ちょうど一昨年のこの日(7月13日)、豪雨に被災した新潟。
復興の一環として、昨年も7月に開かれた「頑張ろう新潟」女子プロレス(06・7・28新潟 、06・7・29長岡)が今年も行われた。
実行委員長(だったはず)の池内氏は、今回も来場していたが特に登場はせず。
昨年はAtoZの残党の方が取り仕切ったのだが今年はNEO主催。
入場式。ジャガー・堀田・豊田を除いた選手が、ほぼデビューの新しい順(最後の4人タニー元気日向田村は、書いている現時点で正確なところがわからない)にリングへ。田村が右手の指に包帯を巻いている。?大丈夫か?。
挨拶はこの日誕生日の栗原。緊張?からか「わたくしごとですが」がなかなか言えず「わた…」「わたし…」「わた…」となってしまい、ちょっと可愛かったです(笑)。
1.○タニーマウス(10:21パロスペシャル)×野崎渚
初っ端から「コイツになんか負けるかー」と叫びながらヘアーホイップ、「変な顔が見たいですかー」と問いかけてキャメルクラッチ、と、口で客席を温めようとするタニー。
フゥ~跳び。
地方向けなのか?アニメのネタ、キン肉バスターは逃げられてしまい、ウォーズマンで勝利。
野崎については可も不可もなく。
2.○宮崎有妃(10:07首固め)×阿部幸江
宮崎のヘアーホイップ、またコブラツイストを腰投げで返す、いずれも軽量の阿部が大きく吹っ飛ぶ。宮崎のパワーに観客がどよめく。
つづく恥かし固めにも、別の意味でのさざめきが。
Wレッグロックを極めて相手の背中に乗る。なんでもない痛め技だったが、ブレイクののち阿部が悶絶。場外に転がり落ち、腰を押さえてヨロヨロ。セコンドの米山と中島がコールドスプレーを大量にかける。
客席から、いいタイミングで「宮崎ダイエットしろー」という声が飛び、ユッキー「うるせー。なんでだよー」と笑って答える。
リングに戻り、宮崎早くもチーズスター。さらにムーンサルト、は阿部が躱してラマヒへ。撥ねられてすぐ連続のラマヒ、は透かされる。
フランケン等も出すことはできた阿部だが、目突きからの丸め込みであっさり決着。
3.田村欣子、△栗原あゆみ(15分時間切れ)△豊田真奈美、松尾永遠
豊田連夜のマイペースファイト、栗原相手に鎌固め→片脚をデスロックのままもう片脚をピンと伸ばしての弓矢固め。
タムクリ連係、90°ずつ横のロープに走り、ぐるぐる回ってから挟撃ドロップキック。
ポストから場外ダイブの連弾、4人のうち田村だけ飛ばない(笑)。
田村は指の怪我を感じさせない戦いぶりで、豊田とも渡り合う場面あり。
しかし試合全体を通じて、がんばって働いていたのはなんといっても栗原(出番の多寡でいえば、豊田と松尾の関係も同様)。
時間切れ直前、豊田を相手に高く綺麗なミサイルキック2連発。サイクロンの仕掛けを1度は背後に降りて躱し、もう1度は高角度回転エビで返す。裏投げ、裏投げ。2発目からのカバー時に、タイムアップのゴング。
試合の流れを、途切れさせることもなく自然に乗って、ついていくだけでなく自ら流れを作り、しっかり自己主張できていた。
4.堀田祐美子、○闘獣牙Leon(21:04マッドスプラッシュ)元気美佐恵、×勇気彩
堀田&玲央奈組って、AtoZじゃねぇか!発表時にはなんとなく聞き流していたのを、リングに立った絵面で想い出す。
堀田がLeonを肩に担いで大砲キック、お互いパートナーがキャメルクラッチに捕らえた相手へキックを1発ずつ(堀田が蹴ると、押さえていたLeonまで吹っ飛ばされる)など、そこそこ連係もあった。
