今年は早々と台風襲来、それに伴うこの暑さ。お元気にお過ごしでしょうか。
7月8日
編集ボランティアをしているコミュニティ事業団の定期刊行物「コミュニティくさつ」の編集会議。
今回はデザイン、印刷ともども業者に委託して出来上がったカラー版の冊子をてにしましたが、そのきれいなこと。かつてボランティアが集まってページの差し込みをしていたモノクロ版を思い返すと夢のような出来上がり。
今回のテーマは先月に続き町内会、その中の回覧板を取り上げ、いろいろな話が出ていましたが、回覧板は木箱だったいう話にはびっくり。回覧板のサイズがA4になったのに昔からの小さいポストが多い、回す時、ピンポン(玄関の呼び鈴)を押すのか、ポストに入れるだけか、という話も出ていましたが、鍵をかける習慣がないので、玄関を開けて回覧板を置いてくるだけという地区もあるということ。一方、マンションではエレベータ前の掲示板だけというのもあるとまことに様々。
回覧板は必要か?という設問にその組〈班〉に住む家族の安否が分かるので必要という人もいれば、次に回すのが優先で、中身はよく見ていない(私も)が多いようです。しかし、回覧板に盛られた情報にはどうしても必要というものはないものの町で起こっている種々雑多な出来事が漣のように伝わってくるので、なければ淋しいだろうなというのも私の感想です。
7月9日
公民館のサークルの例会。先にご主人を亡くしたNさんは絵を描く人ですが、今回は同窓会で聞いた講演に感銘を受け、今後の進むべき方向へのヒントになったと書いていました。会のマネージャーのNさんは地元の報恩講という仏事に参加した時のことを記していますが、いつもはお寺と接触することのない私には仏事の多い昔からの地に住む人の御苦労を思わざるを得ません。この人のエッセイは端正過ぎるところがあるのが惜しい。
Kさんの御主人は5歳の時に満州から引き揚げてきた人で銀杯が支給されるのをきっかけに終戦後、日本人やその家族が経験した苦難を並べ、この銀杯とは何だろうと思ってもいます。忘れがちなエピソードです。
Iさんはいつも乗せてもらっている娘さんの車選びに同行した話。各販売店を巡り、最終的にヤナセ社の中型のベンツになるまでのいろいろなエピソードを面白く読みましたが、将来の車、燃料電池車にふれているのがなかなか巧妙。
Aさんはサウジアラビアの砂漠の町の造水プラント工事への着任から送水パイプのテスト成功までを述べていますが、その中のトイレについてのエピソードは遠く離れた砂漠で働く人の哀しさを伝えています。
7月11日&12日
11日昼前、公民館のサークルのマネージャーのNさんから会員の一人、Tさんが亡くなったという知らせ。11日夜の通夜にはNさん、Mさんと共に参列。遺族の挨拶で4月に検査入院したところ悪い病気(詳細不明)が見つかり、3か月の闘病の後、安らかに旅立ったとのこと。例会には検査入院のため休むという話だったので、その内、元気な顔も見せるだろうと思っていたところを突然の知らせに驚きました。
12日のお葬式にはカミさんと参列しました。元国鉄マンだったTさんのSLを分解してまた組立てて走らせる話や草津がまだ田舎だった昔、アオバナ摘みのため働いた夏休み、駅前にあった草競馬場に行った話、田舟を操って遊んだなどを綴ったエッセイなどを思い出します。葬儀が終わり、霊柩車を見送ると、近年の例会には欠席が多かったものの長い間の付き合いだったので淋しさが込み上げてきました。
7月12日
以前ボランティアをしていた障害者支援センターは事情で閉鎖していましたが、久しぶりの集まろうという連絡。かつて皆で行ったことのある百貨店の五階、モクモク農園の経営するバイキング形式のレストラン。集まったのは私たち関係者を含めて12人ということでしたが、かつてセンターに来ていた皆さんはそれぞれ変わらず元気そのもの。顔つきも話ぶりも全く同じ、皆でワイワイやっていた時を懐かしく思い出しました。また、こんな機会があればいいな。
7月13日
朝のうちは雨が降っていましたが、午後は止んでどんよりした曇り空。カミさんと近くの幼稚園に滋賀県の知事を選ぶ選挙の投票に行きました。自民推薦、元民主党議員、共産党推薦の3人が立候補。自民系候補者は集団的自衛権行使容認や女性に対する野次のため苦戦しているとの噂の通り、卒原発を提唱してきた前知事の応援を得た民主系の三日月候補が当選。支持していた候補者が当選するのは嬉しいものです。
7月20日
前の日、19日には雷雨があり、急に涼しくなったので散歩。その途中にある小公園で町内会役員に会った時、明日からここでラジオ体操の会が始まるのでいらっしゃいというお誘いがありました。
20日の朝7時からというので行ってみると、ぼつぼつ人が集まり始め、二、三十人近くがきています。顔ぶれを眺めてみると、近所の年輩の方々。初めて会う人もいましたが、その多くは顔見知りではあるけれど会うのは久しぶりという人が大半、挨拶こそしませんが、それぞれ笑顔。
ラジオ体操は第一に続き第二も。何十年ぶりなのですっかり忘れているので人の真似ですませましたが、間違ってばかりいるのには我ながら笑ってしまいます。この日、私はお爺さんの公園デビューを無事に果たすことができました。
昨日は当地でも35℃、今日は36℃になるとの予報。毎年、7月からこんなに暑かったのでしょうか?テレビでもことあるごとに熱中症に注意と言っています。お互いこの暑い夏を何とか越えましょう。
