今度、どこ登ろうかな?

山と山登りについての独り言

・鶏冠山から木賊山(鶏冠尾根)

2011年05月19日 | 山登りの記録 2011
平成23年5月15日(日)
鶏冠山2,115m、木賊山2,468.6m

 しばらくのブランクから、西丹沢と近くの軽い山を登った。さて、そろそろ少しばかり本気モードの山に行こう。登ろうと思っている幾つもの山々から、とはいえ余り遠出も大変だし、残雪の山もいいけど、奥秩父あたりかなあ選ぶとしたら?奥秩父の未登峰も幾つもない、残っているのは点と点を繋いでその間隙にある、地味な山ばかりだ。
 その中では、地味ながら少し面白そうな山があった。そう、鶏冠山だ。一般ルートではない篤志家向けの藪岩山。とはいえ、この山は山梨100名山に入れられてから、沢山人が登るようになって、岩場にはフィックスロープも付けられているという。そうはいっても、人がどっさり押しかける山ではない。鶏冠山から奥秩父主稜線の木賊山まで、鶏冠尾根を登れば楽しめそうだ。木賊山は20年ぶりかなあ?
 ということで、行く山は決まった。鶏冠山は最近登る人が多いといっても、現在のエアリアにはルート記載が無い。かつてのエアリアには破線が書かれていたから、現在実質的には一般登山者はご遠慮下さいという意味なのだろうか?

 土曜の夜に家を出て、秩父へ向かう。秩父のいつものスーパーで買い物をして、R140で雁坂トンネルを抜けた。トンネルを潜るだけで710円払うのも何だかなあ…まして今回はトンネル抜けてすぐの西沢渓谷入り口までなのだから、往復1420円あれば何か美味しいもの食べられるな。11時30分に西沢渓谷無料駐車場に車を停めた。駐車場には既に数台の車が止まっている。外は寒く、まだ冬用のシュラフで丁度いい感じ、アラームを6時にセットしてシュラフに潜った。本当は5時半にして6時出発としたほうが良かったと思ったが…。

 朝方目が覚めた。まだ5時、もう外は明るいがもう少し眠れる。シュラフに潜って眠り込んだら、アラームが鳴ったのか?次に目が覚めたら6時半になっていた。寝過ごしてしまった。7時の出発では今日のコース少しきついかもしれない。パンを食べて支度をしていると、次から次から車がやってきて随分沢山の人が来るなあ。まあ、ほとんどは西沢渓谷か甲武信ガ岳でしょうから、支度している人の中には沢登りの人も居るようだ。

 6時47分に駐車場を後に、おみやげもの屋の前を通って西沢渓谷方面へ舗装路を歩いていく。後先に歩いている人も何人かいた。雲ひとつない青空が広がって、行く手には早くも鶏冠山が見えている。遮断機を過ぎ、沢沿いにしばらく歩きトイレと登山指導所と書かれた看板が立つテント(無人)がある西沢渓谷入り口の広場に着いた。用を足し、さて出発。見上げる山々は新緑が萌え出て、気持ちの良い最高の気分。

 しばらくまた沢沿いに歩くと、休業中でひっそりとした西沢山荘に着く。田辺重冶の「笛吹川を遡る」の一文が彫られた石碑が静かな森の中に佇んでいる。奥秩父というと木暮理太郎と田辺重冶の二人が思い出されるが、著作では木暮の方がポピュラーなのに、あちこちにある石碑は田辺の方が多いような気がする。豪放磊落で文章も人を惹き付ける木暮に比べ、真面目で控えめ、文章も生真面目な田辺は誠実なイメージがつきまとう。この二人は仲が良かったようで、一緒に登った山の紀行文がそれぞれの手で著されているが、性格の違いがそこに反映されていて面白い。ぼくがイメージする奥秩父はいつもこの二人の著作を読んだ若い頃のままだ。実際にはそういった雰囲気が残っているところは確かに少ないが、小川山や唐松尾山くらいでしょうか。

 西沢山荘で帰りに下ってくる予定の徳ちゃん新道入り口を分け、さらに笛吹川を遡り、二股吊橋から青空をバックにそそり立つ、ニワトリのトサカのままの鶏冠山を見上げる。ホントニあんなところが登れるのでしょうか?間もなく西沢と東沢の分岐に7時35分に着いた。西沢渓谷と書かれた大看板の隣に、青い小さなプレートが付けられている。ここに鶏冠山入口と書いてあった。この青いプレートは乾徳山や黒金山あたりで見られたキツネの絵が描かれたものと同じ。

