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taroのさすらい日記

日々思ったこと、見たこと、感じたこと、そして写真と音楽のことなど

ぶっ飛びグルグル

2013-04-26 07:13:57 | music

 サンタナ・ウイルスが我が脳内を席巻している今年の春。まさに、それは春の桜花にふさわしいサンタナ謳歌そのもので、オレ様、日々の忙しないなか唯一最大の桃源郷に浸っているのだ。そのウイルスが突然変異ならぬ自然進化したというのか、再び三度四度五度目、いや何度目かもう分からん、ジミ・ヘン・ウイルスが天の声のように舞い降り脳内を疾走して始めている。いいねぇ~。もう、朝からぶっ飛びグルグル逝ってます。爆裂! イン・ザ・ウエスト!!

春真っ盛り

2013-04-10 08:42:35 | music

 オレ様の春はサンタナ・フィーバーだ。先日の来日公演が契機ではなく、小林克也のラジオ番組で「サンタナ」と神の声を聴いたことが発端である。長い道のりだった。これまで、何故スルーしてきたのだろうか。オレ様の触覚・視覚・琴線に響き、触発もなければ、クロスオーバーもなかったのだ。どうしてかと振り返ったところでそれは無意味だ。長いブランクを取り戻すなんてこともナンセンス。今、こうして聴いているのだから。ジミ・ヘンは当たり前に聴いてきたけれど、サンタナは無かった。「Santana」「Abraxas」完全ノックアウト。しかも全トラックにである。今年の春は1970年前後、いや輝ける60年代末の圧倒的な世界に溺れるぜ。

聴けてない

2012-08-10 07:02:30 | music

 う~む。まったくもってミュージックが聴けてない。振り返るならば、昨日のささやかなミュージックは行き帰りの2時間ほど。これでいいのか。まったくもって逝くないけど、仕方ないのだ。時間っう余裕が無いんだもの。で、普段ならどんな時でもガンガン、フリーなジャズがスゥ~と入っていくのだけど、あるいは、朝からビンビンとジミヘンでスカッと抜けちゃうのだけど、このところの猛暑が影響してるのか、それとも実は疲労が知らないうちに蓄積していて、表向きは空元気でしかないのか、Willie Nelson「Stardust」で朝からしっぽりと、帰りはゲッツ~ジルベルトのボッサでホゲッ~と和んでしまうのであった。まぁ、そんなテンションだったのだけど、これもまたミュージックに向き合う姿勢の一つなのだ。

ダイレクトメール

2012-05-04 07:25:40 | music

 アマゾンを利用すると、その履歴に応じたジャンルの新作&関連情報がメールで飛んでくる。うざったいなぁ~なんて思うワタクシを別にして、賢く利用している方がほとんどでしょうか。これまではほとんど無視してきたようなもので、その都度見ていたらキリがない、というよりはあまり食指が動く新作っていうものが無かっただけのこと。昨日は、そんなアマゾンのダイレクトメールを見ていたら、大好きなAllman Brothers Bandの作品「A & R Studios: New York, 26th August, 1971」が発売になってることを知り、ガツンとやられる。デュアン・オールマン、事故死の2ヶ月前のスタジオライブ盤。ただただこれだけでカラダが震えてくる。ジッとしてられない。これはアマゾンより高くとも店頭買いをすべくシブヤのタワーへ行かねば、というノリだったのだ。
 そして、昨日のような天気の場合、本屋で時間を潰すより中古じゃないCD屋で時間を潰すのがよろしいのだけど、さすがに昨日はその手前で引き返してしまった。根性無しと言われようが仕方ないのだぜ。だって、雨に濡れたくないことと、休日でこんな天気のうえ、混み合う電車に乗り合わせたくないからだ。
 でも、欲しい。今すぐ欲しい、という欲求はいかんともしがたい。欲しいといえば、もう一枚ある。大好きなBlues Brothersの「Blues Brothers Complete」の輸入盤なのだ。何故、店頭にないのだ。何故、アマゾンは仕入れないのだ。ついてながら、大好きなギタリスト、John Abercrombieの新作「Within a Song」も間もなく発売だ。そうやって、知らないうちにそのダイレクトメールからいろんな情報を得ているって、今さらだけどすごいなアマゾン。

