東方不敗の幻想

インターネットのジャーナリズムについての覚書

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空自体質の糾弾のお手本

2008-11-07 01:19:37 | Weblog
「田母神航空幕僚長」がトップに君臨した自衛隊の体質
http://blog.goo.ne.jp/hosakanobuto/e/7030d86e79a38626a5b3848c8e92a8fa

まともだ。
これぞ社会民主党といった類のお手本のような論説だ。

だが思い上がったというよりは、機が熟したのを見計らって挑戦状を叩きつけたのであり、安倍政権において権限拡大が進んだとはいえ、自衛隊というよりもはや「軍部」の自律性を過少評価すべきではない。過大評価すべきでもないが。

しかし、それでも軍部の君臨を防ぐのは文民政府の責務なのは確かだ。


【追記】2008/11/07
ちなみに、これ

「4幕僚長、国会同意人事に」民主が法改正案提出へ
http://www.asahi.com/politics/update/1106/TKY200811060294.html

一見、かしこい考えのように見えるが、憲法違反の存在である自衛隊の、それも文民ではない幹部の人事を、国会が承認するというのは、いわば影の中にあった自衛隊を日の光の差す所へ連れて来る形になる。
どう転んでも、自衛隊を社会が認知し、一定の地位を与えるのは避けられない。
不可触存在として扱い、封印するのはもう無理だ。
つまりは改憲へ一歩はずみがつくという訳だ。民主党の政策に改憲への視野を見るのも「陰謀論」なんだろうな。ふはっ…。

かといって自衛隊を解体し、警察と海上保安庁に人員と装備を渡して、その後、両組織も適当な規模に縮小する、なんて夢また夢だしな。


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