日々呟く。

とうとよ/清貧の独り言。

狼と船。

2006年01月04日 21時24分49秒 | モンコレ
嵐を駆ける狼船団

前回のデックでは、《嵐を駆ける天使》のいる意味がほとんどありませんでした。
ほとんどのユニットが即時召喚可能でしたし、先に普通召喚で出しておく意味もあまりなかったですから。

今回は、それをカバーするために、《黒旗の魔道船団》を主力にしてみました。
他に、《ガスト・ジャイアント》という候補もいたのですが…持ってないものは仕方がない。

5レベル風ユニットで、自分で《ディヴァイン・ウェポン》を使うことができ、また、ウルフとの相性もいい、《黒旗の魔道船団》を採用しました。

ウルフは、《黒旗の魔道船団》の奴隷戦力の足しになり、先攻取るのが役目。
ということで、1レベルウルフ中心の編成です。
唯一の2レベルウルフが、牙の祭りの《シルバー・ファング》。
しかし、資産の都合上1枚きり。
せめてもう一枚は欲しいところでした。


昨年のクリスマスに行われた日曜会で使用しました。

1回戦は遠征の<牙と鎖>さんの歌姫デックとの対戦。
牙祭りのないウルフパーティでは少々分が悪いと感じたので、歌姫の苦手とする全体攻撃を持つ《黒旗の魔道船団》に全てを賭けます。

今回はそれが功を奏し、そのまま本陣を陥落させることができました。
ですが、対抗はぎりぎり、もし相手の対抗がもう1つでもあって失敗していたら、今度はこちらがそのまま本陣まで押し返されていたかもしれません。


2回戦は薬岡龍汰さんのジャッジメントフレオンと対戦。
最初に現れた完成途中のジャッジメントには、なんとか対抗勝ちしたものの、そこで力尽きる。
ついで現れたダロクマパーティに手も足も出ず、そのまま本陣まで一気に抜けられてしまいました。

せめて《シルバー・ファング》がもう1体いたならば…。

3回戦は揚げパンさんの、パロットフレイアデック。
《満月の貴公子ルドヴィヒ》の入ったデックです。

ルドヴィヒの前に手も足も出ない魔道船団。
ダイスも味方してくれず、あっという間に3枚散ってしまう魔道船団。

ウルフ勢は《採魂の女神フレイア》に一掃され…。

あっという間の敗北。



結果を見て…。
とりあえず、《シルバー・ファング》がもう一枚欲しいところです。
一枚ではやれることも限られてしまう。

牙の祭りには頼らない編成にしたのですが、やはり牙の祭りは強力でした。
ちょうどこのとき、《シルバー・ファング》をもう一枚手に入れることに成功しましたので、早速次からは組み込んでみることにします。


あとは、それぞれの気になるカードについて。

《エア・ゲート》
使う機会はありませんでした。

ウルフパーティで攻め、《サイレント・ファング》で退却した後に、改めて《黒旗の魔道船団》を呼び出すとか、逆に、《黒旗の魔道船団》から、奴隷戦力のダメージをアップするためにウルフを呼び出すとか、いろいろ考えてはいたのですが…。
結局そんなことをしている余裕はありませんでした。

《サイレンス》
戦闘スペルを封じることができるのはいいのですが、それでこちらが困ってしまうのでは話ならない。

こちらの対策カード群も戦闘スペル偏っているので、戦闘スペルを封じてしまうと、アイテムや特殊能力に対応しきれなくなってしまいます。
《サイレンス》への対抗で、アイテムや特殊能力を引き出すことができればいいのですが…。

それらへの対策を、戦闘スペルだけではなく、ユニットでも行っておかないと、このスペルの真価は発揮しにくいようです。

《シャイニング・シールド》
デック紹介の方にも書いている通り、《氷雪のフランベルジュ》対策として組み込んでいるカードです。

小型ばかりのこのデックには、《氷雪のフランベルジュ》はとても効きます。
《ヒュプノシス》じゃ対応できないし、《氷雪のフランベルジュ》付きユニットは、普通防御力も上がっていて、《プラズマ・インパクト》も成功しにくい。

そこで登場するのが《シャイニング・シールド》なのでした。

《シャイニング・シールド》は《氷雪のフランベルジュ》のように、パーティ全体への効果には有効な対策だと思います。
《サンド・カーテン》など、ダメージから守ったり、防御力を上げたりする効果では、全体を守ることは難しいですから。

ただ、問題は、減少できるダメージが、たかが知れているということ。
人数が多いときの《黒旗の魔道船団》のように、ダメージ量が多い場合はこのスペルじゃ対処しきません。

