昨日。というか。
すでに、おととい。
８月２４日。午前４時。
トルコ陸軍と空軍は
「フラット川の盾」作戦
と称して
トルコ国境に近い
シリアの町「ジェラブルス」に
戦車と戦闘機をもって
侵攻しました。
地図を見てもらうと
わかるのだけど。
トルコに国境を
接しているシリア領内で
灰色の部分だけが
現在
ISISの支配下に
おかれているところ。
黄色い部分は
クルド人系組織の支配下。
で。
この灰色部分から
トルコ側に、
ちょこちょこと
爆弾撃ったり
銃撃したり。
果ては
不法越境など。
まあ。
ISISは、
いろいろと
ちょっかい出してたんっすよ。
特に。
キリスなんかは
雨あられのように
爆弾降らされましてね。
民間人の
死亡者が
２０人を超す、という
非常事態に陥っておりやした。
しかも。
これは、以前から、なんだけど。
トルコと国境を接する
シリア側の土地を
すべて、
クルド系組織が
押さえる、ということに
トルコ側は
大きな危惧をいだいておりましてね。
下手すると。
イラクの北部みたいに
クルド人自治国家を
作る気じゃあないか、と
気が気じゃあ
なかったわけ。
トルコの国境沿いに
クルド人国家なんか、できたら
ゲリラの出入りも
し放題になるし
なんたって。
トルコ側のクルド人を刺激して
しまいには。
内戦、トルコ分断
なんてことにも。
なりかねないと。
んで。
この、地図の
国境沿いの灰色部分は
何がどうあっても
反アサド組織に
出張ってもらいたい、と。
そういう腹つもりだったのよ。
現在。シリアでは
アサド派組織
反アサド派組織
クルド系組織
ISIS
の。
４つの組織が
くんずほぐれつ、
戦争してましてね。
この中で
トルコが仲良くできるのは
反アサド系組織
だけだからね。
ところが。
最近。
クルド系組織がね。
フラット川（チグリス・ユーフラテス川）の
東部分からね。
じわじわと
ジェラブルスの下側を通って
西へ西へ、と
侵攻し始めてね。
かなり、地図が
アバウトで
見にくくて
申し訳ないんですがｗ
赤丸で囲ってあるのが
ジェラブルス。
横の青い線が
フラット川。
下の、黄色の
斜線地域が
クルド人組織が
侵攻し始めたところ。
トルコの心配が
現実になる！というわけで。
そんなら。大体
ISISにも
堪忍袋の緒が
切れとったし。
いっちょ、まとめて
やっつけたろ～か！
…と言ったかどうかは
しりまへんが。
フラット川の
すぐ、西側。
IS支配地域内の
一番東側の
ジェラブルスに
侵攻して。
ISISどもを
南側に蹴散らして。
クルド人軍隊も
フラット川の東側に、戻れよ、と。
戻らんかったら
それなりの、覚悟をせいよ、と。
そういう脅しを
かけるために
作戦を
決行したのでした。
早朝４時に
始まった作戦は
トルコ空軍の戦闘機
トルコ陸軍の戦車
２００人以上の
トルコ軍精鋭部隊
それに
２０００人以上の
反アサド系組織の兵士
というメンツで
スタートしまして。
午後の１８時には
無事、目的を
達成し。
ジェラブルスから
ISISを追い払って
陥落させました、だす。
シリア内戦に
トルコが事実上介入した
初めての
事態でして。
トルコが、本格的に
戦争に介入した、とも
いえると思いやす。
もちろん。
ジェラブルスの支配権は
反アサド派組織に
譲渡するのだけども。
クルド人勢力が
ジェラブルスの下側から
完全に
フラット川の東側まで
撤退するまでは。
ここに居候するそうです。
クルド側は、最初は
俺様の国に入ってきやがって。
勝手なコトばっか
いってんじゃねえよ！
俺達は絶対
撤退なんか、しねーからなー！と
頑張ってたんすけどね。
アメリカが。
（アメリカは、クルド人組織を、