 ロープが張られ、東沢コースは基本的には入渓禁止?の様だが、鶏冠山へのコースになっているためロープは通れるように一部外されている。しばらくは細いブナ林を進み、東沢の縁をへつって東沢に降りる。ここで対岸に渡渉しなければならない。水量は結構多く、とても飛び石伝いに向こう側に行くことはできそうもない。ちょっと思案して渓流沿いを歩いていると、対岸に既に渡ったご夫婦?の奥さんと目が合い、沢の幅が少し広い所を指差している。つまり、ここを渡るのだと言うようだ。覚悟を決め、靴を脱いでズボンを捲り上げ、靴の紐を結わえて首にかけ、冷たい水流を渡る。水はしびれる程冷たい、膝くらいの深さでじゃぶじゃぶと5m程の対岸に渡った。

 ちょっとズボンを濡らしたが、ウエットドライだから問題ない。しびれた足を乾かし、靴を履いて、そこから岩を乗り越えて直ぐに尾根に取り付く。いきなりのもの凄い急登だ。後続してきた3人組と後先になり、シャクナゲが咲き始めている尾根をひたすら登る。かなり高度をかせいで尾根が細まると立ち塞ぐ様な岩壁の下に突き当る。ここで後先になっていた2パーティーを抜いて、この岩壁を西側から巻くように、地すべり斜面に岩屑が散乱したガレの斜面を、高みに向けて斜めに登り上げる。足場は悪いがコースはハッキリしているし、標識もうるさいほどあるので問題ない。西に展望が開け、笛吹川対岸の黒金山や牛首の稜線が良く見えた。

 濡れた岩壁のあちこちに以前南アルプス前衛の鞍掛山で見たクモイコザクラの群落が見られる。ガレには倒木も多くこの辺りは凄絶な光景だ。このガレの登りが終わると、チンネのコルと呼ばれる第一岩峰と第二岩峰とのコルに出る。『←鶏冠山・広瀬→』と書かれた錆びかけた古いブリキの標識が岩に付けられていた。第一岩峰は巻いてコメツガの痩せた尾根を詰めると視界が開け、第二岩峰の基部に10時丁度に着いた。頑張って登ってきたが、出発が遅れてしまったので当初の予定時間を大分オーバーしている。

 第二岩峰基部からは眺めも良くなり、黒金山と牛首の稜線に加え、大変根張りも雄大な国師岳が望まれるようになる。南側の真下は西沢渓谷の道と二又吊橋や雁坂トンネルに続くR140のループ道路があり、その向こうには広瀬湖が俯瞰されて遠く薄く富士山が見える。第二岩峰に登るには真新しいクサリがぶら下がっている10m程の岩を越えなくてはならない。岩のあちこちに木が生えていて、グレードは二級程度の容易な岩だが、結構高度感がある。クサリとロープが垂れているが、使わなくても登れる。下りは使った方が楽で安全でしょう。この岩の上が第二岩峰で、そこからは更に眺めが良くなり快晴の山は気分も爽快だ。その分左右が切れている岩の上はスリルもあります。

 岩峰から少し樹林を進むと、そこで眼前にそそり立つ見事な第三岩峰とそこに続く痩せた岩稜が現れた。いやー、こりゃ凄い。久々、その気にさせる山です。妙義の岩稜歩きを思わせる気の抜けない岩場を慎重に進むと、6人程の先行パーティーと会う。全員メットを被り、ザイルで確保しながら歩いているみたい…リーダーらしい方がお先にどうぞという。そこは、この岩稜のハイライト?というべき大きな岩のギャップのところで、それじゃあと、すたすた先に行かせていただくが、みんなの注目を浴びてクライムするのは恥ずかしい…。

 岩稜が終わると第三岩峰の基部に着く。ここはとても手ごわそう、これをすたすたは登れないなあ。直登することもできない訳ではなさそうだが、ここは慎重に迂回路を行く。コメツガの茂る薄暗い窪のような所に下り、そこから今度は急な溝を登ると第三岩峰の東側に登り上げる。ここに『←鶏冠山・木賊山→』と書かれた青い標識と錆びかけた古い白ブリキ製の『←広瀬・木賊山→』と書かれた標識がある。そこから西にしばらくシャクナゲ藪をはらいながら行くと、第三岩峰頂上に10時41分に着いた。山梨百名山の鶏冠山の標柱はここに立っている。一応ここが鶏冠山頂上ということらしい。地図上の2,115mの真の頂上はここから約400m東に高く盛り上がっているコメツガに覆われた高みだが、この標柱があることで、ここから下ってしまう人が多いようだ。