7月8日
編集ボランティアをしているコミュニティ事業団の定期刊行物「コミュニティくさつ」の編集会議。
今回はデザイン、印刷ともども業者に委託して出来上がったカラー版の冊子をてにしましたが、そのきれいなこと。かつてボランティアが集まってページの差し込みをしていたモノクロ版を思い返すと夢のような出来上がり。
今回のテーマは先月に続き町内会、その中の回覧板を取り上げ、いろいろな話が出ていましたが、回覧板は木箱だったいう話にはびっくり。回覧板のサイズがA4になったのに昔からの小さいポストが多い、回す時、ピンポン(玄関の呼び鈴)を押すのか、ポストに入れるだけか、という話も出ていましたが、鍵をかける習慣がないので、玄関を開けて回覧板を置いてくるだけという地区もあるということ。一方、マンションではエレベータ前の掲示板だけというのもあるとまことに様々。
回覧板は必要か?という設問にその組〈班〉に住む家族の安否が分かるので必要という人もいれば、次に回すのが優先で、中身はよく見ていない(私も)が多いようです。しかし、回覧板に盛られた情報にはどうしても必要というものはないものの町で起こっている種々雑多な出来事が漣のように伝わってくるので、なければ淋しいだろうなというのも私の感想です。
7月9日
公民館のサークルの例会。先にご主人を亡くしたNさんは絵を描く人ですが、今回は同窓会で聞いた講演に感銘を受け、今後の進むべき方向へのヒントになったと書いていました。会のマネージャーのNさんは地元の報恩講という仏事に参加した時のことを記していますが、いつもはお寺と接触することのない私には仏事の多い昔からの地に住む人の御苦労を思わざるを得ません。この人のエッセイは端正過ぎるところがあるのが惜しい。
Kさんの御主人は5歳の時に満州から引き揚げてきた人で銀杯が支給されるのをきっかけに終戦後、日本人やその家族が経験した苦難を並べ、この銀杯とは何だろうと思ってもいます。忘れがちなエピソードです。
Iさんはいつも乗せてもらっている娘さんの車選びに同行した話。各販売店を巡り、最終的にヤナセ社の中型のベンツになるまでのいろいろなエピソードを面白く読みましたが、将来の車、燃料電池車にふれているのがなかなか巧妙。
Aさんはサウジアラビアの砂漠の町の造水プラント工事への着任から送水パイプのテスト成功までを述べていますが、その中のトイレについてのエピソードは遠く離れた砂漠で働く人の哀しさを伝えています。
7月11日&12日
11日昼前、公民館のサークルのマネージャーのNさんから会員の一人、Tさんが亡くなったという知らせ。11日夜の通夜にはNさん、Mさんと共に参列。遺族の挨拶で4月に検査入院したところ悪い病気(詳細不明)が見つかり、3か月の闘病の後、安らかに旅立ったとのこと。例会には検査入院のため休むという話だったので、その内、元気な顔も見せるだろうと思っていたところを突然の知らせに驚きました。
12日のお葬式にはカミさんと参列しました。元国鉄マンだったTさんのSLを分解してまた組立てて走らせる話や草津がまだ田舎だった昔、アオバナ摘みのため働いた夏休み、駅前にあった草競馬場に行った話、田舟を操って遊んだなどを綴ったエッセイなどを思い出します。葬儀が終わり、霊柩車を見送ると、近年の例会には欠席が多かったものの長い間の付き合いだったので淋しさが込み上げてきました。
7月12日
以前ボランティアをしていた障害者支援センターは事情で閉鎖していましたが、久しぶりの集まろうという連絡。かつて皆で行ったことのある百貨店の五階、モクモク農園の経営するバイキング形式のレストラン。集まったのは私たち関係者を含めて12人ということでしたが、かつてセンターに来ていた皆さんはそれぞれ変わらず元気そのもの。顔つきも話ぶりも全く同じ、皆でワイワイやっていた時を懐かしく思い出しました。また、こんな機会があればいいな。
7月13日
朝のうちは雨が降っていましたが、午後は止んでどんよりした曇り空。カミさんと近くの幼稚園に滋賀県の知事を選ぶ選挙の投票に行きました。自民推薦、元民主党議員、共産党推薦の3人が立候補。自民系候補者は集団的自衛権行使容認や女性に対する野次のため苦戦しているとの噂の通り、卒原発を提唱してきた前知事の応援を得た民主系の三日月候補が当選。支持していた候補者が当選するのは嬉しいものです。
7月20日
前の日、19日には雷雨があり、急に涼しくなったので散歩。その途中にある小公園で町内会役員に会った時、明日からここでラジオ体操の会が始まるのでいらっしゃいというお誘いがありました。
20日の朝7時からというので行ってみると、ぼつぼつ人が集まり始め、二、三十人近くがきています。顔ぶれを眺めてみると、近所の年輩の方々。初めて会う人もいましたが、その多くは顔見知りではあるけれど会うのは久しぶりという人が大半、挨拶こそしませんが、それぞれ笑顔。
ラジオ体操は第一に続き第二も。何十年ぶりなのですっかり忘れているので人の真似ですませましたが、間違ってばかりいるのには我ながら笑ってしまいます。この日、私はお爺さんの公園デビューを無事に果たすことができました。
昨日は当地でも35℃、今日は36℃になるとの予報。毎年、7月からこんなに暑かったのでしょうか?テレビでもことあるごとに熱中症に注意と言っています。お互いこの暑い夏を何とか越えましょう。