このスペルがある限り、《ブラック・ファイアボール》は成功しないのもポイントだと思うのですが…。



もう少し、デックを精練する必要があるようです。

油断できないモンコレネット。

2006年01月03日 04時10分15秒 | モンコレ
モンコレの公式サイトである、モンコレ・ネットワーク

近頃のこのサイトは、知らない間に更新されているので油断できません。

今日も、<牙と鎖>さんの《タイム・クエイク》についての質問に回答するため、モンコレ・ネットで該当する部分の表記を探していると、いろいろと新しい発見をいたしました。

因みに、《タイム・クエイク》問題の回答はこちら。
【戦慄迫る日々~熱い想いと願いはやがて 真実へと姿を変えた~】:Re: タイム・クエイク(モンコレ)


しかし、一体いつ更新されたのだろう。
実は大分前に更新されていたのかな…。


まず、なかなか更新されないことで有名だったQ&Abbs
ここがいつの間にやら更新されているようです。

モンコレ・ネットワークTOPの更新履歴の「Q&A BBS更新のお知らせ」の日付には何の変動もないのですが。

しかし、いろいろあった、重要な質問に関しての回答は行われていません。
大体が既に知られていることの確認ばかりですね。

しかし…。
やっぱりここの回答の文章はとてもわかりづらいなぁ…。

例えば。
こんなやり取りが行われています。

質問。
「ソウル・スティンガーの能力、手折られた矢でブラックオニキスの地爆矢やホワイトトパーズの精霊矢の強力な方の効果は使えますか?」

回答。
「いいえ。使用できますが、発揮されません。
《ソウル・スティンガーSH》は「タイプ:弓」を持たない為です。

TOP > ルール > 『灼熱の百年戦争』FAQ > Q2-14
も併せてご確認ください。」



なんだかこの回答の文章、やりとりとしておかしくないですか?

質問者が「使えますか?」と尋ねているのに対し、回答者は「いいえ。使用できます」と答えています。
尤も、この後に「が、発揮できません」と続くのですが…。

「使えますか?」と尋ねて「いいえ。使用できます」と答えられたら、一体どうしたらいいのでしょう。

例え効果が発揮できなくとも、使用することができることには変わりないのです。
それならば、ここは、「はい、使用できます」と答えるべきではないのでしょうか。

全体の回答としては…
「はい、使用できます。ですが、効果は発揮されません。
《ソウル・スティンガーSH》は「タイプ:弓」を持たない為です。」
とするのが適切なのではないでしょうか。


毎回思うのですが、このQ&Abbsの回答は、回答を簡潔に行おうとする余り、一番重要である、回答の分かりやすさが失われてしまっているような気がします。
そのため、可、不可を尋ねる質問に対し、可、不可どちらとも取れるような回答がなされ、結局回答になっていないことさえある。

それではQ&Aの意味がないと思うのですが…。



さて、更新されているところは他にもありました。
FAQ、そしてカードテキストの訂正のページもかなり更新されています。

人によっては、あの《アラマンダ》のエラッタが発表されていることさえ知らない方もいらっしゃるのではないでしょうか。

《アラマンダ》の現在のテキストはこうなっています。

《アラマンダ》
◎フォーリンラヴ
自軍ユニット1体と敵軍ユニット1体が対象。すべてのユニットが同じ種族名の場合、対象自軍ユニットを手札に戻す。その後、対象敵軍ユニットを手札に戻す。この効果は1度の対抗連鎖の間に、同じ自軍ユニットを2回以上対象にできない。

赤字の部分が訂正された部分です。
まず、自軍のユニットを戻さないと、敵軍ユニットが戻らなくなったのですね。

これは、効果発揮時に、自軍のユニットがその場にいなければ効果発揮できなくなったということなのです。
これで何が違うかというと、一時期騒がれた、自爆型能力との組み合わせの「アレ」ができなくなっています。

「アレ」というのは、自軍の自爆型能力を持つユニットと、敵軍のユニットを対象にフォーリンラブを使い、対抗で自軍のユニットは自爆、そうして対抗解決すると、フォーリンラブの解決時には、対象となるユニットが敵軍のユニットしかいなくなり、対象の「すべてのユニット」が同じ種族であるため、手札に戻すことができるというものでした。

ですが、このエラッタによって、先に自爆していなくなってしまっては、自軍のユニットを手札に戻すことができず、その結果、「その後」効果である、敵軍ユニットを手札に戻す部分が発揮されないことになりました。