 第三岩峰(鶏冠山山頂)は、素晴らしい景観が広がっている。北に高く国師が岳が大きく、黒金山と牛首の間に乾徳山、広瀬湖と富士山、大菩薩嶺方面の雄大な眺め。直ぐ北にこことほぼ同じくらいの高さの岩峰がそそり立ち、見下ろす西沢渓谷東沢の急峻な渓相には目がくらむばかり、対岸の石塔尾根の西滑頭の東斜面には幾段にもなって滝が落ちているのが見える。しばらくは、誰もいないここで周囲の景観を楽しみながらパンを食べて憩った。11時2分に第三岩峰を後にいよいよ鶏冠尾根を登る。随分時間が遅くなってしまったので、木賊山に一体何時に着けるのだろうか、と少し不安もよぎる。

 迂回路分岐を通過すると、いきなりシャクナゲ藪がうるさくなった。それまでのコースとは全く変わって、この先木賊山までシャクナゲ藪(払いながら歩ける程度)とルートが不明瞭なところも多く(マーキングはそこそこある)、岩場の通過もあったりで、ぼく的には楽しめる山になった。

 小さなコブを幾つかで、わずかにコメツガの樹林が切れた小山に出た。ここが鶏冠山の真の山頂だ。鶏冠山の真の山頂には標識も何も無かった。樹林が低いので眺めは悪くない。ここまで来ると、初めて木賊山と甲武信ヶ岳が姿を現した。見ると木賊山まで、考えていた以上に距離がありそうで、木賊山は遥かに遠い。その上、地図では余り標高差の無い尾根が木賊山直下まで続く様に見えるが、実際には途中の2,177m峰をはじめ幾つものピークがあって、そのアップダウンはかなりの様に窺がえた。今の時間とこの距離感を考慮すると…相当厳しい登りになりそうだった。

 そんな風に考えていると、おばさんが一人でにこにこしながら登ってきた。ここが鶏冠山の山頂ですよね、と聞かれた。GPSで確かめるとそのようですね、と答えた。この方は20年前に木賊山から鶏冠尾根を下ったことがあると言っていた(お見それいたしました)。その時は、鶏冠山の下りで迷ったのだと感慨深そうに話す。何故か記念写真を撮ってくれとカメラを手渡されたのでした。それじゃあ、とお別れして木賊山へ向かうぼくに、気をつけて下さいねと声を懸けた。時刻は11時41分。えらく遅れてしまったものだ。

 鶏冠山の山頂からシャクナゲのうるさい踏み跡(もはや踏み跡)を北に尾根を辿る。鶏冠山から一度下って、登り返す2,177m峰手前の中間峰付近は尾根が極端に痩せ、刃のような一枚岩が背骨のように突き立っている。ここは岩の基部を東側に巻く。下を覗くと、一気になだれ落ちる戸板のような斜面で、思わず身体を支えながら落ちないように気遣う。低層はシャクナゲ、高層はコメツガだがコメツガに太いものは余り見られない。岩混じりの尾根はこの先も続き、中間峰の頂上部に12時2分に出る。

 中間峰からの下りは踏み跡も薄く、時たまある赤や黄のテープを拾いながら、しかしここでルートを誤ってしまった。尾根なりに北に下っていくと、どうも先が急に切れてその先は断崖になっている雰囲気。そういえば目印もしばらく確認しないな。また確認できるところまで登り返す。この付近、コケに覆われ藪は無いが、岩屑がばらばらと散らばり、そこに倒木があちこち横たわって歩く邪魔をする。このルートは、山頂から下って少しで西側にトラバースして左手の尾根に移るのが正解。テープを確認し、隣の尾根に移る。先ほど下ってしまった尾根はここから見ると案の定、直ぐ先で岩壁になって切れ落ちていた。少しばかりロスした。遅れた時間を取り戻すのはこの様にRFが必要なところなので厳しい。2,177m峰にこの痩せた尾根はそのまま繋がっている。この辺りはシャクナゲ藪も薄く海岸の松林の中を歩くような雰囲気だ。もちろん木は松ではなくコメツガですが…。

