街の看板屋さんのブログです

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ジュニアサッカーとは?

2008年12月05日 | 少年サッカーに一言
日本サッカー協会では、成長する子供の時期にあったトレーニングを進めています。世界の強豪国でも同じような考え方が一般的です。10代の後半にトップへ持っていければいいと考えています。もちろん個人差がありますが、16歳で世界のトップレベルはほとんどいません。肉体的な成長と精神的な成長がある中で、大人になって世界で通用する、観客が見ていて楽しめるスポーツをするには、子供のころに無理なトレーニングをして精神的にも肉体的にもつぶれてしまうような練習はやめるべきでしょう。中途半端な勝利主義も同じで、スポーツの面白さが継続していける指導が望まれます。

方法はいろいろあるでしょう、いろいろな考え方もあることですから、自分で勉強して教えることを楽しむことだと思います。コーチになる人たちは、基本的には前向きで協力的な人がなります。普通サッカーをやっている人は、実力がある人ほど自分でプレーを楽しむことが多いので、子供たちを教えることがありません。サッカーを途中で辞めてしまった人か、まったくやったことのない子供の親が、子供のチームで誘われてスタートすることが多いと思います。

ココで問題が発生します・・・対外試合を組んで勝敗にこだわってしまうコーチがでてきます。サッカーを楽しくできる人たちは、自分でサッカーをやっているので、子供を教えることがありません。そりゃーそうでしょね!サッカーは観ているよりやっている方が楽しいわけですから。サッカーが楽しいと理解できていない人が子供たちを教えるわけですから問題は教えるポイントになります。

サッカーを知らないコーチは、試合に勝つことが楽しいことだと考えてしまいます。コーチは子供たちが試合で勝つことが最高の喜びだと考えます。コーチは、とてもうれしいし対戦チームにも優越感がありますから楽しいんです。でもね違うんですよ!サッカーの楽しさは、ボールを自由にコントロールしてドリブルしたりパスしたり、相手のボールをとったりしながら得点を奪い合うことが楽しいんですよ、もちろん大会で優勝することが目標ですが、そもそもサッカーの面白さは、集まった仲間で一つのボールをめぐって得点を奪い合う行為が楽しいんです。

特に小学生の子供たちは試合が大好きです。練習なんか必要ありません。試合の中で練習させるようにコントロールすればいいんです。フィールドのサイズや形、人数の分け方、オシムさんもやっていたビブスの色分け、ゴールの大きさや配置、いくらだって工夫次第で目的の練習を組み込めるはずです。組み込めるように考えるのも楽しいじゃありませんか、コーチがいろいろ考えるように努力しないと、教わっている子供も考えずに言われたままのプレーしかできない、日本が世界で通用しない原因サッカーになってしまいます。

小学生は、ボールがいっぱい触れるゲームを適切な人数で行いましょう。もちろんコーチも参加してください。周りで観てがみがみ言わないで一緒になって汗を流しましょう。そうすれば子供たちの顔も明るくなって信頼されるコーチになれますよ。