goo極楽トンボの人生行路

勝手気ままに、独断と偏見の瞑想空間ほ

替玉診察

2019-11-02 01:27:26 | 日記
生命保険の加入に健康診断を受ける必要があるが この健康診断を受けるのに替玉を遣らかす事がある。

詰まり 健康診断を受けると 間違いなくダメだと分かっている人 即ち血圧が高いか 血糖値が高い人は ハッキリと数値が出る
常日頃 医師にかかり 薬を常用しているから 当然保険には加入出来ない。

こんな人程 保険に入りたがる。

とっくに 時効だが
北九州のある街の信用金庫の支店長が保険に加入して 1ヶ月であの世へ旅立った。
勿論 保険会社は調査に。
糖尿病による臓器不全。
しかし 1ヶ月前の健康診断では尿に糖は検出されていなかった。

支店長の知人でかつ私の友人から何とか保険金の支払いを受けられる手立ては無いかと相談があり 北九州まで。
取り扱った生保の営業職員と面談した。

契約時 営業職員も支店長の糖尿病を充分承知で本来なら契約は無理である事も両者で確認していたが 支店長の強い申し出に営業職員が協力して替玉診察をやってしまった。

私の対応は 次の二つの答えのどちらかになる
一つは 検尿の尿を支店長が誰かの尿と取り替えて出した。
もう一つは 検尿尿を営業職員が自分の尿を準備した。
支店長が誰かの尿を出したのは 契約不可
営業職員が自分の尿を準備したのは 保険会社に責任転嫁が可能

答えは簡単
依頼されたのは支店長サイドだし やった事も完全に営業職員に非があるので 生命保険会社に責任を転嫁させることができる。

のだが
すっごく美人でおとなしく 素直な営業職員が「どんな 事でもしますから 助けて欲しい」と言うので 友人には悪いが 営業職員を助ける事にした。

替玉診察は 案外バレる事が多いのだが 時たま 遣らかす人がいる。

ヘソ出せ カネ出せ ハンコ出せ

2019-11-02 00:56:16 | 日記
生命保険に加入するには 俗に「ヘソ出せカネ出せ ハンコ出せ」と言われ 健康診断を受ける必要がある。

保険は取りにくいと思われがちだが 裏を返せば 健康に自信の無い人は保険に入りたがる。
逆に 健康診断の時に 医者に首を傾けさせて 被験者に 不安を感じさせたりすると 健康を自慢していても 何とは無しに不安になる。

生命保険の営業は ある意味では お客とのやり取りに面白味がある。

保険に加入するとか しないとかでは無しに 加入するだけの健康体かどうかなのだ。

生命保険会社で営業していた頃 ある病院の理事長を加入させた。
過去 13年間 血圧降下剤を服用していると言う人物 自己判断で「絶対 契約は不可だ」
とのことで話を聞いてくれないから 説得に行って欲しい 依頼を受けて
理事長先生と2時間お話をした。
保険の話しは 最後の10分間だけ「契約が出来るかどうかは分かりませんが 医師による診察だけ 受けてみてください」
勿論 条件付きで契約。

生命保険の営業は 先ず「ヘソ出せ」からやれば 手取り速い。
ヘソ(健診)カネ(保険料)ハンコ(契約書)が揃わない 契約が成立しない事を 相手に伝えて 安心させて 診察で不安を与えて 契約に結び付ける?
これって 恐喝かな?