科学・医学には限界がある

2024年09月14日 10時32分06秒 | 沼田利根の言いたい放題

人間は未知の領域には、謙虚であるべきだ。

被爆者問題は、科学や医学の限界を人間に突き付けているのである。

核兵器は悪魔の兵器であるが、その悪魔性や非人道性が真には理解されていない。

救済地域の線引きなど、元来できないはであるが、国・行政・司法という非人間性とも言うべき物差しは、どこまでも責任を回避に終始するのである。

被害者への過小評価がそれを如実に物語っている。

<当事者意識>が完全に欠落しているのだから、人は非人間的にも陥るのである。

被害者が現存しているのに、頭から否定している。

それは、人間の<傲慢>でさえある。

それは公害問題にも共通している。

「疑わしき被爆被害者」を、何時までも切り捨てるのであろうか?

国が定めた地域など、そもそも間違っているのである。

原爆の被害は、全くの<未知の領域>であり、現行の<人間の尺度>などでは到底及ぶはずもないのだ。

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