彦根市立鳥居本学園 ブログ 

平成27年4月から小中一貫型小中学校として新たな歩みを始めました。学園と鳥居本の魅力満載ブログです。

比婆神社

2015年06月14日 | 鳥居本

 鳥居本学区にある男鬼(おおり)には比婆神社という神社があります。国道8号線を彦根から米原方面へ走っていると近江鉄道鳥居本駅の手前に「比婆神社」の大きな看板が目につきます。看板を東へ入り、中山道を横切るとすぐに鳥居本小学校があります。小学校の前の道を道なりに山の方に行きます。名神高速道路の下を通り、団地を過ぎるポイントに「比婆神社」の案内があるので、それに従って進んでいきます。山の中の林道は車一台が通れるほどの道です。ところどころに対向できるところがあるので、前からの車に気をつけながら奥へと入っていきます。

 どうしてここに石垣が積まれているのだろうと思ったり、お地蔵さんに花が供えられていたり、人の息吹を感じながら、林道を進むと写真の場所にたどり着きます。この鳥居をくぐり、ここからしばらく急な坂道を登っていくと

本殿が見つかります。このお社の後ろは岩があって、祠になっているそうです。人里離れたところにある神社ですが、綺麗に掃除され、お供えされている榊は新しいものでしたから、神社の関係の方が頻繁に来ておられるのだろうと思います。私はまだ歴史的なことや、なぜこのお宮さんが作られたのかよくわかりませんが、霊験あらたかな感じがします。今風に言うとパワースポットのような。

 それにしても男の鬼(男鬼町)と名付けられたところに「比婆」ですからおばあさんという意味の字をあてた神社があるというのも不思議だなあと思います。

 このお社の付近には

ヤマボウシの花が咲いていました。ヤマボウシはハナミズキの仲間で、日本古来の品種(ハナミズキは外来種)です。秋には赤い丸い実をつけます。ちなみに、食べられます。

 しばらくここに居て樹木を見ていました。鳥の鳴き声だけのとても静かなところです。す~と落ち着いてきました。昔の人たちも心を清め(落ち着かせる)ることを山中の静かな場所に求められたのかもしれません。