アサド後の支配勢力として、全面的にバックアップしてるんすけど）
お前ら。
そんなごねて、
事態をややこしく、するなら
もう、バックアップしてやんねーぞ！
と。
怒りましたらね。
一応、最新ニュースでは
いやいやながら。
ぼちぼち撤退を開始した、と
言ってました。
とりあえず。
トルコは
内戦に干渉した、と
いうよりは
自国に害を
及ぼすヤツラを
やっつけた、という
立場をとってますだす。
これから、
シリアの中が、どうなるかは
わしらには
関係ねーよ、と。
でも、叩いたら
叩き返すからね、と。
そういう態度ね。
これで、また
シリア内戦は
新たな局面を
迎えるかもしれませんが。
まだまだね。
内戦自体は
残念ながら。
終わりそうにないですね…。
どう転がっていくのか。
まだまだ、目の離せない状況です。
が。
トルコ参戦、みたいな
事態だけは
カンベンしてほしいわ。
本日もお付き合いいただいて
ありがとうございます。
ぽちっと応援
よろしくお願いします。
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すでに、おととい。
８月２４日。午前４時。
トルコ陸軍と空軍は
「フラット川の盾」作戦
と称して
トルコ国境に近い
シリアの町「ジェラブルス」に
戦車と戦闘機をもって
侵攻しました。
地図を見てもらうと
わかるのだけど。
トルコに国境を
接しているシリア領内で
灰色の部分だけが
現在
ISISの支配下に
おかれているところ。
黄色い部分は
クルド人系組織の支配下。
で。
この灰色部分から
トルコ側に、
ちょこちょこと
爆弾撃ったり
銃撃したり。
果ては
不法越境など。
まあ。
ISISは、
いろいろと
ちょっかい出してたんっすよ。
特に。
キリスなんかは
雨あられのように
爆弾降らされましてね。
民間人の
死亡者が
２０人を超す、という
非常事態に陥っておりやした。
しかも。
これは、以前から、なんだけど。
トルコと国境を接する
シリア側の土地を
すべて、
クルド系組織が
押さえる、ということに
トルコ側は
大きな危惧をいだいておりましてね。
下手すると。
イラクの北部みたいに
クルド人自治国家を
作る気じゃあないか、と
気が気じゃあ
なかったわけ。
トルコの国境沿いに
クルド人国家なんか、できたら
ゲリラの出入りも
し放題になるし
なんたって。
トルコ側のクルド人を刺激して
しまいには。
内戦、トルコ分断
なんてことにも。
なりかねないと。
んで。
この、地図の
国境沿いの灰色部分は
何がどうあっても
反アサド組織に
出張ってもらいたい、と。
そういう腹つもりだったのよ。
現在。シリアでは
アサド派組織
反アサド派組織
クルド系組織
ISIS
の。
４つの組織が
くんずほぐれつ、
戦争してましてね。
この中で
トルコが仲良くできるのは
反アサド系組織
だけだからね。
ところが。
最近。
クルド系組織がね。
フラット川（チグリス・ユーフラテス川）の
東部分からね。
じわじわと
ジェラブルスの下側を通って
西へ西へ、と
侵攻し始めてね。
かなり、地図が
アバウトで
見にくくて
申し訳ないんですがｗ
赤丸で囲ってあるのが
ジェラブルス。
横の青い線が
フラット川。
下の、黄色の
斜線地域が
クルド人組織が
侵攻し始めたところ。
トルコの心配が
現実になる！というわけで。
そんなら。大体
ISISにも
堪忍袋の緒が
切れとったし。
いっちょ、まとめて
やっつけたろ～か！
…と言ったかどうかは
しりまへんが。
フラット川の
すぐ、西側。
IS支配地域内の
一番東側の
ジェラブルスに
侵攻して。
ISISどもを
南側に蹴散らして。
クルド人軍隊も
フラット川の東側に、戻れよ、と。
戻らんかったら
