Soar into the Sky!

トレントの日記

IP アドレス位置特定の必要性 <その 2>

2005-06-26 22:49:43 | *Networking
今回は位置情報の取得方法について考察してみたい。

これはいくつも方法論が浮かぶと思う。

現時点で僕の頭の中にあるのは以下のようなものである。

--(1) エンド・ユーザ端末に接続した GPS 機器で得られる緯度・経度情報
--(2) エンド・ユーザ宅ルータに静的に住所情報を登録
--(3) ISP 顧客収容ルータに静的に顧客住所情報を登録
--(4) モバイル端末が接続中の基地局情報

というところで今日は時間切れになってしまったので、次回は徐々にこれらを掘り下げて行きたい。

髪切りメモ

2005-06-26 21:54:02 | *Diary
約 2 ヶ月ぶりに髪を切りに行った。

スタイリストはいつものオカザキさん。

東京は先週から本格的に暑くなり、いつもより短めにカットしてもらう。

18:00 に行ったら店は混んでいた。

やはり暑くなって髪を切る人が増えているそうだ。しかも、やはり僕と同じでいつもより短くする人が多いとか。ちなみに日曜の夕方は何故か男性客が多くなるのだそうだ。店内はやはり半分以上男だった。

今日はカットと眉カットのみ。そしてワックスを買って帰って来た。

ところで、ワックスはナカノに限る!

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SEE ALSO:
---中野製薬: NAKANO STYLING WAX

今週のヘヴィ・ローテーション

2005-06-25 21:40:42 | *Music
オクタヴァリウム
ドリーム・シアター

ワーナーミュージック・ジャパン

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3 週間に渡ってこのオクタヴァリムを聴いている。

このアルバムには色々なタイプの楽曲が含まれているが、僕の個人的なイチ押しは何と言っても 8 トラック目の "Octavarium"。

実に 24 分にも及ぶ長大な曲だが、ここに今日のドリーム・シアターの全てが含まれていると言っても過言ではない、密度の濃い内容になっている。

ダラダラ時間が過ぎて行く楽曲が多い今日のロック・ミュージック・シーンにおいて、これ程ストーリー展開が綿密に構築され、芸術性の高い音楽は無いだろう。

この曲を聴くだけでも買う価値のある傑作である。

IP アドレス位置特定の必要性 <その 1>

2005-06-23 22:26:35 | *Networking
インターネットを業務やプライベートの生活に取り入れる人がこれだけ多くを占めるようになって来ると、やはり様々な問題が発生するようになる。

その問題の中でも僕が特に深刻だと思っているのは、インターネットを犯罪を犯すためのツールとして積極的に悪用した、迷惑メールやフィッシング詐欺などである。

一方、インターネットがそもそも“性善説的”に利用される事を想定して構成されているが故に、そういった犯罪の温床になりやすい土壌なのは事実だと思う。

こうしたことから最近は様々な対策を施している訳だが、どうしても対症療法となってしまっているのは止むを得ないのだろうか?どうしてもイタチごっことなるのは止められないのか?

そこで、決定的 (と言えると考えている) 方法を一つ研究してみる事にした。これが最近の僕のもう一つの研究テーマとなる「IP アドレスの使用位置特定技術」だ。

電話で例えるならば、110・119 番に通報する際に発信者番号に加えてその所在地が警察・消防に伝えられるのと同じだと考えれば良い。

つまり End-to-End の端末同士、お互いの物理的な位置情報を交換し合う仕組みを考案しようという訳だ。

自分の位置情報が相手に伝達される事による犯罪等の抑止効果を期待している。

一般のユーザがインターネットに接続する際に ISP から割り当てられる IP アドレスは動的に変化する場合が殆どだが、物理的な位置というものは、モバイル環境でない限り変わらない事が殆どのはずだ。

という事は、例えば迷惑メールの送信者を物理的な位置で特定する事が出来るようになり、大変効果の高い受信拒否が容易に実現出来るようになるのである。現在考案されている Sender-ID 等の方法よりも一歩も二歩も踏み込んだ対策が取れる訳だ。

