ひつじ飼いのキノコ岩との日常

家庭の事情から、トルコ国内のすったもんだまでw

育児放棄気味の、と~ちゃん。

2015年04月05日 20時44分36秒 | ひつじさんの事
「お母さんはさ~!メシさえ、作ってくれれば
いても、いなくても、同じなんだよ!
俺、別に、お母さんのこと、好きじゃないし!」

とは。
先日の、長男殿のお言葉。

10年生…といえば。
トルコでは、高校2年生だけど。

日本だと
高校1年生に当たるわけで。

ますます
反抗期の風、全開でございます。

この人、こんなんで
大丈夫なのかな…(爆)と

不安になることも
多々、ござんして。

先日。
ツアーの途中に

家に帰ってきたと~ちゃんに
ちょいと、相談してみやした。

そしたらね。
驚きの発言が。

「俺は、関係ないから」

なぬっ?!
関係ないって、どういうことさ??

「俺は、本当に最近
長男の行動には、飽き飽きしてるんだ。
言う事は聞かない、勉強はしない。」

「向かい合って、話そうとしても
むかつくだけだから。
間違って、殴っちゃって、怪我させたくないし。
俺は手を引くから
あとは、君が、好きにやってくれ」

それはね。
こないだ、あんた
ドア壊したしね。

長男を
病院送りにされても
困るけどさ。

しかし。
この、一番てこずらせてくれる時期に

「俺は知らんから、あと、よろしく」
的態度って、ど~いうことさ!!

そりゃあ。
仕事で疲れてるのは
よくわかるけど。

でもね。
自分の子供のことでしょ!

本当は。
反抗期で言う事聞かない長男と

関わるのが
面倒なだけでしょ!

しかし。こんな時。
わーーーーっ!!!と

感情にまかせて
騒ぐと。

ヘソが背中にまわって
何を言っても

うんとも、すんとも
言わなくなる

アマノジャク男。
ひつじと~ちゃん。

ホント!!
長男の性格は、あんたそっくりだよ!!


言いたくなるところを
ぐっと抑えて

「でもさ。長男の父親は
あんた一人なわけだからさ。
あんたが、助けてやらなかったら
誰が助けてやるわけ?」

「………」(ムシを決め込むおやじ)

「別に、スマホ買ってやれ、とか
そんな事は、ホントは、重要じゃないんだよ。
大事なのは、あんたが、
あのコの事を思って、あのコの
ために頑張ってるんだ、ってことを
伝えることじゃないの?」

「…………」

「この年齢の男の子は、
段々、母親の手を離れて、父親に
目標を定めるように、なるんだってよ。
反抗期、ってのは、目隠しして走り回ってる
闘牛みたいな、もんでしょ。
勢い余って、壁にぶつかりまくってるっていうか、さ。」

「あんたが、父親として
どの道に行くべきか、道しるべを
示してやらなきゃいけないところを
あんたは、面倒くさいからって、追い払ってるって
おかしいじゃん!」

超、面倒くさそうな顔して
黙りこむと~ちゃん。

「あんたのおと~さんだって、
あんたがこの年齢の頃に、そうしなかったの??」

昔ね。
長男が、小さかった頃。

たぶん、4~5歳
くらいだった、と思う。

何か。
イライラしてる事があって。

理不尽に、必要以上に
怒り飛ばしたことがあった。

でも。
その後、すごい後悔して

夜、寝る時に
長男に

「今日はいっぱい怒って
ごめんね」

と。
こっそり、謝ったことがある。

そしたらね。
寝てると思った長男が

ぱちり、と
目を開けて

「いいよ。おか~さん。
僕、お母さんのこと、大好きだから
全然、大丈夫だよ。」

と。
答えたんだよね。

わしゃあ、
みっともない、と
思いつつも

子供の前で
大泣きしたのでしたww

今、へこみそうな
コトがあると
このことを、思い出すわけ。

そんで。
このコは、大丈夫。
根は悪い子じゃないから、と

自分に
言い聞かせてる。

でも。
父親、って~のは。

そういう
深いところのキズナ、っての

なかなか
作りにくいんだと思う。

と~ちゃんの口グセは
「子供は、成長しないに限るよな~。
赤ん坊が、一番かわいくて、いいよ」
だし。

面倒なことは、避けたいという
意図がみえみえ…。

でも。
親の希望なんか、関係なく

子供は成長して
いくんです。

わしらだって。
子供に追いつかなくちゃ
いけないわけで。

わしも頑張るけど
あんたも、頑張んなきゃ
いけないんだよ、と

これまた。
子供に言い聞かせるように
話をした。

ううう…。
これじゃあ、子供3人と、
変わりないわ…(涙)