 2,177m峰の登り返しは案外きつく、その山頂部に13時3分にやっと着いた。山頂は赤い岩屑(チャート)がばら撒かれた様な所で、囲む樹高は低く、そこそこの眺めがある。鶏冠山は既に突き立った中間峰の向こうに遠く、反対に木賊山はいよいよ大きく高くなる。鶏冠山から木賊山までは、標高差でわずか350m程しかないが、その間には幾つものピークをアップダウンしなくてはならず、地図で見る程容易ではない。遅い出発が、ここに来て大分予定を狂わせている。まだ1時間以上木賊山まで掛かるだろう。先の時間が読めなくなってきた。

 2,177m峰から先は、幾分樹林も薄い稜線歩きの様な登りが続きシャクナゲはうるさいが気分の良い登り。しかし、木賊山に繋がる尾根の詰めは、その分を取り戻すかの様な急斜面が頂上部まで続く。急になるにつれ、囲む樹林は今までの細めのコメツガからダケカンバに変わり、しばらくすると鬱蒼としたコメツガの純林になった。岩の点在する尾根は広まり、次第に踏み跡は不明瞭になる。テープ類も疎らで自分がどこに居るのか良く分からない。基本的には上に向かえば良いのだからと、余り気にしないでGPSで山頂の方角だけ時たま確認する。それにしても登りはきつい。しばし視界が開けた所から、国師岳の向こうに残雪をきらめかせた朝日岳と金峰山が見えていた。目の前に大きな岩が立ちふさがる。その岩には浸み出した水がツララになって何本も下がっている。そういえば気温が大分下がってきたように感じる。標高が高くなったからだろう。この時点で時刻は既に2時を回っている…。

 藪が薄くてどこでも歩けるからと、安易に高みに上っていたら、もう頂上まで300m程の所、標高で2,400mに近い辺りから急に残雪が出てきた。樹床まで陽が届かない様な薄暗い森の中は、傾斜が緩くなったこともあってか、分厚く雪が残っている。表面は硬いが乗ると踏み抜いて膝まで潜る。その上ルートを外れていたから、いつの間にか樹相はコメツガからシラビソに変わっていたが、そのシラビソの幼樹が、シャクナゲと混じって濃い藪を作りおそろしく歩きづらくなった。手で枝を掻き分けながら、その枝が時折顔を打つ、イテー…足は一足ごとに残雪を踏み抜いて、ちっともはかどらない。やれやれ、疲れも加わりひーひーモード。

 ツボ足歩行になって、薄暗い森の中をホンのわずかな距離でしかない山頂まで随分と難儀になった。そうして、ようやくの思いで奥秩父主稜線のルートに出た。山頂標識まで100m程の地点だった。帰りに確認したら、正規の鶏冠尾根コースより大分東寄りに歩いていたようだった。登山道は沢山の人が歩くから、踏まれて固くなった雪が凍り付いてかまぼこ状の小山になっている。滑ってここも歩きづらい。

 木賊山の標識と三等三角点がある木賊山山頂に14時39分にやっと辿り着いた。軽装のハイカーが一人休んでいた。その方も直ぐ破風山方面に向かっていった。ベンチに腰掛け、一休み。随分時間が掛かったものだ。遅い出発と見通しの甘さが今日のこの結果に繋がっている。カレーパンをかじり、大分汗をかいたので水をがぶ飲みした。こんな時刻になっては、そんなにもうゆっくりしていられない。樹林の中で全く眺めもないこの山頂はかれこれ20年ぶりだなあ…。年配のハイカーが甲武信側からやってきたのと入れ替わりに、14時52分に荷をまとめ山頂を後にする。

 破風山方面に少し進むと、鶏冠尾根分岐の標識を確認するが、「鶏冠尾根通行止」と書かれてあった。通行止めなんだあ…。残雪の歩きにくい道を滑らないように注意しながら先に進み、下り始める地点に戸渡尾根分岐がある。帰りはここを下る。雪道は、少し下ってザレ斜面の眺めがある所までだった。そこから登ってきた鶏冠尾根が良く見えた。こうして見ても、この戸渡尾根に比べてなんと途中に幾つものコブがあるのだろう、よくもあんな所を登ったものだ。

 戸渡尾根は急だが、特に注意が必要なところも無く歩き易い。どんどん下って、徳ちゃん新道分岐まで一気に降りてきた。時々見える向かいの鶏冠山はいかついコブだらけの岩峰でシルエットになっていた。分岐で小休止して、後は疲れた足を無理しないよう徳ちゃん新道を下った。巨木のダケカンバ林からシャクナゲのトンネル状の急な尾根となり、ブナ混じりの雑木になって、最後は落葉松の植林で傾斜は緩くなり、次第に笛吹川の水音が大きくなってくる。西沢山荘脇の登山口に着いたら17時28分になっていた。そのまま西沢渓谷入口を通過し、人も疎らな駐車場に17時54分に戻ってきた。陽が長いこの時期だから良いようなものの、やはり長丁場は早立ちしなくちゃいけないな。鶏冠尾根は結構きつかったです。歩行距離約17�、単純標高差1376mだから、それだけ見てもかなりきつい山だった。

