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国内では2日、新たに1331人の新型コロナウイルスの感染者が確認された。国内の新規感染者が千人を超えるのは5日連続。東京で292人、大阪で194人、愛知で160人、福岡で145人が報告された。 【動画】小池知事、酒類提供店に時短営業要請
これまでの感染者数は計3万9190人。クルーズ船ダイヤモンド・プリンセスの乗客乗員を含めると計3万9902人で、死者は計1026人。
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020/08/02 19:31 読売新聞
東京都は31日、新型コロナウイルスに感染し、6月末までに死亡が確認された325人に関する分析結果を公表した。死者の平均年齢は79・3歳で、大半が糖尿病や高血圧、腎疾患などの基礎疾患を持っていたという。
小池知事はこの日、東京版CDC(米疾病対策センター)の新設計画を公表した。インフルエンザ流行期に備えて10月以降に本格運用を始めるといい、専門家の助言を基に政策立案や医療体制の確保にあたる。
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区によると、女性保育士は7月28日、嘔吐(おうと)の症状があり園を早退。PCR検査を受け、感染が確認された。同園は11日まで休園にする。
また、同区では別の私立認可保育園に勤める20歳代の女性保育士の感染も判明した。園児や職員に濃厚接触者がおらず、休園はしないという。
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新型コロナウイルスの国内の感染者は2日、午後9時現在で新たに1333人が確認された。1日あたりの感染者数が1千人以上となるのは5日連続。最多の東京都は292人で4日ぶりに300人を下回った。
一方、三重、長崎、宮崎の3県で1日あたりの最多を更新し、感染拡大は大都市以外にも広がっている。 【写真】「沖縄に行かれる方は、(移動に慎重判断を求める)沖縄県知事の表明を踏まえて判断していただければ」。感染者の急増に受け入れ態勢が追いついていない沖縄県への移動について、西村康稔経済再生相は1日の会見で、こう述べるにとどまった。 独自の緊急事態宣言を出した沖縄県では64人が確認された。4日連続の50人以上で、最多を記録した7月31日の65人に次ぐ規模だった。県の集計では、1日までの人口10万人あたりの1週間の新規感染者数は18・33人で全国最多という。 県によると、10歳未満の男女2人や、豊見城市議の40代男性が感染。離島の宮古島市と石垣市でも新たに計5人の感染が判明している。
沖縄赤十字病院(那覇市)は、1日までに看護師1人と、患者6人の感染が確認されたと発表。このうちの60代男性患者1人が亡くなっており、県はクラスター(感染者集団)発生とみて、死因が新型コロナによるものか調べている。
県によると、感染者の急増でコロナ用の病床利用率が130%となり、約140人が入院待ちとなっているという。玉城デニー知事は2日の記者会見で「医療提供体制を守らなければならない」と述べ、無症状者や軽症者を対象に自宅療養を求めると発表。人手不足も深刻化し、看護師や保健師の経験者に現場復帰を要請した。
1日あたりの最多を更新した宮崎県は30人。23人だった長崎県は3日続けての更新となり、12人の三重県でも2日連続となった。
東京都で1日あたり300人を下回るのは7月29日(250人)以来。8月1日まで2日連続で400人を超えて最多を更新していた。感染経路別では家庭内感染が30人にのぼり、2日までに、5人家族と4人家族各2組の全員が感染したとわかった例もあった。このほか、地方に旅行した7人グループのうち6人が感染したり、3人で車で釣りに行って全員が感染したりした例もあった。
朝日新聞社
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「阪神3-1DeNA」(2日、甲子園球場) 逆転勝利を手にした阪神の矢野燿大監督は「MVPは島田の盗塁」と島田海吏外野手(24)の“神走塁”を絶賛した。 【写真】快盗島田、二盗は際どかったぁ
場面は1点差で迎えた六回、無死一塁から糸井が右前打で一、三塁と好機を広げる。ここで糸井の代走として出場した。続くサンズの打席で1-2から4球目、果敢に二塁を狙う。「サインは出てないというか、いつでも行けたら行けというところで…」と、ノーサインでの積極走塁。好走と凡走の紙一重の選択で、間一髪のタイミングで二塁に滑り込んだ。
ベース上では思わずガッツポーズ。プロ3年目での初盗塁に、試合後は「いま思うとちょっと恥ずかしい」と照れ笑いしたが、二塁に進んだことで、大山の右前打で一気に逆転のホームに生還。足で奪った1点に指揮官も賛辞を惜しまない。
「むちゃくちゃデカいよ。1点負けている状況で、あそこで走る勇気。実際にそこでセーフになってくれるというのは、本当にプロだしね。例えば、近本がスタメンから出ている状況で走るのとは訳が違うので。ああいうプレーに対する価値というのはすごく大きい」 島田は2017年度のドラフト4位で入団。金本前監督からも足と、打撃を評価された逸材だ。矢野監督が2軍監督を務めた2018年には、リーグ記録を更新する163盗塁の原動力となった1人。「超積極野球」の申し子でもある。 同年ドラフト1位・馬場のプロ初勝利を導く殊勲の活躍。スペシャリストの台頭がチームに流れを呼んだ。
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「阪神3-1DeNA」(2日、甲子園球場) 阪神が逆転勝利。引き分けを挟んだ連敗を3で止め、再び勝率を5割に戻した。
4番の大山が今季2本目の決勝打。3年目の馬場がプロ初勝利を手にした。 【写真】阪神ベンチ、久々に明るい顔と顔
試合は初回、先発の岩貞が先頭の梶谷に、先頭打者アーチを浴びて先制を許した。打線はDeNAの先発、平良を攻めあぐね、五回まで散発の2安打。なかなか突破口が開けなかった、六回だった。
この回、先頭の近本が右前打で出塁。糸井も右前打でつなぎ、無死一、三塁とチャンスを作った。糸井は7月28日のヤクルト戦(神宮)以来4試合、15打席ぶりの安打。さらに矢野監督は代走・島田を送ると、二盗を決めて無死二、三塁を作った。
ここでサンズは空振り三振に倒れたが、4番が意地を見せた。1-1から3球目、外角のスライダーに泳がされながら、すくい上げた打球は右前にポトリと落ちた。二走・島田も一気にホーム生還。五回まで2安打に抑えられていた平良を攻略した。 「チャンスの場面でしたし、打つだけでした。それだけです」
島田はプロ初盗塁。また、六回を無失点に抑えた馬場に、プロ初勝利の権利が生まれた。八回にはサンズの左前打から1点を追加。リードを2点に広げた。馬場はプロ3年、通算16年目の登板で初勝利。七回以降はガンケル、藤川、スアレスとつないだ。藤川は今季初ホールド、スアレスは6セーブ目を記録した。
順位は変わらないが、3位・DeNAにゲーム差なしと肉薄する。3日の休みを挟んで、4日からは今季初の9連戦を迎える。まずは首位・巨人との3連戦。先発はガルシア-藤浪-高橋の予定。伝統の一戦で弾みを付けたい。