Soar into the Sky!

トレントの日記

よっ棟梁 <その 2> *Updated

2006-05-31 23:55:38 | *Diary
一日おいて今日も朝から西東京方面。

今日は午前中でなんとか終わるはずが、電源工事が終わっておらず、結局夜までお付き合い。

しかし、そこにドラマが待っていた。

電源工事はやはり職人業だ。

太いケーブルを無理の無いように曲げ、機器側の端子に負担がかからぬよう最適な配線方を、それまでの豊富な経験に基づいて緻密に判断して行く。

そして明らかになる我々の機器側の設計上の配慮不足の数々。

やはり導入現場の立ち会いは重要だ!

その工事業者は電話工事大手某社。彼らの名人芸が映えるのも、やはり秘密は現場を仕切る“棟梁”の存在だった。

某通運の時と違って、江戸っ子口調のいかにも棟梁という人物ではなく、静かだが監視の目はキラリと光らせている影の実力者という趣。

なるほど、業種によって的確な現場監督のタイプというのはあるものだ。しかしどちらの棟梁もその分野の長い歴史とその責任を背負っているカッコ良さで輝いていた事は間違い無い。

やはり温故知新、古きを訪ねて新しきを知る。どんな世界も歴史の積み重ねこそが現在であって、それが価値なんだ。改めて納得した次第である。

よっ棟梁

2006-05-29 23:54:01 | *Diary
今日は朝から西東京方面。どんより曇っているがこのまま雨降らなければ良いが。

現場に着いて、荷物も到着。いやはや、それにしてもおびただしい量の荷物だぞ。機械たった 3 つ分なのに、10 トントラック 3 台以上。

しかし、ここに感動のドラマが待っていた。

運んできたのはどんな物でも運ぶ運送のプロ中のプロ、某通運。

何人かのチームでやって来て、450 キロはあろうかという物体でもひょいひょいと開梱して搬入まで素晴らしい仕切りで乗り切った。

秘密はそのチームの長。江戸っ子っぽい口調で、大工で言えばいかにも“棟梁”。 2~3 人は孫がいてもおかしくないぐらいの年齢に見えるが、冷静な状況判断とテキパキとした指令。それがチーム全体に行き渡るように常に気も配っている。

職人技見事!

彼らの技は冴え渡ったが、唯一我々が用意したホニャララがホニャララで相当苦労した。最後はなんとか挽回して乗り切ったが、開放された時にはもう抜け殻だった。

isogashi

2006-05-28 03:30:23 | *Diary
先週、先々週と久々に忙しい日々。こういう忙しい生活は ISP に勤めていた頃以来、5 年振り。

ISP 時代以降、別に暇を持て余していたという訳では無いけれど、それほど仕事に意識を傾ける事はあまり無かった。

今の職場ではこれまで一時的にロードがレッドゾーンに突入するという事はあっても、波が引けばそれなりに自分の時間も確保出来る状態だった。しかし、連休を境にほぼ一変。常にロードがかかる生活が始まった。

恥ずかしくて人にはあまり見せられないが、今の会社に入社が決まって以来、僕は携帯電話の待ち受け画面をこの社が社運を賭けるとある製品の画像にしている。新天地への意気込みを表す意味での事だったけれど、まさかその製品を自分が担当する事になるとは思わなかった。

この製品は世界的にもまだ導入例が少なく、日本での実績が他の地域をリードしている。今までは製品が開発されると当然その地域での実績が先行し、それが他の地域に伝達・伝承されて行くというスタイルだったが、この製品については違う。日本が導入現場の先頭に立っていて、その他の地域にトランスファーして行くという役割をも担っている。この製品を内部のアーキテクチャまで含めて詳細に理解しているエンジニアは日本にもまだ少なく、責任が重い。しかし、同時に楽しい。いくら忙しくても大変でも意味がある。

ISP 時代も相当忙しかった (無理して帰らない限り 23 時以前に退社する事は無かった) が、勉強になったし、チームが一丸となって楽しみながら仕事が出来たのでむしろとても良い経験になった。今はその当時が思い出されるような雰囲気の中で仕事が出来るようになった。

そしてここに来て、ISP 時代に同じチームで常に世話になっていた先輩がいよいよこの会社に、僕の部門に合流する意向を示してくれている。ずっと熱心に誘って来たこの先輩が加われば鬼に金棒。これまで以上に品質の高い製品・サービスの提供が出来るようになるだろう。

自分がこうして社会貢献に繋がる活動が出来る事を幸せに思う。男は社会の為に、公の為に生きてこそナンボだ。そう認識する機会を再度得た。

買った

2006-05-23 23:59:19 | *PC Computing
ソニー、VAIO type U のオンライン販売が昨日 (5/22) から開始された。

夕方 4 時過ぎに注文受け付けの開始を知らせるメールが到着。

忙しくしていたので気付くのが遅れたが、夜 7 時、購入手続きを済ませた。

オンライン販売限定の VGN-UX90PS で、英語キーボード仕様、Windows XP Professional、Intel Core Solo U1400 (1.20 GHz)、30 GB HDD という構成を選択。これにポートリプリケーターを追加した。

