ミランとレッズの試合の中で特にセンターでボールをさばいていたピルロに注目しました。まず、ファーストタッチでの体の無駄な動きがありませんね、次にボールの置き所が抜群にうまい、アレじゃ取れません。パスの技術も「方向強さタイミングの3点セット」申し分なし、得点時のカカへのパスも一度モーションをとめてタイミングを合わせいました。ドリブルも無駄に力まずゲームメイクに徹していたようです。それに比べると鈴木といい阿部といい力みすぎてカットしても次につながる展開を創作できません。日本の課題はこの辺かな、力みすぎて全部がんばって一番肝心なときにミスする。大きな差がこの試合で見えてしまいました。