 帰りは遅くなってしまったので山梨の予定していた温泉は諦め、旧大滝村(現秩父市)の大滝の湯で汗を流した。ここも何回目かな?4,5回寄っていると思うが、丁度団体さんが出て行った後で、人も疎ら、ゆったり温泉に浸かって気分は上々だった。秩父の街で夕食を済まして帰路に着いた。家に着いたら10時を回ってしまった。

 鶏冠山はすっかり一般コース化していますが、岩場も多くやはりそれなりの覚悟で行った方が良いでしょう。岩が苦手な人は要注意です。鶏冠尾根はルートファインディングが必要な山です。地図で見るより時間も掛かります。鶏冠山を過ぎれば岩場はあるけれど問題ないでしょう。

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6 コメント

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鶏冠山までで十分な気がします (ノラ)
2011-05-19 21:38:27
あさぎまだらさん 記録読ましていただきました。率直に言って私は遠慮したい。現在の年では岩場の通過で神経をすり減らして,その先は無理って感じです。赤岩尾根の後に土倉山に行くようなルートですね。私が持っている昭和57年の奥秩父2でも倒木多く迷いやすいとかなってますよ。岩の熟達者以外は入らないように注意書きがあります。あさぎまださんだから行けるようなルートですね。11時間かかってますね,とにかく大変なルートだ。
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鶏冠山 (あさぎまだら)
2011-05-19 22:10:20
ノラさん今晩は。
そうですか…鶏冠山はご夫婦づれとかも居ました。決して安易なコースではありませんが鶏冠山は岩場を注意すれば登れますね。
確かに鶏冠尾根は相当にシビアなコースです。日帰り周回は陽が長い時に限られるでしょう。昨年登った中央アルプスの風越山から蕎麦粒岳への尾根に良く似ていましたアップダウンが多いのと岩場が多いのとが…。ルーファンが楽しいです。ぼく的には好きなところですね。
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鶏冠山の第3峰はいい雰囲気ですね (ノラ)
2011-05-20 21:50:42
あさぎまだらさん こんばんは。鶏冠山の第3峰はいい雰囲気ですね。こういう写真を見ると行きたくなりますね。木賊山はいかにも奥秩父の山っていう雰囲気ですね。久しぶりに見ます。甲武信岳に最後に行ったのも随分前ですしね。
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鶏冠山頂 (あさぎまだら)
2011-05-20 23:18:58
ノラさんこんばんは。
第3峰は一番眺めが良いですね。昔の地図を見るとこの第3峰に鶏冠山の標記があります。現在は最高地点に標記が移っています。ですから鶏冠山頂をこの第3峰としている山梨100名山の標柱もあながち間違いではないのです。
ですが、第3岩峰は赤岩尾根の核心部1583m峰並みの岩峰です。直登は3級弱といったところですからやや厳しいですね。ザイルあった方が良いです。ここはほとんどの方が迂回路を行くようです。
標柱のせいで山頂を踏まずに降りた、と書いている記録が多いようですが、どうでしょう?最高地点は何の変哲も無い小山で何も無いところです。気にする必要も無いと思いますが、ケジメなのでしょうかね。現在の地図には最高地点に鶏冠山の標記があるからその辺が混乱の原因なのでしょう。
いずれにしても、ここが最高の展望地です。ここから見る国師岳は雄大で素晴らしい!
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最高の展望地へ (しぼれ)
2011-05-23 06:36:36
あさぎまだらさん おはようございます。
第2峰から第3峰、いいですねえ。足がブルってきそうですが迂回路があるならぜひ拝んでみたい景色です。今年は登山口標高の高い甲・武・信方向を多くしていきます。
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岩山は爽快 (あさぎまだら)
2011-05-23 23:20:47
しぼれさんこんばんは。
岩山は森林から抜け出た爽快感がありますね。
確かに岩が苦手な人も多い?と思うので、万人むきじゃないのでしょうが、注意すればそれ程グレードも高くないので登れますね。
鶏冠山はこの付近の山では異色の存在です。
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