Soar into the Sky!

トレントの日記

選挙

2009-08-30 22:50:40 | *Nation
衆議院選挙。

結果は想像通りだが、今の日本の選挙なんて所詮くだらない人気投票に過ぎない。小学校の学級委員を選んでいるのと同じレベル。極めて低知能なお話。

先日も記したが、日本の腐り果てたマスコミの報道によって、同様に腐り果ててしまった世論の迷走でしかない。

自民党が大敗だろうが、民主党が大勝だろうが、知ったこっちゃない。

それが我が国家にとって果たして正しい選択なのかどうか、この腐敗した世論にはどうでも良い事なのだ。

ママゴト選挙、ママゴト政治、ここにきわまれり。

一点、静岡で城内実氏が国政に復帰したのは非常に喜ばしい事。唯一の朗報だ。良かった良かった。



雪豹

2009-08-28 01:24:54 | *PC Computing
いよいよ Mac OS X 10.6 Snow Leopard が明日発売となる。

もちろん予約してあり、すぐに我が MacBook Pro に導入する予定。

注目点としては、カーネルが 64 bit 化される事 (実質的な恩恵を受けられるかどうかとは別の話だが) などがあるが、とにかくその安さにびっくりだ。

Leopard からのアップグレード (1 ユーザー) がたったの 3,300 円。

良いねぇ~。


オルトフォン気質

2009-08-25 00:17:58 | *Audio/Video

オルトフォン (Ortofon) と聞いて、オーディオファイル (audiophile) を自称する人なら間違いなくアナログ・カートリッジを思い浮かべるだろう。

デンマークの雄、オルトフォンは高品質オーディオ・ケーブルなども手掛けてはいるが、僕にとってはやはりアナログ・カートリッジの最高峰という認識に変わりはない。

そのオルトフォンが新たにイヤフォンを手掛けると発表したのが今年の 5 月末。かなり驚いたのを覚えている。

意外ではあったが、オルトフォンが作るとなれば一体どんな音を奏でるのか、必然的に期待が高まるというもの。

それが先日ついに発売となり、僕も早速入手した。

このイヤフォン e-Q7 はカナル型で、バランスド・アーマチュア方式のドライバーを採用している辺り、昨今のイン・イヤー・モニター (IEM) の流行を追っている事が理解出来る。

しかしその外観デザインは他社製品とは趣を異にし、オルトフォン独特の高級感が漂う。流石である。

外観だけ装うのは新規参入の常套手段であるが、オルトフォンが他と一線を画しているのは、中身もきちんと吟味している点である。

今回、オルトフォンでは従来のドライバーとは異なる一磁極型の大型ユニットを新たに開発したそうだ。

初めての製品でいきなり独自開発のドライバーを載せてやろうという彼らの野心は素晴らしい。

そして奏でられる音は、極めて良質なアナログの音、つまりはカートリッジで培って来たあの音に通じるもの。

意図的なキャラクター付けを排除し、ソースの持ち味を朗々と鳴らし切る。潔い音である。

一発で気に入った!

日本製という高品質の証に加えてこの音質。これで 2 万円台半ばというのはどう考えても安過ぎる。

是非とも多くの人に使ってもらいたい。

繋がるということ

2009-08-21 00:16:09 | *Networking
mixi という、いろんな意味で狭い世界に飽きた今、facebook が楽しい。

いや facebook が、というよりも、繋がる範囲が広いのが理由なんだろうと思う。

それにはっきりと気が付いたのはつい昨日のこと。

学生時代を北米で過ごした時の友人が facebook で僕を見つけ、メッセージを送って来たのだ。

いやぁ、驚いた。何せ十数年間連絡が取れなかった友人である。

僕は正直、友達というものを沢山作れるような人間ではないので留学当時も交友範囲は広くなかった。

そんな中、同じクラスを取っていて知り合った彼とその弟、さらにご両親には色々と世話になった。

僕が一人暮らしで自炊が嫌いで外食過多の生活をしていると知って不憫に思ったのか、「そんなんじゃ体壊すよ!」 とか、「金がもったいない!」 と言ってよく家に招いてご飯をご馳走してくれた。

今思い出すと泣けてくるなぁ。

彼らは台湾出身。僕が出会う十数年前に一家でアメリカに移住した。

ご両親はまだ英会話がそれほど出来なかったが、二人の息子達はもはや現地人並だった。

台湾の人々が日本、または日本人に対してとても親しみを抱いていると知ったのは、彼らと出会ってからだった。僕に対してあんなに良くしてくれたのも、その表れだろうか。

とにかく今は当時のお礼がしたい。

ネットワーク技術に関わってからしばらく経つが、それを介して人と繋がる事の楽しさ、素晴らしさを改めて我が身を以て体験した。

日本のマスコミの愚

2009-08-10 22:23:40 | *Nation
世論という悪夢 (小学館101新書)
小林 よしのり

小学館

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日本のマスコミのアホさ加減にはいつも驚かされますな。何度 「糞」 という文字で表現しても足らないぐらい。

マスコミといえば、その屋台骨は当然 「報道」 になるはずだが、これだけ報道が報道として機能していない先進国は他に無いのではないか?

報道には "news" という名の通り新しい出来事を広く遍く伝える役割と、民衆を代表して世の真実を追及するという役割がある。

特に後者は重要であり、「民主主義」 という考え方はそれがあって初めて成立するものである。

権力構造を利用したり、制度の隙を縫ったりして世に蔓延る 「悪」 をマスコミが暴き出すのである。

しかし、日本のマスコミはどうであろうか?

報道番組と称するプログラムを観ても、上記のような社会の公器としての自覚をもって取り組んでいるものなど皆無に等しい。

いずれも、視聴者を飽きさせないようにと無意味な演出が加えられたり、場合によっては捏造も平気で行われ、本来のあるべき姿とは似ても似つかないものになっている。

それにいとも簡単に煽られる視聴者の馬鹿さ加減も驚くべきものがあるが、それを基にして 「世論」 なるものが形成され、マスコミはさらにその火に油を注ぐように煽り立てて行く。

つまり、全てが視聴率や販売部数を伸ばすため、はたまたスポンサーとなりうる財界に媚を売るために仕組まれた罠という訳である。

さらに悪質な例では、世論の盛り上がりに乗じて自らのイデオロギーをそこにすり込んで行くという、卑劣極まりない行為も平然と行われている。

そうした行為はおなじみ朝日NHKTBS などの所謂 「左翼の巣窟」 で懲りずに頻繁に行われているのが現状である。奴らはもはや当たり前のように情報操作を行っている。

そうして形成される世論というものはかように危険なものである。

小林よしのり氏 (よしりん) のこの新書はこうした恥ずべき実態に明解なメスを入れる良書である。

必読!