無精日記

ときどき書きます。

愛・地球博

2005-07-15 19:21:36 | 見物
 1970年大阪以来、35年ぶり2度目の万博見物。まあ、前回の記憶はうすいわけですが
 しかしてその実態はたんなる社員旅行。私が幹事。
 名古屋に到着、バスで会場へ。
 あづい。駐車場から入口まで15分ぐらい歩いたが、そこでもう汗ビショーリ。

 幹事でありながら、本当は個人行動好きの私、入場早々に皆と別れる。
 まず西ゲート入口すぐの食堂街フェスティバルフードコートへ。
 世界各国の料理云々は、東京で食べたほうがうまいだろうから選択肢から削除。パスタのSPIGAとか、ぜんぜん関係無い店もある(笑)。
 名古屋名物だな… と見てみるが、きしめんがまるで不味そう。無難に(?)みそカツ丼を。まあまあ。これで、支給されたミールクーポンのうち1000円分を消化。

 今回、社員旅行の催行が決定された時期が遅く、ほとんど事前のパビリオン予約が出来なかった。11時~16時半の滞在なので、人気の日本館やトヨタ館、日立館などを当日申込みしていたらそれだけで時間が潰れてしまうので、待たずに入れそうな諸外国館を中心に観て回ることにする。

 まず西ゲートから近いグローバル・コモン6へ。ココで観たのはフィリピン、ラオス、マレーシア、ベトナム、ブルネイ、インドネシア、タイ、カンボジア、NZ、南太平洋共同の各館、エリアのうち混んでいたオーストラリア・シンガポール以外すべて。

 ラオスではコーヒーを試飲。日本人にとてもよく似た顔立ちで親近感が持てることもあってか、ビールを売っていた女の子が可愛かった。
 南太平洋のある国ではホテイアオイを栽培して、エネルギーに変換したり、バイオマス利用したりしているそうな(会場内全体でも、レストランの食器などバイオマス使用と謳っていたり)。
 しかしこのエリアでは、なんといってもインドネシアの、クーラーの真ん前に椅子が置いてある場所、が一番であった。だってあづいんだもの。

 ぶらぶらと北方面へ。
 それにしても人が多い。多すぎる。平日なので、お年寄りと子ども(学校ごと来ている)の割合が高い気が。お前ら他にやることないんか(俺もだけど)。お前ら本当に理解して観て回っとんのか(俺もだけど)。

 リアルタイムの待ち時間が分かる地球博の携帯サイトを調べ、グローバル・コモンの4と5が空いていると出ていたので向かおうとするが、あまりにもあづいのでトラムという観覧車に乗って進む。
 ココでは、コーカサス共同館、アイルランド、チェコ、ウクライナ、リトアニア、UKなど。iモードの情報と違って、実際は混んでいるところが多く、エリア内でも断念した館のほうが多かった。

 素朴に自分の国の名産・物産などを並べているアジア各館に比べ、ヨーロッパはシュールな展示が多かった。芸術作品とか、ただ楽器を置いて遊ばせてるだけとか。リトアニアなんて意味わからんぜシュール過ぎて。
 その中でもアジア寄りのコーカサスでは、紛争の年表があったり。地理的な位置関係をあらためて把握しました。
 ウクライナの売り子の娘さん達は綺麗でした。
 チェコ館でのこと。係員自ら喋っていたのを横で聞くともなく耳にしていたら、外国館で働いている日本人女性スタッフはほとんどが派遣社員なんだとか。
 1軒、ミールクーポンの使える店を見つけ、残り1000円分を消化するために、食べたくも無いのに甘そうなトルテと、ペットボトルの飲み物を買う。

 ここから、実はちょっと乗ってみたかったゴンドラ(キッコロ・ゴンドラ)で北へ戻る。グローバル・コモン1。まずインド。館内、お香でいい匂い。円形の部屋があり、壁沿いにぐるっと座って中央上部のビジョンを皆で見上げるのだが、1ヶ所、冷房の吹き出し口をハケーン! いそいでそこに座り、20分ほど動かないでいる。だってあづかったんだもん。
 ついで、ネパール、中央アジア共同館と回り、その国とは特に関係無さそうな苺ソフトクリームを食して、行程終了。また30分ほど歩いて元来た西の駐車場へ。

 宿は西浦温泉。将棋や囲碁のタイトル戦が行なわれるなど有名な旅館だったのだが、そしてじっさい料金も高めだったのだが、料理も風呂もごく普通
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