「あーぁ、買っちゃった。」

・しかしこれは録り溜めたテレビ番組などを移動中に片付けるのに最高。
・カフェでブログを更新するのに最高。
・旅先から映像をインターネット配信するのに最高。
・海外出張などのお供として会社の PC と一緒に持参するのに最高。
・メッセンジャー端末として最高。
・そして新緑の京都にて、人気のない静かな寺の軒先で仕事をするのに最高、な訳はない。

とにかく、恐らく今年のガジェット道最高峰に位置するであろう製品である事は間違いない。

僕の VAIO type U は「6 月初旬」の配送予定とのことだが、今から楽しみで仕方がない。

出た <その 2>

2006-05-16 23:59:59 | *PC Computing
出た、といえば、今日は MacBook よりセンセーショナルなコンピュータも発表されている。

言わずもがな、ソニーの VAIO type U だ。

このシリーズはソニーの持てる力の集大成と言って良く、エンジニアとして学べる要素が凝縮されている。

僕は思う。これを見てドキドキしない人間はエンジニアとしての素性が無いと。

ソニーをゲテモノ扱いだと思っている人間も多いらしいが、自分の志すら熱く語れない奴に他者をそのように批判する資格は無い。

マイクロソフトが推進しようとしている Origami プロジェクトは VAIO type U シリーズから見れば後発も後発。「何を今更」である。

外観から WILLCOM の W-ZERO3 に近い位置にあると言えなくもないが、あくまでも PC であり、Intel Core が載っている。汎用性の高さは比較にならない。

僕は早速予約エントリーした。MacBook / MacBook Pro の前に、まずは VAIO type U

ソニー、スライド式キーボードを備えた「VAIO type U」 (インプレス PC Watch)

出た

2006-05-16 23:59:53 | *PC Computing
MacBook がようやく発表された。

噂サイトでは当初 5 月 9 日に発表とされていて、かなり詳しいスペックも掲載していた。当日は職場の先輩と期待に胸を踊らせて今か今かとその瞬間を待っていたものだが、再び噂サイトで 1 週間の延期という情報が流され、空虚感を味わっていたところだった。

そして一週間後の今日、アップデートされた噂通り、発表と相成った。21 時頃だった。

その後、23 時過ぎにも関わらず、オフィスにいた僕のところに先輩からチャットが入り、緊急座談会。喜びを分かち合ったのであった。

お互い今夜は悩まし夜を過ごす事になりそうだ。

ちなみに噂サイトの情報は概ね正確だった。リリース日に関してはドンピシャ。若干異なっていた点といえば、ディスプレイ解像度。当初 13.3 インチで 1280 x 700 (or 720) と掲載されていたが、実際は 1280 x 800 だった。噂通りの解像度なら購入候補にならなかったところだった。嬉しい誤算と言うべきか。

あとは Final Cut Studio がちゃんと動かせるという事が正式に発表されたなら、完璧。

今週のヘヴィ・ローテーション

2006-05-13 23:59:10 | *Music
オペレーション:マインドクライムII
クイーンズライチ

ワーナーミュージック・ジャパン

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アメリカ・シアトルのバンド、クィーンズライチが 18 年前に発表した「オペレーション:マインド・クライム」は、ヘヴィ・メタル音楽史上に今もなお燦然と輝く傑作だ。一枚のアルバムがまるで一つの小説のように、一曲一曲が密接にリンクして一つの大きな物語を形成する。それまでありがちだった平面的なものから、楽曲に三次元的な広がりをも与えようかという彼らの創作手法はヘヴィ・メタルの新境地を拓いた。

今やプログレッシブ・メタルの最高峰であるドリーム・シアターもこのオペレーション:マインド・クライムを源流に持つと言われ、他の多くのバンドに影響をもたらしたのだ。

さて、この歴史的大作が 18 年の時を経て完結する。その名も「オペレーション:マインド・クライム II」。

ここで聴くクィーンズライチはさらに磨かれ、永きにわたったこの物語の終わりを語るに相応しい楽想を展開している。

これでストーリーが完結してしまうのが惜しいぐらいだ。

命名

2006-05-12 23:25:03 | *Networking
製品のコードネームは面白い。

スターウォーズやスタートレックのキャラクターから採ったり。星座から採るものもあったりしてとにかく様々。

社内でもコードネームで言われて「それ何じゃらほい?」なんて事はざら。忍者がさぁ、とか、寿司がさぁ、とか突然言われても判る訳ないのよ。

だから、部門内だけでもそういう便利情報をみんなで共有して仕事を円滑に進めようぜ!という活動で Wiki を立ち上げたり、ML を立ち上げたり、まるで IT みたいな事を先頭でやらせてもらっている訳で。

そんな最中、また一つ大きな謎が湧き上がった。

某ソフトウェアの名前の由来が分からない。

コードネームならまだしも、製品名の由来を上司も含め、部門内の関係者誰もが知らない事が判明。

そんな話題だけで一盛り上がり二盛り上がり出来るウチの会社はやっぱり楽しい(笑)。