政府、社会の問題、提言など

社会、経済、政治などの問題点について投稿して行きます。 又、テレビ報道しない重要な出来事や、注目すべき出来事も対象です。

改良和牛の「精子 国外流出 ダダ漏れ!問題」~生産農家「欲しい人には自由に販売!」「意識が低すぎ!」「ライセンス教育、政府指導が必要!」。

2019年03月09日 16時16分16秒 | 経済



政府・安倍政権としての「遺伝子資源」に対しての「意識が低すぎ!」。

法整備が、未だに未整備な状態だ!。

オーストラリアの霜降り「WAGYU」も、日本の和牛の遺伝子そのものなのであろう。

政府・安倍政権は、「著作権、ライセンス、登録商標」などの整備について、他国に比べると甘い状態が継続している!。

中国などでもアニメキャラなどのコピー商品など販売しているが、政府・安倍政権として中国政府に対し、禁止するように話しているのか!。

政府・安倍政権は、「情報のコピペ、スクリーンショットなどは禁止」などと言う法整備を行おうとしているくせに、和牛精子や、キャラクターライセンス商品に対しての取り締まりは、「非常に甘い」と言える。

行っている事が、安倍氏らは「アベコベ」だ!。


米国のトランプ氏は、中国政府に対し、「ライセンス違法コピー問題」について「強く禁止するように要請している!」。

日本政府も同じように対応すべきだ!。

農水省、農水大臣も、何となく認識が薄く、「他人事のような状態で、弛んでいるのでは?!」と言う状態だ。


正しい著作権、ライセンス、登録商標が、相手側に浸透していれば、ライセンスを認めて正規商品を中国企業も販売する事が可能だ。

日本の企業、団体などは、その分だけ利用料が受け取れるのだ。

法整備を行なっていない、「与党政治家の意識が低すぎる!」と言える。


日本政府が、「和牛」のライセンスについて、正しいグローバルな対応を行なっていれば、オーストラリアの「WAGYU」についても、「莫大なライセンス利用料を取れた!」と思う。

首相や関係大臣ら、関係官僚らについて「登録商標」、「ライセンス」についての意識が低いと、「得られるチャンスがあっても、何も得られない」と言う事になる。


又、自らの金儲けのために販売した農家についたは罰則規定を設けるべきだ。

この部分の法整備も必要だ!。

極僅かな「個人としての金儲け!」の為に「事業者、関係者ら、「全体の利益が減少!」してしまうのだ。

黒毛和牛ばかりではなく、「利益資源動物の精液を個人売買してはならないと言う禁止法」を閣議決定し、早急に制定すべきと言える。

「ライセンス関連は、農水省ではなく、経済産業省か?!。

「世耕氏は、直ちに対応すべきだ!」。






記事参照。



和牛受精卵持ち出し 大阪の焼き肉店経営者ら逮捕
2019年3月9日 11時15分






輸出が認められていない和牛の受精卵などを中国に不正に持ち出そうとしたとして、警察は、大阪の焼き肉店の経営者らを家畜伝染病予防法違反の疑いで逮捕しました。

逮捕されたのは大阪八尾市で焼き肉店を経営する前田裕介容疑者(51)と、知人の小倉利紀容疑者(64)です。

警察によりますと、小倉容疑者は去年7月、凍結保存されストロー状の容器で数百本分の和牛の受精卵と精液を、フェリーで中国の上海に持ち込もうとしましたが、現地の税関を通過できず、帰国したあと没収されました。

農林水産省の告発を受けて警察が捜査したところ、前田容疑者が持ち出しを依頼していたことが分かったということで、警察は、検疫を受けずに輸出しようとした家畜伝染病予防法違反などの疑いで2人を逮捕しました。

受精卵などは徳島県の畜産農家から入手したとみられ、この農家はNHKの取材に対し、「去年2月、受精卵などがほしいと電話があり、その後、見知らぬ男性が訪ねて来て代金を受け取った」と話しました。

肉質に優れた和牛は海外でも人気が高く、中国では受精卵などを欲しがる業者もいるということで、警察は、誰に引き渡そうとしていたかなど解明を進めることにしています。


容疑者「和牛とは知らなかった」

前田容疑者は、以前、中国で焼き肉店の経営に関わっていたということです。

逮捕前、NHKの取材に対し「知り合いの中国人から受精卵を運んでくれと頼まれた。和牛のものとは知らなかったし、受精卵を持っていくことが悪いことだとは思っていなかった。何のために使うかも全く聞いていなかった」と話していました。

さらに、「自分がいないときに、知らない人が、大阪の焼き肉店に容器が入ったバッグを届けに来た。友人が中国まで運んだが、現地の税関で持ち込みを拒否され、こちらの税関で放棄する手続きを取った」と話していました。



