Soar into the Sky!

トレントの日記

距離をおけ

2005-05-04 04:18:52 | *Diary
4月25日に発生した JR 福知山線の事故後、JR 西日本労組 組合員が連日ここぞとばかりにテレビの取材に応じ、会社側への批判を促すような発言を行っている。

内容は主に「日勤教育」がいかに酷いものか、そしてそれがいかに日頃の運行に対するプレッシャーにつながっているか、というものである。

労組は今回の事故を“チャンス”と捉えているように見える。あたかも「我々は被害者なのです」という論調を世論に広めようとしているようにうかがえる。

しかしちょっと待って欲しい。今回の事故は、会社と労組、一体となって起こしたものではないか!

JR 西日本の不誠実さにも怒りを覚えるが、この事故を好機と捉えて活動を活発化させる労組も同様に不誠実と言わざるを得ない。

世論はこれらの“プロパガンダ”に翻弄されてはならない。