今月の便り(2018年7月)
梅雨が明けそうで明けない7月の初めです。はや台風7号のため全国的に大荒れ、
また暑い、猛暑日の到来かとげんなりしています。
7月2日
草津市コミュニティーセンターの定期刊行物「コミュニティーくさつ」の編集会議。事務局から6月15日号の記事についての説明があり、次号のテーマについての提案がありましたが、先日の地震の際の経験談がいくつも出て、次号9月15日号は防災がテーマになりました。先月号のクイズの回答に添えられた感想をみせてもらいましたが、各記事とも好評とのこと。
7月6日以降~
「平成最悪の災害」といわれる今回の豪雨。毎朝のTVニュースでも新聞でも死者や行方不明の人の数が報じられていますが、日を追ってその数は増えていき何ともやりきれない思いに駆られます。その後、晴れた日が続きますが、30℃を越える猛暑に被災者やボランティアの人たちが熱中症で倒れないかと心配になります。加えて断水、交通の障害による食料などの不足。一日も早く元の生活に戻れるようにと祈るような気持ちで毎日を過ごしています。
7月9日
16年使ってきた寝室のエアコンが故障。以前から懇意にしているUカデンと相談して交換することになりました。寝室は8畳なのに使っていたエアコンは6畳用だったのにはびっくり。新しいエアコンは馬力があり、すぐ冷えるのはもちろん風向が左右、上下などと変わっていくので冷えすぎもなく快適。ずいぶん進歩しているものです。
7月11日
「自分史をつくろう会」の例会。韓国旅行をしてきたNさんの紀行文ですが、異国に行った時にありがちな右顧左眄は全くなく。冷静な目で韓国を見ている文はまさに大人のエッセイ。自己作品の解説によるとあまり良い印象はなかったようです。高齢の女性Iさんは多方面に訴え、ボランティアによる「福祉車輛」が実現し、大型スーパーに行った時の喜びを述べていました。海外での仕事の多いAさんが砂漠の地で造水プラント立ち上げの際のエピソードを「多くの人のたすけをかりて」というタイトルのエッセイを披露しましたが、仕事を進めるためには雰囲気のよいチームを作るための人選がいかに大切かを痛感しました。Iさんは今回の豪雨による災害がテーマです。数十年に一度、今まで経験したことがないような災害が起こるので命を守ってくださいという特別警報が発令された故郷の両親や友人の安否を確かめたというエピソードに触れながら国際的な緊張が緩和された現在にも膨大な防衛費がつかわれている現在を非難していました。Kさんの作品は「私の目」とい題のエッセイですが、昔には自慢だった目が寄る年波とともに細くなったという嘆き、長い間受けてきた眼科検診で問題なかったという喜びなどを綴っていました。来月、八月の例会は休みです。
7月27日
コミュニティー事業団主催の「くさつまち・ひとサロン」ではYさんの「私流の自然とのつきあいかた」という話題提供の後、グループに分かれいろいろな「自然とのつきあいかた」で話しあい代表がグループでの話題やそのまとめを発表。私はこのような集まりに参加したことがなかったので良い経験になりました。
7月28日
常盤市民センターでコミュニティー事業団の「緑はらぺっこぺこ」というこども食堂を始めた「I.キャンパス」の取材にMさんとともに同行。その代表者のI氏から「こども食堂」を始めた経緯や今後の運営などの話を聞きました。その後カレーとコロッケの昼食をご馳走になるという役得?