地方大会お約束の場外乱闘は予想通りこの試合で行われた。
それを除けば堀田の出番はやっぱり短い。
短いなかで、勇気のクロスチョップバスターを脇固めに切り返したのには少し感心したが。
そのぶん、やっぱりLeonが働くわけで。
前半、対勇気では優勢だが対元気には劣勢、しかし宇宙人プランチャで一矢を報い、場内の驚嘆を引き出す。
後半は、STSにクロスチョップバスターと、勇気にも攻め込まれたが、ミサイルキックからフィニッシュ技に繋いで貫録勝ち。
5.ジャガー横田、○米山香織(13:52ジャガー式バックドロップH)日向あずみ、×中島安里紗
ジャガー入場時、いつもの地方大会同様、携帯を手に人が押し寄せてみな撮影。
この試合も、米山がやられ役。出ずっぱりで相手の技を受けに受ける。
かといって、ジャガーもおいしい所だけ取るのでなく、中島のくるくる裏返してリバースチキンウイングに、ロープワークで正面から髪を掴んでフェースバスター2連発と、ひととおり受ける。
中島は続けてキューティスペシャルを放ち、押さえ込まずに日向と交代。
日向とジャガーの絡みはひさしぶり。アメコン戦直前に怪我した日向の復帰エキジビションの相手がジャガーだったなあ。ジャガーさん挑戦してこないかな。無差別級だけに(笑)。いまならテレビに取材されるかもしれないし。
終盤。中島は米山にもキューティスペシャル、これはがっちりカバー。ついで、向き合って両腕を取ってぐるぐる回して首固め、と攻勢。
危うかったが最後は余裕というべきか、大先輩に敬意を表した決め技で米山が獲った。
入りはなかなかよかった(発表366人)。客層が良く、例えばお祖母ちゃんと孫とか、OLさん2人連れとか、そっち系のお兄さん方は見当たらず、穏やかに素直な盛り上がりで、いい雰囲気でした。
復興の一環として、昨年も7月に開かれた「頑張ろう新潟」女子プロレス(06・7・28新潟 、06・7・29長岡)が今年も行われた。
実行委員長(だったはず)の池内氏は、今回も来場していたが特に登場はせず。
昨年はAtoZの残党の方が取り仕切ったのだが今年はNEO主催。
入場式。ジャガー・堀田・豊田を除いた選手が、ほぼデビューの新しい順(最後の4人タニー元気日向田村は、書いている現時点で正確なところがわからない)にリングへ。田村が右手の指に包帯を巻いている。?大丈夫か?。
挨拶はこの日誕生日の栗原。緊張?からか「わたくしごとですが」がなかなか言えず「わた…」「わたし…」「わた…」となってしまい、ちょっと可愛かったです(笑)。
1.○タニーマウス(10:21パロスペシャル)×野崎渚
初っ端から「コイツになんか負けるかー」と叫びながらヘアーホイップ、「変な顔が見たいですかー」と問いかけてキャメルクラッチ、と、口で客席を温めようとするタニー。
フゥ~跳び。
地方向けなのか?アニメのネタ、キン肉バスターは逃げられてしまい、ウォーズマンで勝利。
野崎については可も不可もなく。
2.○宮崎有妃(10:07首固め)×阿部幸江
宮崎のヘアーホイップ、またコブラツイストを腰投げで返す、いずれも軽量の阿部が大きく吹っ飛ぶ。宮崎のパワーに観客がどよめく。
つづく恥かし固めにも、別の意味でのさざめきが。
Wレッグロックを極めて相手の背中に乗る。なんでもない痛め技だったが、ブレイクののち阿部が悶絶。場外に転がり落ち、腰を押さえてヨロヨロ。セコンドの米山と中島がコールドスプレーを大量にかける。
客席から、いいタイミングで「宮崎ダイエットしろー」という声が飛び、ユッキー「うるせー。なんでだよー」と笑って答える。