ただし、これはやろうと思って直ぐに出来る事では全くなく、技術的・ビジネス的・政治的・倫理的問題点をはらんでいる。

ここではひとまず技術的・ビジネス的な観点に絞って考察を進めて行く予定だ。

新しい潮流

2005-06-22 22:57:53 | *Networking
米太平洋時間 6 月 21 日、シスコシステムズが新しい方向性を持った製品を発表した。

今年に入って一部メディアでも取り上げられていた、Application-Oriented Networking (AON = “エィオン”) である。

これはその名の通り、「アプリケーション層に依るルーティング」を実現する技術である。

実は僕が以前研究テーマとして掲げたのは実はこの AON だったりする。

メッセージ・ベースのルーティング、とも呼ばれるこの技術は、これまでネットワーク層以下で動作していた機器が、パケットの性質をより正確に理解し、その目的を達成するために最適なパケット転送を志すものだ。

この技術の詳細については追って書き記して行きたい。

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SEE ALSO:
---Cisco Systems, Inc.: Application-Oriented Networking (AON)

今週のヘヴィ・ローテーション

2005-06-18 22:33:10 | *Music
オクタヴァリウム
ドリーム・シアター

ワーナーミュージック・ジャパン

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今週も引き続き Octavarium。

ドリーム・シアターが現代最高のプログレッシブ・メタル・グループである事を改めて認識させる作品だ。

前作トレイン・オブ・ソートでのダークな雰囲気から、イメージズ・アンド・ワーズのようなよりメロディアスな曲調に仕上がっている。ヴォーカリスト、ジェームズ・ラブリエの美しい歌声が中心となって、楽曲全体が“歌って”いる。

このオクタヴァリウムを聴いていると、イメージズ・アンド・ワーズからの成長が伺える。

イメージズ・アンド・ワーズは疑いなく傑作であるが、オクタヴァリウムを聴いていると、それさえも「演奏テクニック中心」な楽曲という印象を抱いてしまうから不思議だ。

イメージズ・アンド・ワーズが表面的な美しさだけを求めた作品という事では決してない。つまり、この 13 年で彼らがそれだけ“上位層”での成長を遂げたという証なのだろう。

テクニックで固めたプログレッシブ・ロックとは一線を画し、音楽としての芸術性を一層追求したアルバムであり、より多くの人々が楽しめる作品となっている。

ソニーコンピュータサイエンス研究所

2005-06-09 22:48:37 | *Networking
招待して頂いて、ソニーコンピュータサイエンス研究所のオープンハウスに参加している。

1 日目は「新しい科学技術パラダイムを求めて」というテーマでのシンポジウム。

同社のシニアリサーチャーたちを始め、地球シミュレータセンター所長、そして海外からはカリフォルニア工科大学生物学部教授のプレゼンテーションやパネル・ディスカッションがあった。

内容は壮大でこの小さなスペースに書き記すにはあまりにももったいないほど。

一言で言うと、脳科学とコンピュテーションにまつわるもの。

とにかく刺激になった。

研究そのものにも刺激を受けたが、まずはその研究方法というか、課題に対する切り込み方について多くを学んだ気がする。複雑な課題に対してはとにかく多様なアプローチが肝要だと感じた。

こういう多地点から一つの物事を見ていく手法を、僕が身を置いているインターネットワーキングの分野に持ち込めば、きっとさらに面白い事が産まれて来ると直感した次第だ。

N+I

2005-06-05 23:00:12 | *Networking
さて、恒例の Networld+Interop の時期がやって来た。

一般公開が今週 8 日から始まる。

今頃幕張では、ShowNet と呼ばれるネットワーク構築の為に日本のトップ・ネットワーク・エンジニア達が集まって夜通し準備に奔走しているはずだ。

今年はシスコから CRS-1 の 8 スロット・モデルが 2 台提供されている。

来場される方は是非、その“ジェット・エンジン・ライク”な動作音に耳を傾けてみて頂きたい。