタチなく呆然となってしまった。数寄屋橋の阪急にあったことなんて、今じゃ誰も知らないかもしれない。今、改めてウエブで確認したら、にゃんと都内は6店舗に止まり。さらに、使うとなると新宿しかない有様だ。その新宿にしても、高島屋と多分マイシティにもあったはず、なんて言ってはいけないのか。う~む。これは、マジで換金しかないのか。いや、そうではなく、HMVの店舗が少ないことに改めてビックリしたのであった。

楽しんでる

2011-03-08 07:23:44 | music

 なんだかんだと言いながら音楽を聴き続けている限り、コンデションがどうのココロの調子がどうした、身辺のゴタゴタに振り回されそれどころではない、やれ買ったCDがハズレばかりでこまっちゃう、毎度のウニオンはいつも空振りでこまっちゃう、なんてことが立て続けにあっても、結局は音楽を楽しんでいるわけだ。なんせ、今朝の一発目はJackie McLeanの「Action」(Blue Note 7243 5 96499 2)だもんね。溜まらんでふ。