娘がミニ門松を一揃い、製造元から戴いてきた。日も良いので、早速、玄関前の風防室の温室に並べた。創業400年になる日新町の竹問屋 平出吉平商店のものだ。
サイズは小さいが伝統的な門松、斜めにそいだ長さの違う3本立ての竹、その回りに松と梅があしらってある。根元はムシロで巻いて縄で縛ってある。外から見て左が雄松、右が雌松となる。
正月飾りは、いつもは玄関にしめ縄を飾り、床の間に鏡餅を飾っているが、今年は門松が新しい年の神さまをお招きしてくれるだろう。何とかいい年にしたいものだ。
思い立って、神棚を掃除した。年1度の大掃除、いくつものだるまのほこりを払った。古いのは昭和50年代、新築の我が家に置いた神棚の脇に並んでいる。一つ一つ、裏書きされたその年の出来事を思い浮かべた。
燈明を灯し、サカキ替わりのマサキを供えた。すがすがしい気持ちで1年間のお礼をし、新しい年の家内安全を祈った。また、一つ歳を重ねる。