「ロシア・ピアニズムの継承者たち」第6回

2012-05-01 07:11:15 | music
 
 昨日はすみだトリフォニーホールでシリーズ「ロシア・ピアニズムの継承者たち」の第6回、リリヤ・ジルベルシュタインを聴いてきた。今回も前回の2月に引き続きジローさんをお誘いしての鑑賞だ。完治してない風邪を引きずりながらの鑑賞となったけど、結果はもう言葉がでないくらい素晴らしかった。
 
 1部 ムソルグスキー「展覧会の絵」ソロ
 2部 ストラヴィンスキー「火の鳥」
    チャイコフスキー「ピアノ協奏曲第1番」

 ヴァシリス・クリストプロス指揮、新日本フィルハーモニーによる「火の鳥」を挟んでの有名曲が並んだ極めつけとでも言えるステージ。普段の日常でもこの曲名に触れることはあると思う。そして、よく知られたというフレームでその曲に接することも少なくないはず。そんなバイアスが知らないうちに身についてるからなのか、あっと言う間の演奏だった。そんな印象とともに、実はよく知っているという認識にも関わらず、今回が最後まで通して聴いたのが初めてという有様。それほどに近いようできちんと触れていなかったのだ。たとえば、チャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番でいえば第1楽章の途中までといった具合である。
 リリヤの強烈無比なテクニックは言うに及ばず、それは「展覧会の絵」でノックアウト、その技巧のもとに支えられた力強くもダイナミックな演奏が、遅れてきたリスナーにとってまるで神々しいまでの響きに溢れ興奮の連続となる。しかも、この日のリスニングポジションが普段のセンター寄りではなく、中央向かって右側寄りのステージに近いところで、これまでの印象がガラッと変わるほどの硬質な楽器の響きもさらに興奮を誘ったかもしれない。
 遅れたリスナーは一夜明けても興奮が冷めない。リリヤのピアノとロシア作曲家のピアノ作品、それを現代に奏でるステージ。この3つがとてもいいカタチですべてを出し切ったかのような、素晴らしい企画ではなかっただろうか。

セルゲイ・エデルマン/ピアノ協奏曲全曲演奏会 第一夜

2012-03-30 07:18:02 | music

 昨夜はすみだトリフォニーホールで「ロシア・ピアニズムの継承者たち」シリーズ第五回、セルゲイ・エデルマン/ピアノ協奏曲全曲演奏会 第一夜を聴いてきた。日中は春の陽気でポカポカだったけれど、朝晩はまだまだ油断できない寒さ。そんななかいざ会場に着けば始まる前から熱気が伝わるほど、今夜のステージへの期待が高まる。
 広上淳一指揮、新日本フィルとの演目はピアノ協奏曲第2番、第3番、第4番である。休憩を挟んで一気に駆け巡る壮大にして濃厚な演奏は、それがたまたまなのか自分のコンデションが春の息吹を全身に浴びるような新鮮な体感と相まって最後まで興奮し続けてしまう。当夜のセルゲイ・エデルマン、広上淳一の指揮、新日本フィルという三位一体が織りなす演奏の素晴らしさに加え、さらなるベートーヴェンの作品の魅力を見事に引き出していたと思う。終演後、凝縮されたステージに接して気分一新となったのである。