リングに戻り、宮崎早くもチーズスター。さらにムーンサルト、は阿部が躱してラマヒへ。撥ねられてすぐ連続のラマヒ、は透かされる。
フランケン等も出すことはできた阿部だが、目突きからの丸め込みであっさり決着。
3.田村欣子、△栗原あゆみ(15分時間切れ)△豊田真奈美、松尾永遠
豊田連夜のマイペースファイト、栗原相手に鎌固め→片脚をデスロックのままもう片脚をピンと伸ばしての弓矢固め。
タムクリ連係、90°ずつ横のロープに走り、ぐるぐる回ってから挟撃ドロップキック。
ポストから場外ダイブの連弾、4人のうち田村だけ飛ばない(笑)。
田村は指の怪我を感じさせない戦いぶりで、豊田とも渡り合う場面あり。
しかし試合全体を通じて、がんばって働いていたのはなんといっても栗原(出番の多寡でいえば、豊田と松尾の関係も同様)。
時間切れ直前、豊田を相手に高く綺麗なミサイルキック2連発。サイクロンの仕掛けを1度は背後に降りて躱し、もう1度は高角度回転エビで返す。裏投げ、裏投げ。2発目からのカバー時に、タイムアップのゴング。
試合の流れを、途切れさせることもなく自然に乗って、ついていくだけでなく自ら流れを作り、しっかり自己主張できていた。
4.堀田祐美子、○闘獣牙Leon(21:04マッドスプラッシュ)元気美佐恵、×勇気彩
堀田&玲央奈組って、AtoZじゃねぇか!発表時にはなんとなく聞き流していたのを、リングに立った絵面で想い出す。
堀田がLeonを肩に担いで大砲キック、お互いパートナーがキャメルクラッチに捕らえた相手へキックを1発ずつ(堀田が蹴ると、押さえていたLeonまで吹っ飛ばされる)など、そこそこ連係もあった。
地方大会お約束の場外乱闘は予想通りこの試合で行われた。
それを除けば堀田の出番はやっぱり短い。
短いなかで、勇気のクロスチョップバスターを脇固めに切り返したのには少し感心したが。
そのぶん、やっぱりLeonが働くわけで。
前半、対勇気では優勢だが対元気には劣勢、しかし宇宙人プランチャで一矢を報い、場内の驚嘆を引き出す。
後半は、STSにクロスチョップバスターと、勇気にも攻め込まれたが、ミサイルキックからフィニッシュ技に繋いで貫録勝ち。
5.ジャガー横田、○米山香織(13:52ジャガー式バックドロップH)日向あずみ、×中島安里紗
ジャガー入場時、いつもの地方大会同様、携帯を手に人が押し寄せてみな撮影。
この試合も、米山がやられ役。出ずっぱりで相手の技を受けに受ける。
かといって、ジャガーもおいしい所だけ取るのでなく、中島のくるくる裏返してリバースチキンウイングに、ロープワークで正面から髪を掴んでフェースバスター2連発と、ひととおり受ける。
中島は続けてキューティスペシャルを放ち、押さえ込まずに日向と交代。
日向とジャガーの絡みはひさしぶり。アメコン戦直前に怪我した日向の復帰エキジビションの相手がジャガーだったなあ。ジャガーさん挑戦してこないかな。無差別級だけに(笑)。いまならテレビに取材されるかもしれないし。
終盤。中島は米山にもキューティスペシャル、これはがっちりカバー。ついで、向き合って両腕を取ってぐるぐる回して首固め、と攻勢。
危うかったが最後は余裕というべきか、大先輩に敬意を表した決め技で米山が獲った。
入りはなかなかよかった(発表366人)。客層が良く、例えばお祖母ちゃんと孫とか、OLさん2人連れとか、そっち系のお兄さん方は見当たらず、穏やかに素直な盛り上がりで、いい雰囲気でした。