旧開智学校制作記 その4 (完成編)

2019-01-09 23:50:00 | 作成日記
こんにちは、もつぴです。

今日は、完成した旧開智学校の設営を行なってきました。


立派なケースに入れられると、作品の完成度も上がったように感じますね。(笑)

1月12日(土)より、パナソニック リビング ショウルーム 東京にて展示されます。
球体ワークショップ(Webサイトにて要予約)も開催するのでぜひお越しください。




さて、これまでは作品のディテールについて紹介してきましたが、
今回は完成編ということで全体像を掲載していこうと思います。


まずは前面から。
お気付きの方もいるかもしれませんが実はこの旧開智学校、左右で窓の数が異なっています。
左には6個、右には5個の窓があり、それにともなって入口や八角塔も中心よりやや右に位置しています。


こちらは西側の壁。
コーナーストーンが壁より半プレート突出しているのが特徴的です。
このコーナーストーン、かなり試行錯誤した(末に妥協した)ので、次回以降の記事にするかもしれません。

左手の建物から飛び出した部分には小さな窓もついています。
軒先にあるおなじみコーニス。
写真では見えづらいかもしれませんが、壁とコーニスがぶつかる部分に生じた隙間を
白のレールプレートのレール部分によって申し訳程度に埋めています。


裏側の壁。表とは一転してシンプルで落ち着いた印象だったので、
思い切って水色(Medium Azure)を大きく取り入れてみました。
実際に水色なのは窓枠だけなのですが、こうすることでメリハリがついたと思います。
裏向きにした2×4プレートに透明(trans clear)な1×1プレートを貼り付けています。

下層のレンガ調の部分にはLight Bluish Gray, Dark Gray, Sand Blueを使用。
もちろん実物はこんなにハッキリとは色が分かれていませんが、こうしたほうがレゴっぽいなと思いました。


真上から見たようす。
ぜひ実物の作品を見ていただきたいのですが、前庭の石畳の歩道が良い味をだしています。
写真を撮った時点ではまだ作っていませんでしたが、左下の方には自動販売機コーナーもあります。

正面部分の比較。

うわ〜そっくりですね〜(白々しい)
捨象した部分も多いですが、おおむね満足です。
1階入口と唐破風の角度付けに特にこだわりました。


開智学校の全体像については以上です。
次回以降もディテールについて紹介していくつもりなのでお楽しみに。


<おまけ>
最後に、ショウルームに展示されている個人作品の様子をお届けします。


展示室に入って1番最初に目にするであろうスペース。
アンディ・ウォーホルのバナナやカッターナイフ、ターンクリップが展示されています。


寝室にちょこんと置かれた シンセサイザー。


スタジアム、シューズといったサッカーグッズをまとめて展示。
となりにキューブの習作も。


キッチンカウンターに置かれた食べ物たち。


ダイニング収納の上に置かれた花瓶と盆栽。
実際のインテリアとしても使用しうる見た目、クオリティですね。


食卓に置かれたショートケーキとシュトーレン。
シュトーレンはシーズンを過ぎてしまいましたがケーキはオールシーズンいけます。


このように生活場面に合わせて展示をさせてもらっています。
普段の学園祭での展示とは一風変わっていて、ちがった楽しみ方ができます。
上記の他にも何点か作品を出展しているのでぜひ足を運んでみてくださいね。

それでは。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