買いますた

2012-03-27 07:11:47 | music

 先日の日曜、ようやくというか待ったなしでインナーイヤーフォン、モンスターケーブルのMH BEATS IEを買った。いきなりの結論だけど、この日はすみだトリフォニーホールへ向かう途中でもあり、アキバのヨドバシで買うと決めていた。ルートは神保町で降りてお茶の水のウニオン経由のヨドバシだ。ところが、ウニオンで物色に夢中になって時間切れ、ではなくオーディオのウニオンを覗いたら「プレミアムヘッドフォンガイド」なるフリーペーパーを目にしてしまう。何かしらないけどもの凄い情報量が詰まってる小冊子に驚く。むむっ! これはもしかしたら今一度、次期インナーイヤーフォン選定に待ったがかかるのか。いやいや、これであと一週間は待てない。その待てないにはお金のやりくりも含まれている。やむを得ないといっていいだろう。だから、今日こそ買うしかないのだ。ヨドバシへ着くも時間がない。だが、そんな意気込みに迷いなくブレない自分? さっさと「MH BEATS IE」の札を持ってレジに並ぶのであった。この潔さ? 買ってしまえば迷いも吹っ飛んでしまうもの。メデタシ目出度し。

あれから一ヶ月

2012-03-24 07:17:45 | music

 いよいよ終演を迎えようとしているインナーイヤーフォン、モンスターケーブル社のMH BEATS IE。ここにきて、ほんとうによく保ったと思う。その間、2年と6ヶ月。まさにアメリカの無骨なまでの造りに感謝である。たしか、先月末にそのフラットケーブルのゴムに亀裂が入いるようになりボロボロ状態だ、と触れた。あれから約一ヶ月。断線こそまだだけれど、亀裂したところは線芯が剥き出しとなっている。これでいい訳がないはず。いよいよ買い換えだろうな。それも待ったなしだ。

in Rock

2012-03-21 07:13:41 | music

 今回の連休、ボクはすみだトリフォニーホールに2回通い、コンサートを聴いていた。これについては後日触れるとして、コンサートにテレビ画面による映画鑑賞、芋焼酎探しも含め、いろんな事が並行してあったなか、脳内は春を意識してなのか突然にDeep Purpleの「Speed King」が鳴りはじめていた。理由は分からない。アマゾンで調べるとSpeed Kingが収録されてる「in Rock」がリマスターでリリースされている。これだ! ついでに、名盤「イン・ジャパン」も追加曲を入れて「Made in Japan」(2CD)としてリマスター盤が出ているじゃないか。これだ! 
 「イン・ジャパン」はそれはそれはマストな一枚で、レコードを手にしたのが発売間もないころの中坊時代。それ以来の愛聴盤である。CDも当然ながら持っている。ここで、「in Rock」と供に新調する機会は誠に結構なこと。アマゾンの次にオークションを見ると、その「Made in Japan」が安い。今回はオークションにしようかと思いかけたとき、まずは現品を見ようとシブヤのタワーに向かえば、2枚ともに1000円ポッキリじゃないか。これで決まりだ!

亀裂

2012-02-26 07:30:22 | music

 iPodで使うインナーイヤーフォンは只今大ブレイク中のMH BEATS IEである。これを使い始めたのが2009年9月だ。オレ様の記憶に間違いなければ、ブレイクする直前かその以前にユーザーであったことが言えると思う。あのころの店頭ブースなんて、その他の海外メーカーの一つとでもいった扱いだったと思うし、偽物もまだ出始めていなかったかも。それ以来、つねにオレ様の分身として大活躍なのだ。それが、いよいよ終焉を迎えようとしている。とはいえ、約2年6ヶ月経っても、その断線はまだなのだ。そこが凄い。いや、本当に凄いと思う。先にピンジャックのところに亀裂が入りコードが剥き出しになったのをテーピングして1年は経つだろうか。そして、今回はそのフラットケーブルが経年劣化で固くなり亀裂が入った。右のイヤフォン側にも亀裂が起きた。いつ断線してもおかしくない状態に陥ったといえるだろう。
 こうなると断線してから買い換えるのではなく、もちろんまた同じMH BEATS IEにするのであれば問題ないけど、他に選択肢はないのか、これとは違う「よい音」で楽しめるブツはないのか、あるいはまだ埋もれたメーカーが潜んでいるのかも、なんて調べることは大切だと思うし、それが楽しいのだ。でもなぁ~、静かでまともな売り場で試聴できるところなんてまず無いのが実に痛い。