[今月の本]
本川達雄『生きものは円柱形』NHK出版新書、NHK出版2018年
先月に引き続き読み進みました。第4章は生きものの建築法、第5章は動物は動く、第6章はサイズと動きと進み、第7章の時間のデザインで終わるのですがかなり数学的に扱える数値が多く、物理や数学が苦手の私は少し困惑。ただ動物のエネルギー消費は体重の3/4乗に比例し、「恒温動物ならみな一生に30億ジュール、これをゾウは70年かけて消費し、ネズミは二~三年で使い切ってしまう」のだそうです。これを読むと自然の摂理に感心してしまいます。生まれたばかりの赤ん坊は体重あたりにするとものすごくたくさんのエネルギーを消費していますがエネルギー消費量は成長するにしたがってどんどん減っていきます。代謝時間という考え方をすると子供の時間はすごく速く、大人の時間はゆっくり老人の時間はもっと遅いことになります(この部分大いに納得)。この考え方で考え進むと「社会の時間もエネルギーを使うと速くなる」「便利なことは良いことか?」などが議論されていくのですが、この辺りはよく理解できませんでした。など読後感にもなりませんが、よくも読み進めたものだと思います。
地震、死者続出、熱中症で亡くなる人が百人を超えるなどというとんでもない猛暑と台風による災害が懸念されるこの夏。これから8月と暑さはまだ続きます。お互いこの暑い夏を乗り越えていきましょう。では、また。
梅雨が明けそうで明けない7月の初めです。はや台風7号のため全国的に大荒れ、
また暑い、猛暑日の到来かとげんなりしています。
7月2日
草津市コミュニティーセンターの定期刊行物「コミュニティーくさつ」の編集会議。事務局から6月15日号の記事についての説明があり、次号のテーマについての提案がありましたが、先日の地震の際の経験談がいくつも出て、次号9月15日号は防災がテーマになりました。先月号のクイズの回答に添えられた感想をみせてもらいましたが、各記事とも好評とのこと。
7月6日以降~
「平成最悪の災害」といわれる今回の豪雨。毎朝のTVニュースでも新聞でも死者や行方不明の人の数が報じられていますが、日を追ってその数は増えていき何ともやりきれない思いに駆られます。その後、晴れた日が続きますが、30℃を越える猛暑に被災者やボランティアの人たちが熱中症で倒れないかと心配になります。加えて断水、交通の障害による食料などの不足。一日も早く元の生活に戻れるようにと祈るような気持ちで毎日を過ごしています。
7月9日
16年使ってきた寝室のエアコンが故障。以前から懇意にしているUカデンと相談して交換することになりました。寝室は8畳なのに使っていたエアコンは6畳用だったのにはびっくり。新しいエアコンは馬力があり、すぐ冷えるのはもちろん風向が左右、上下などと変わっていくので冷えすぎもなく快適。ずいぶん進歩しているものです。
7月11日
「自分史をつくろう会」の例会。韓国旅行をしてきたNさんの紀行文ですが、異国に行った時にありがちな右顧左眄は全くなく。冷静な目で韓国を見ている文はまさに大人のエッセイ。自己作品の解説によるとあまり良い印象はなかったようです。高齢の女性Iさんは多方面に訴え、ボランティアによる「福祉車輛」が実現し、大型スーパーに行った時の喜びを述べていました。海外での仕事の多いAさんが砂漠の地で造水プラント立ち上げの際のエピソードを「多くの人のたすけをかりて」というタイトルのエッセイを披露しましたが、仕事を進めるためには雰囲気のよいチームを作るための人選がいかに大切かを痛感しました。Iさんは今回の豪雨による災害がテーマです。数十年に一度、今まで経験したことがないような災害が起こるので命を守ってくださいという特別警報が発令された故郷の両親や友人の安否を確かめたというエピソードに触れながら国際的な緊張が緩和された現在にも膨大な防衛費がつかわれている現在を非難していました。Kさんの作品は「私の目」とい題のエッセイですが、昔には自慢だった目が寄る年波とともに細くなったという嘆き、長い間受けてきた眼科検診で問題なかったという喜びなどを綴っていました。来月、八月の例会は休みです。
7月27日
コミュニティー事業団主催の「くさつまち・ひとサロン」ではYさんの「私流の自然とのつきあいかた」という話題提供の後、グループに分かれいろいろな「自然とのつきあいかた」で話しあい代表がグループでの話題やそのまとめを発表。私はこのような集まりに参加したことがなかったので良い経験になりました。
7月28日
常盤市民センターでコミュニティー事業団の「緑はらぺっこぺこ」というこども食堂を始めた「I.キャンパス」の取材にMさんとともに同行。その代表者のI氏から「こども食堂」を始めた経緯や今後の運営などの話を聞きました。その後カレーとコロッケの昼食をご馳走になるという役得?
[今月の本]
本川達雄『生きものは円柱形』NHK出版新書、NHK出版2018年
先月に引き続き読み進みました。第4章は生きものの建築法、第5章は動物は動く、第6章はサイズと動きと進み、第7章の時間のデザインで終わるのですがかなり数学的に扱える数値が多く、物理や数学が苦手の私は少し困惑。ただ動物のエネルギー消費は体重の3/4乗に比例し、「恒温動物ならみな一生に30億ジュール、これをゾウは70年かけて消費し、ネズミは二~三年で使い切ってしまう」のだそうです。これを読むと自然の摂理に感心してしまいます。生まれたばかりの赤ん坊は体重あたりにするとものすごくたくさんのエネルギーを消費していますがエネルギー消費量は成長するにしたがってどんどん減っていきます。代謝時間という考え方をすると子供の時間はすごく速く、大人の時間はゆっくり老人の時間はもっと遅いことになります(この部分大いに納得)。この考え方で考え進むと「社会の時間もエネルギーを使うと速くなる」「便利なことは良いことか?」などが議論されていくのですが、この辺りはよく理解できませんでした。など読後感にもなりませんが、よくも読み進めたものだと思います。
地震、死者続出、熱中症で亡くなる人が百人を超えるなどというとんでもない猛暑と台風による災害が懸念されるこの夏。これから8月と暑さはまだ続きます。お互いこの暑い夏を乗り越えていきましょう。では、また。