それなりの、覚悟をせいよ、と。
そういう脅しを
かけるために
作戦を
決行したのでした。
早朝４時に
始まった作戦は
トルコ空軍の戦闘機
トルコ陸軍の戦車
２００人以上の
トルコ軍精鋭部隊
それに
２０００人以上の
反アサド系組織の兵士
というメンツで
スタートしまして。
午後の１８時には
無事、目的を
達成し。
ジェラブルスから
ISISを追い払って
陥落させました、だす。
シリア内戦に
トルコが事実上介入した
初めての
事態でして。
トルコが、本格的に
戦争に介入した、とも
いえると思いやす。
もちろん。
ジェラブルスの支配権は
反アサド派組織に
譲渡するのだけども。
クルド人勢力が
ジェラブルスの下側から
完全に
フラット川の東側まで
撤退するまでは。
ここに居候するそうです。
クルド側は、最初は
俺様の国に入ってきやがって。
勝手なコトばっか
いってんじゃねえよ！
俺達は絶対
撤退なんか、しねーからなー！と
頑張ってたんすけどね。
アメリカが。
（アメリカは、クルド人組織を、
アサド後の支配勢力として、全面的にバックアップしてるんすけど）
お前ら。
そんなごねて、
事態をややこしく、するなら
もう、バックアップしてやんねーぞ！
と。
怒りましたらね。
一応、最新ニュースでは
いやいやながら。
ぼちぼち撤退を開始した、と
言ってました。
とりあえず。
トルコは
内戦に干渉した、と
いうよりは
自国に害を
及ぼすヤツラを
やっつけた、という
立場をとってますだす。
これから、
シリアの中が、どうなるかは
わしらには
関係ねーよ、と。
でも、叩いたら
叩き返すからね、と。
そういう態度ね。
これで、また
シリア内戦は
新たな局面を
迎えるかもしれませんが。
まだまだね。
内戦自体は
残念ながら。
終わりそうにないですね…。
どう転がっていくのか。
まだまだ、目の離せない状況です。
が。
トルコ参戦、みたいな
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お元気ですか?
以前に初コメさせて頂きましたAyder飲んでるです。
羊飼いさんの解説なければ私‥‥何も知らずにのほほんと生きてました。Ayder飲みながら（笑）
そんな事があったんですね‥‥
あれ?呑気過ぎですかしら。
いやぁ～でもこのISIS問題、シリア問題、本当に私も気にはなってるんです。
街歩いてたらシリア難民うようよいるし。そして、Hz.モハメドも終末が近付くと黒い旗を持った者達が現れると予言しているそうですね。
敢えて彼らが黒い旗を持ったかも知れませんが、他にも第三次世界大戦の始まりは、イスラムからヨーロッパへ火を放つと予言していた人もいるらしいです。
まぁオカルト板からの情報ですがね。
ただ、下手するとほんっとそういう状況にもなりかねませんものね。
平和な国で生まれて来た私は、危機感はあるものの、平和ボケしてる所もありますが、こんなトルコ情勢で義父が日本の家族呼んだら?と平気に言って来るのを見ると、彼もまた平和ボケしてるんだなと。
お目汚し失礼しました
そんな事があってから、すでに１０日近くが経過するんですけど、以前として、クルド人ゲリラの撤退もなく、トルコ軍の撤退もなく、まあ、ISIS掃討に精を出してるけれど、一体、この先どうなるのか、かなり、不透明感満載ですね～。私も、以前に、イスラムのエライお坊さんさんが、やたらに興奮して、テレビで解説してたのを、聞いたことあります～。これは、コーランに予言されてたことだ！ってね～。
第三次世界大戦なんて、ソラ恐ろしい事になる前に、ぜひ、事態を収拾していただきたい、ものですね（爆）
しかし、義父様。平和ボケ、というよりは、戦争慣れしてる？っていうのかも？？ｗ