具合が悪くなると
人のことを、

追い払うくせのある
と~ちゃん。

わしを、
しっ!しっ!と
追い払って←これがまた、ムカツク。

しばらく、
考えていたが。

どうも、
夜中にこっそりと

長男の寝てるところへ
行って

オデコにちゅ~って
したみたい(笑)

何で、こう。
素直じゃないんだろうね。

もっと大人として
接すればいいのにね。

ともすれば。
「俺の未来に干渉するなよ!
俺が乞食になろうと、ノタレ死のうと
あんた達には、関係ないだろ!
大学なんか、行かなくたって、適当に
暮らしていけるだけの、金が稼げればいいんだよ。」

なんて。
恐ろしい発言を

してくれる
長男なんですが…。

そんな子供の言葉に
一喜一憂していちゃあ

いけない、と
思いつつも。

親だって、人間。
顔は平気なフリしてても

結構、ココロで泣くこと
多いですわw

あ~っ!!
男って、こういう時

ホント、役に立たないってか
頼りにならないよな~!!!



本日もお付き合いいただいて
ありがとうございます!

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よろしくお願いしまっす♪

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10 コメント

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Unknown (タカ)
2015-04-05 22:07:10
お久しぶりです。目標がやりたいことあれば問題ない。誰にも認められるスキルがあれば大学は必要ない。職人技だと大学入るより長く長く修行が必要でそれでも認められないかもしれない茨の道。簡単ではなく厳しい。 大学入ってそれで認められるわけではないが大学入るだけの頭脳認定がされる。ひつじくんのお父さんは怒ってるのでは?一回世間の荒波にジャブジャブしなきゃわからない。学歴や技術がなければどうなるか?
人間向き不向きがあります。座って学問が苦手の人もいる。就職したらわかると思う、お客様にお金払ってもらって給料もらう有り難さ。
私の家族も兄が反発してましたが、就活のスピーチ父からの受けいりそのままで言ったら、ビジネスのノウハウがわかってると感心されて一流企業の社長直々に面接合格。普通はない。
母が入社時のスーツもきちんとしたしっかりしたもの何着も用意されて、入社時に周り薄いぴらぴらのスーツ着てる。家族は気を使って奮発して社会人として送りだしたと兄は肝に銘じた。数年は家族に尊敬の念。
でも数年後にはまた悪い虫がで反発してました(笑)
お金稼いだら…いい。ひつじお父さんが安心できる家庭環境だからそんな発言してる。身近でひつじお父さんが苦労してるのも知らないのでしょうね。
ご両親が大学には子供に選択肢増やしたい提案。
伝わらないのはつらいですね。
返信する
Unknown (タカ)
2015-04-05 22:19:31
親が大事に思っても伝わらないものは伝わらない。
受け入れ側はわからないと無理です。

返信する
アカンww超似とるww (ゆずる)
2015-04-05 23:39:51
すみません。
あまりにも自分の兄ソックリでww
本当にすみませんm(__)m

高校行けるだけ恵まれてますがねぇ。。(/_;)
自分の兄の事ばかり書いても
何のお役にも立たないのですが。
(前にも書いちゃいました(^_^;)すみません)

中学ですでにグレた兄には
親の事情で進学できない友人がおりました。
兄が高校を卒業する前に事故で亡くなった時
母が見るのも耐えられない程泣き崩れて。

唯一「進学してまともな人生を送れよ」
って言ってくれた友人だったそうです。

何が切っ掛けになるかは分かりませんが
転換期が来ます。
ひつじさんもぐるぐる考えてたんでしょうね。
ひつじ飼いさんもご家族に言えないこと
ここで思いっきり発散してください(^-^)
思いっ切り泣いて下さい(/_;)

あ。それと。
叫ぶだけ元気ですょ。
暴力振るうようになったら許しませんが。
闘牛の相手は女性一人じゃ無理ですので
出来るだけ多くの人を巻き込めるといいですね。

誰にも何も言わず我が道突っ切ってる
私は痛い目見ながら
ようやく職人修行10年目になりました。
正直適当に暮らせるだけの稼ぎはありません(笑)

「何事も計画は大事です!」←ここ重要です。




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特効薬のない病気なのだ (公園芝)
2015-04-06 00:12:00
反抗期は親にとっても子どもにとっても、何をすればいいってことが特にない、そんな時期なんだよね
子は自分一人の力では何も出来ない分親に八つ当たりする
分かっているけど素直になれないそんな歳なんだ

