★LABO cafe★

日々発見の毎日を、ぽつぽつと綴ります。お菓子作り、フラメンコ、音楽フェス、入院日記。

pina <ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち>

2012-03-10 23:22:05 | シネマ
2009年にこの映画を撮影している間にこの世を去った
ドイツ人バレエダンサー、振付家ピナ・バウシュ。
ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブのヴィム・ヴェンダース監督が挑戦した
3Dダンスドキュメンタリー映画を観てきました。
pina<ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち>


様々な年齢、性別、体型のダンサー達。
ダンスというより演劇?とても難解なのか、シンプルなのか
それさえわからなくなるコンテンポラリー。
ただダンサーの柔軟な肉体と息づかいが伝わる3D。

、、、といってみたものの
私はピナ・バウシュというダンサーを知らなかった。

舞踊団のダンサー達が
「ピナはすべて見抜いている」
「ピナによって引き出された」という。

ダンサー達は、遊んでいるかのように自由。
表現、さらけだす、、、というより解放されているように見える。

ピナの演出には、砂が舞う、水しぶきがあがる
雑踏の中やたくさんの椅子が無造作(のように見える)におかれたステージ。
とにかく踊りにくい場所=日常の中。

砂、水、解放。
3Dの技術で客席にとんでくる。
もうダンス映画は3Dしかないんじゃないかな。
できることなら、ミュージシャンのライブも3Dにしてほしい。
ライブ感は飛び出す絵本であってほしい。

先週、「フラメンコ・フラメンコ」を観た。
もちろん印象的な場面はあったけどあまりグイグイこなかった。
ただ新旧交代の記録にしか見えなかった。
そういう作り方なのかもしれないけど。

せめて、3Dにしたらどうだろうか。。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