ずいぶん前に更新されたらしい、このエラッタですら、知らない人は知らないのではないでしょうか。

他にも新たにエラッタが出ているカードがあります。
サドンデスキットに入っている、モンコレ1からの復刻カード。
これらのカードは、モンコレ2対応の表記に書き換えられています。

もちろん、実物を持っている方は、それを使い、それを参照すればよいのですが、この復刻カード、だれでも簡単に手に入れることができるものでもありません。
復刻版ではなく、1のカードを引っ張り出して、それを使っている方も多いでしょう。

私もそうですし。

それを公式側でも考えたのでしょう。
復刻カードのテキストを、エラッタという形ですべて公開してあります。

基本的には、1の頃と同じ内容が書いてあるのですが、中には根本的に効果の変わっているカードもありますね。
実物を持っていない人間には、わかりようもないことです。

一つずつ紹介していきましょう。

まずは、《クラウド・ジャイアント》、《クラウド・ドラゴン》です。
この2体のユニットといえば、特殊能力「雲の道」。
この「雲の道」の表記は、大幅に変更されています。
そしてその他に、新たな特殊能力が加えられています。

それがこれ。

○雲の道
このユニットが対象。対象は「誰もいない地形」も進軍範囲になる。
○雲の門
このユニットの存在する地形のすべての自軍ユニットが対象。
対象に「○雲の道」を与えることができる。
この効果で「○雲の道」を与えられたユニットは、このユニットと同じ地形にしか進軍できない。


つまり、雲の道がただの深海移動と同じになり、その能力を同じバーティのユニットに分け与えることができるようになったのです。

これで何が違うのかというと、《マリン・フラッシュ》や《クックの安定剤》です。
雲の道を与えられたユニットは、特殊能力を持つことになります。
当然、《マリン・フラッシュ》や《クックの安定剤》の効果が発揮することになる。

これを知っているのと知らないのでは大違いです。


次は各種サークル系。
ここでは例として、《ファイア・サークル》を紹介します。

《ファイア・サークル》
[普通/対抗]
ユニット1体が対象。対象を「属性:火」に変更する。
または対象が「属性:火」の場合、「防御力:+1D」する。


「または」という表記が加えられています。
どちらかの効果を選んで発揮するようになったのです。

以前は、属性変更効果とステータス変化の効果が同時に適用されていました。
人間のように属性を2つ持つユニットに使った場合、属性を変更する共に、ステータスも変化していたのです。

例えば属性「火風」のユニットに、《ファイア・サークル》を使うと、そのユニットの属性は「火」に変更されると共に、もともと火属性を持っているので、防御力も上がっていました。

ですが、この表記では、どちらかの効果を選ぶことになっていますので、属性変更か、ステータス変化か、どちらかしか効果発揮することができません。

先ほどの属性「火風」のユニットの場合、敵軍パーティに風属性にダメージを与える《ライラック》がいるので、それを回避するために《ファイア・サークル》で属性を変更しつつ、ついでに防御力を上げる、なんてことができなくなりました。

これも知っているのと知らないのでは大違いです。


次は《ヴォーテックス》
このカードの表記の変更は、2002ルールブックで既に行われていたのですが、それを知らないままの方も多いのではないでしょうか。

《ヴォーテックス》
[対抗:消耗品限定]
消耗品1つと、それを使用したユニット1体が対象。
対象消耗品の効果を打ち消す。その後、対象ユニットをそのプレイヤーの手札に戻す。

「その後」という表記に変わっています。
ということで、消耗品を打ち消せなければ、ユニットを手札に戻すことはできません。
《ゴブリン馬車強盗》なんかで、《ヴォーテックス》の効果発揮前にアイテムを効果発揮できない状態にしてしまえば、ユニットが手札に戻ることはないのです。

《ヴォーテックス》を食らったときなんかに、対処法の一つとして利用できるかもしれません。

《魔力のスクロール》も同じ表記なんですが、未だにそれで1Dダメージを回避している人を見たことはないので、あまり気にする必要もないのかもしれませんが。



この他FAQもいろいろと更新されております。
たまにチェックしておかないといけないようです。
《星座「レッド・ドワーフ》の処理とか、FAQで回答されてても意味が分からないし…。
なんで普通タイミングの効果は使えないんだろうなぁ…。

と、これも、私が何のことを言っているのかすらわからない方もいらっしゃるのかもしれませんね。



更新するならするで、もっと更新された部分が分かりやすいようにしてもらいたいと思うのですが…。

部屋消滅。

2006年01月02日 22時01分39秒 | 囲碁
mixi内のコミュニティである、mixi棋院@KGS。
mixi内で100人を超える参加者を持つコミュニティです。