いくら憎まれ口叩いても、親がいなければなにも出来ないとちゃんと解ってるよ
いつか母が自分のためにしてくれたことに必ず感謝する
反省もする
母は苦しいけど今はただ愛情もって接すればいい
それよりとーちゃんがかーちゃんに甘えてるのが気になるけどw
母は万能じゃないんだからさ、父にも頑張ってほしいよね( ̄▽ ̄;)
でも、所詮男は女に甘え、女は男を甘やかすようにできてんだと思う
泣きたくなったら泣いてスッキリするしかない!
反抗期はかならす終わる!だから信じて待とうぜ♪(  ̄▽ ̄)
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タカさん。 (トルコのひつじ飼い)
2015-04-07 20:29:47
そうそう。目標がはっきりしてれば、いいと思うんです。でもね~。やっぱり、たかが15~16歳あたりで、人生の目標が定められる子供って、なかなか、いないですよね~…。親としては、選択肢が、少しでも広がるように、と大学に進学するように、話してるんですがね(笑)実際、大学に行かなくてもいい、というのは、本心ではないはずなのですが、とにかく、何をいっても、反発する時期なのです。
いや、でもねえ。本当に、最近思うことは、もちろん、例外もあるだろうけれども、男親は、こういう、辛抱忍耐に関わることには、頼りにならん~。
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ゆずるさ。。 (トルコのひつじ飼い)
2015-04-07 20:38:06
何がきっかけになるかは、わからないけれども、必ず転換期が来ます、というお言葉。なんだか、とても感動しました。転換期…振り返ってみれば、自分にも来てたはず。それを生かせたか、は別にして、自分の子供にだって、転換期は来るんですよね。それまで、大幅に道をそれないように、見守れるか。それが大事な事なんですよね。
反抗期は、真っ最中の時は、まるで、出口がないみたいに感じるんですが、必ず出口が見えることを信じつつ、子供に接していきたいと思います。
ゆずるさんの、お兄様のように、ちょいと道をはずしても、必ず、本道に戻ってこられるような。筋のしっかりした子に育ってくれたらなあ~www
返信する
ゆずるさん。 (トルコのひつじ飼い)
2015-04-07 20:39:06
あれ?↑なんか、名前が変なことになっちまいましたwすんませんww
返信する
公園芝さん。 (トルコのひつじ飼い)
2015-04-07 20:42:54
「この時期」を乗り切った、先輩か~ちゃんのお言葉として、身に沁みるものがあるわwまあ、ちょいと、頼りないと~ちゃんだけど、いるだけマシよねw
信じて、待つ。これが、こんなに難しいことだとは、今の今まで、知らなかったよ~ww
くじけそうになるたびに、皆に励ましてもらえて、あっしは幸せものですだww
返信する
親の背中をみて育つ (歌は世に連れ)
2016-10-10 13:07:45
かあちゃんの、昔話。
2014年11月02日
==
経験がなくて
迷った時に

最後にどっちが
本人にとって、幸せかって

その時、本人には
分からないことって、あると思うのだ。
==

そうですよね

全くその通りです

すこし前に紹介した唄

https://www.youtube.com/watch?v=3Wxiygr1-Kw


でもなにもしてあげれません

タカさん

ゆずるさん

公園芝さん

たちの言われているとおりです

できることはなにもない

精一杯ただ愛情もって接すればいい

ひつじ飼いさんは一歳の息子が七歳になるまでトルコの片田舎で尋常でない苦労と努力をされた

死に物狂いで守ってきた

そのときを思いだせばなんでもできる

https://www.youtube.com/watch?v=erGCAu_hFqM

歌は世に連れ
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歌は世に連れさん。 (トルコのひつじ飼い)
2016-10-16 09:20:53
こんな古い記事、ずいぶん、久しぶりに読みました。
当時は、本当に迷路に迷い込んだような、喪失感と、やりきれなさで、ずいぶん、もんもんとしてたものです。
今は、変わったんですか?と聞かれれば、少しだけ、長男も成長してきて、自分で未来を切り開かないと、いけないらしい、というのが、ウスウスわかってきたみたです。
と~ちゃんに関しても、実は、と~ちゃん、自分が高校生の頃は、手に負えない、悪ガキだったんですよね。で、まあ、義兄達とかも巻き込んでwと~ちゃんにずいぶん、説教してもらったりとかして、少しずつ、ですが、変化がでてきました。人間、どんなにつらい、と思っても、途中で投げたら、いけませんね。くらいついて、最後まで、頑張らなければ。
その昔、村で生活してた頃は、本当に無我夢中で、今思い返すと、若かったなあ~wwと思うことも、結構ありますけど、そうですね。当時の気持ちを忘れなければ、これからも、頑張っていけそうです。

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