和牛 品種改良に100年以上…




和牛は、日本で品種改良された「黒毛和種」、「褐毛和種」、「無角和種」、「日本短角種」の4つの品種と、これらの間で交配された肉牛を指します。

柔らかくて霜降りの度合いが高く、「神戸ビーフ」や「松阪牛」など産地ごとにブランド化されています。

兵庫県立農林水産技術総合センターは、「神戸ビーフ」のブランド名で販売されている但馬牛の品種改良を100年以上にわたって研究しています。

優れた種牛の精液で人工授精し、品質の高い受精卵を生産しています。受精卵はストロー状の容器で凍結保存され、厳重に管理されています。

家畜部の篠倉和己主任研究員は「受精卵の活力が下がらない凍結方法なども、長い期間、重ねられてきて今の技術があります。長年の努力が、海外の何もしていない人に渡るのは、和牛を作ってきた人たちにとっては悔しいことだと思います」と話しています。


和牛人気で輸出拡大

和牛などの国産牛肉の輸出は、10年前の平成21年には565トンで輸出額は37億円余りでしたが、去年は3560トンで輸出額は247億円に上っています。

海外での人気を背景に、輸出量、輸出額ともに6倍以上に増えています。

国は、輸出の重点品目として和牛のブランド化を進めていて、ことしは250億円の輸出額を目標にしています。



国外持ち出し禁止の法律なし

和牛の受精卵などの遺伝資源を知的財産として保護し、国外への持ち出しを直接、禁止する法律は日本にありません。

平成18年に国の検討会で議論されましたが、国際的なルールがないことなどから、法制化は見送られました。

国内で売買する際、血統の証明書に譲渡先を明記することになりましたが、最終的に誰に売られたかまで把握するのは難しいのが実情です。

今回の事件を受けて、農林水産省は、特許を使って流通を規制することや、在庫の管理や売買の記録を徹底することなど、再発防止策の検討を始めています。

遺伝資源をめぐっては、和牛以外にも、国内の研究機関が開発したぶどうの「シャインマスカット」の苗が中国に流出して栽培が広がったり、栃木県が開発したいちごの「とちおとめ」が韓国に流出し、交配した品種が生産されたりする問題も起きています。


生産者「先人が苦労して作った血統」

鹿児島県大崎町の羽子田人工授精所で飼育されている黒毛和種の「隆之国」は、「スーパースター種牛」として知られています。

種付けの売り上げは、多い年で2億円から3億円に上り、これまでに産まれた子牛は3万頭以上になります。

この人工授精所では、数種類の牧草や栄養剤を混ぜた特別な餌を種牛に与え、夏は牛舎にエアコンを入れるなど、体調管理に気を配っているということです。

和牛の受精卵や精液が中国に持ち出されそうになったことについて、羽子田幸一社長は「和牛が世界中から評価されていることはありがたいが、先人が苦労して作った血統が今に引き継がれているので、しっかりと国内で残していくことが大事だと思う」と話しています。


専門家「海外流出は畜産農家にとって死活問題」

今回の事件を受けて国が設置した検討会のメンバーで、神戸大学の大山憲二教授は「和牛は100年以上前から関係者が努力して作り上げてきたもので、海外に流出すれば、畜産農家にとって死活問題だ。国内の流通管理を厳格にすることや、港や空港での検疫の強化が重要だ」と指摘しています。




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https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190309/k10011841471000.html





関連する投稿。


「中国で和牛育てたら大もうけ」厳選遺伝子に流出リスク
有料会員限定記事
平賀拓哉 荻原千明 2019年3月9日11時49分


代表的な和牛の一種「黒毛和種」=独立行政法人家畜改良センター提供
https://www.asahi.com/articles/photo/AS20190309000831.html



和牛の受精卵や精液の運搬に使われる一般的な容器=農林水産省のホームページから
https://www.asahi.com/articles/photo/AS20190309000836.html



 ブランド価値の高い「和牛」の受精卵が不正に中国に持ち出されそうになった事件で、大阪府警は9日、家畜伝染病予防法違反容疑などで男2人を逮捕し、解明を進めている。

海外でも高まる和牛人気が背景にあるとみられ、業界は「流出」への警戒を強めている。


和牛の受精卵を中国へ 無検査持ち出し容疑、男ら逮捕


 「高い品質で世界に知られる日本産和牛が、もう少しで中国に入るところだった」。昨年11月、中国の大手ネットメディアが今回の事件を日本メディアの報道などを引用して伝えると広く転載され、中国での関心の高さを示した。

 中国での和牛人気は高い。中国政府はBSE(牛海綿状脳症)騒動などもあって和牛の輸入を禁止したが、現在でも香港などを経由して持ち込まれているとみられている。

 中国東北部の焼き肉店経営者によると、日本の焼き肉店風の内装やメニューを出す「日式焼き肉店」の出店が相次ぎ、オーストラリア産の「WAGYU」も含めて仕入れ価格が近年高騰している。

中国産牛肉は硬くて脂肪が少ないため、脂がのった霜降りの軟らかい肉が受けているという。

 自らの店でも日本産和牛のヒレ…



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