昨年7月にはKGSのソシアルに部屋を持つこともでき、私が部屋管理人をやっておりました。
その時にこんな記事も書いています。

本日の囲碁日記:管理人就任。

しかし、それから私の大分行きがあり、その後もKGSで囲碁を打つ機会は少なくなっていました。
それも先日記事にしたばかり。

ネット碁。

mixi棋院@KGSの活動自体も、参加者はどんどん増えるものの、ほとんど行われていない状態。
KGS内のmixi棋院部屋も、主に2ch棋院との掛け持ちの方が常駐してくださってはいたものの、部屋内で対局が行われることはほとんどなく、会話すらなかなか行われない状態だったようです。

部屋管理人自身が、たまに顔を出して、部屋メッセージの更新をするだけの状態でしたから、それも仕方なかったのかもしれません…。


そして今日。
どうやらそのmixi棋院部屋がKGS内から姿を消したようです。

対局もない、会話もない状態の部屋でしたから、活動のない部屋とみなされて、整理されてしまったのでしょう。


まあ…仕方ないですか。
mixi棋院参加者の皆様、ふがいない部屋管理人で申し訳ありませんでした。


とりあえず、また昔のように、私がネット接続しているときは、新しい部屋に部屋を作って待機していることにします。

私自身は打てなくとも、とりあえず部屋だけは作っておかないと…。



しかし。
KGS内で部屋の整理が行われるときには、例え部屋が消されても、部屋管理人には何の連絡もないんですね。
まあ、本当に活動のない部屋なら連絡しても仕方ないのかもしれないですが。

初の大会。

2006年01月01日 19時38分38秒 | モンコレ
世の中には例年通りあけおめ記事が溢れております。
私も世間に倣って…とも思いましたが、なんだか上手く書けそうにないので取りやめ。

とりあえずいつも通りの記事を書いていくことにいたします。


まずはモンコレから。

新年1発目のネット大会のご案内。

先月はその前の大会が押したのもあって、大会が行われず。
一ヶ月ぶりのネット大会となります。

第18回ネット大会~初心に戻ってなんでもあり~

今月はAノーマル戦です。
デック点はいつもの通り


さて、Aノーマル戦です。
純粋なAノーマル戦は第2回大会以来となります。

その時の優勝デックはこちらでした。
ネットモンコレ大会本部:第2回大会優勝者のデック。

KICKさんの、風ウエディングです。
氷雪ケンタウロスで《ファフニール》なデックでした。
当時の最新カードであった、《ヴァルハラ》の姿も見えます。
また、この頃まだ《チコリ》はSレギュでは復活しておらず、Aレギュ専用のカードでした。
《ヴォーテックス》もそうでしたね。

Aレギュなのに《ウエディング》を使ったデックであったことに驚いたのを覚えています。


あれから時が過ぎ、Aレギュの環境も少々変化しているものと思われます。
ドラフト、サドンデスキットプロモカードやFSSファイトプロモカードなど、新しいカードが追加されていますし。

《幸福の王子》+《幸せの白い王子》の無限コンボなんてのもできるようになりました。

このネット大会では、《キキーモラのほうき》と《幸せの白い王子》のエラッタ案は、まだ適用されないようですので、白い王子コンボは完全な状態で力を発揮します。


環境の変化で注目すべきは王族ユニットの大量増加でしょうか。
《真紅の皇帝アギアト》や《恋姫コユキ》といった最近のカードには、「王、皇、帝、姫」がカード名に入っているカードが多くあります。

このことから思い起こされるのが《王家の紋章》です。
さらに、《秋の空》対応ユニットも増えています。
《秋の空》対応ユニットは同時に《愛王子ローエングリン》対応ユニットであることも多く、この辺りも注目すべき点ではないでしょうか。


また、同じような能力を持つユニットが2種類いる例も多くなりました。
先ほどの《幸福の王子》と《幸せの白い王子》もその例の一つでしょう。
他には、《蒼天の竜姫》と《蒼空の竜姫》、《呪縛の巫女》と《呪輪の巫女》なんかがありますね。
《魂の賭博師シャクス》と、《黒き博徒シャクス》は、もう既に別物かな。


これら新規カードの数々が大会でどう影響してくるか。
その辺が今回の大会の見所なのかもしれません。



私は、前回のAノーマル戦、第2回大会のときは、主催者代理をやっておりましたので、純粋なAノーマル戦は今回が初めてです。

さてさて。どんなデックで出ましょうか…。




という訳で、今回のネット大会。
参加受付は今月5日までとなっております。

参加申し込み、問い合わせなどは、ネットモンコレ大会本部までどうぞ。