無精日記

ときどき書きます。

上野鈴本演芸場7月中席(7/11)・夜の部

2013-07-11 23:56:02 | 見物
春風亭一蔵『猫と金魚』
太神楽曲芸・翁家和楽社中
柳家さん生『出来心』

柳亭 市馬『粗忽の釘』
 夫婦の会話に、地で「私は性的な表現はしませんから」サラッとくすぐり。

粋曲・柳家小菊
林家彦いち『掛け声指南』
 百栄/白鳥〈交替出演〉のさらに代演。初日から休むとは、と軽く揶揄。
 また、本来つぎのたい平さんが仲入り前だが、遅れていると連絡があったらしく、入れ換えて彦いち師の後がお仲入りになるという。
 しかし一転して、たい平さんが間に合う。お仲入り予定通り。『掛け声指南』なので前半にたっぷり入れたフリを、回収しきれず慌てて降りざるを得なかった彦いちさん無念(笑)。
 
林家たい平『禁酒番屋』
 そんなことはおくびにも出さずたい平さん。前座さんの勘違いだそうで。小遊三、好楽の笑点ネタをまじえつつ。
 二番番頭さんは「伊達直人」を名乗り、酒を偽装するに使った上物はランドセル、五合徳利の中身は「飲んで覚える漢字ドリル」だとか。

お仲入り(笑)

漫才・大空遊平・かほり
入船亭扇辰『お血脈』
 掟破りに根多帳を手に持って登場「10分前に来たばかりなので確認しないと…」じっさいにヒザ前は、これまで出たものもこれから出る真打根多も避けなければいけない、難しいポジション。「誰が手を抜いたかわかる… 『掛け声指南』… ねぇ?(観客笑)」。
 石川五右衛門は五右衛門風呂で、「東京ホテトル音頭」を正確な音程で歌う。さすがミュージシャン。

奇術・ダーク広和

喬太郎 夏のR-18 ※主任の喬太郎は性的な表現・残念な描写が含まれる噺を申し上げる予定ですので予めご了承ください。
柳家喬太郎『雉政談』
 同期の扇辰師のホテトル音頭を讃え、「芸というのはタテの継承だけでなくヨコにも継承される」などと言っているところに着替え終えた扇辰さんが乱入。
 マクラで、『あまちゃん』に引っかけて鈴本までの途にアメ横を通った話。どういうふうに R-18 なのか、実例として、小泉八雲の『幽霊滝の伝説』の小咄。
 キジになった父親の仕種、顔芸。喬太郎師の“表現力”に感じ入る。

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