ジーコ寅の「鹿島アントラーズよ永遠に」

昨年四月まであった、ジーコ寅の「名曲探偵アントラーズ倶楽部」に続いて開設したブログです。音楽部門は今回はやめました。

チャンピョンシップ決勝を終えて

2016-12-05 14:18:52 | 日記

 年間順位3位、レッズに勝ち点差15もつけられてセカンドステージを終えた。しかし、今年に関しては何よりも重要なのがチャンピョンシッ

プだということは初めからわかっていた。そういうレギュレーションでリーグを盛り上げようという意図で2ステージ制にしたのだから、今回の

アントラーズの優勝のようなことが起っても不思議はない。むしろ、そうなることを期待して組まれたレギュレーションなのだから、アントラー

ズの選手たちは堂々と胸を張っていればいい。色んなサポが色んなケチをつけるだろうけど、決まったルールに従って、目の前の戦いを必死に勝

ち取っただけの話だ。

 

 マッチデーハイライトを見た。優磨がPKを取ったシーンで、どっちがPKを蹴るか、金崎と優磨のあいだで一分近く、お互いに、「俺が蹴

る」と譲らなかった話が面白かった。優磨はこれだけプレッシャーがかかる状況でも、自分が蹴りたいというのは、相当な強心臓だ。お互いに軽

く押しあったりしていたが、金崎はとうとう譲らず、PKを決めた。金崎は優磨に「ざまあみろ」と思ったとか(笑)。

 

 山本、遠藤、西、植田の四選手へのインタヴューで、「今シーズン最も印象に残っていること」という質問に、遠藤は、「ファーストステー

ジ優勝」を挙げた。ファーストの方が自力で取った印象が強く、特にファーストの残り二試合の緊張の中で勝てた思い出が一番強いと言う。

山本も、ファーストの最後の福岡戦で得点した記憶が一番印象に残っているという。確かにファーストの優勝はまた違った興奮があった。

 

 西は、「夢生キレる」という言葉。西はやってはいけないことだが、FWはこれくらいじゃないと駄目だという気持ちもあるという。これで

お互いに言いたいことを言うような雰囲気になったという。西と植田はかなりお互いに言い合っているらしい。

 

 そういう植田の一番印象に残ったのは、「熊本」。熊本地震の際、アントラーズのメンバーが自主的に被災地に援助に行った記憶は確かによ

く覚えている。あの時の植田とアントラーズの選手の行動は早かった。サッカー選手の前に一社会人なのだ、と感じさせてくれた、アントラー

ズ選手のファインプレーだった。

 

 これで18冠。小笠原が言うように、これからの常勝軍団になるのに必要な優勝を勝ち取ることができた。やはり、優勝してみないとわから

ない何かがあるのだと思う。スカパーの解説で岡田さんがいいことを言っていた。「勝たないとわからない秘密の鍵」のようなものがあって、

アントラーズはその鍵を持っているチームだと。反対にレッズというチームは、「勝たないとわかならい秘密の鍵」を持っていないチームだと

言えると思う。だから、毎年、一番大切なここぞ、という大事な試合で負けてしまうのだ。

 

 まだ、天皇杯が残っている。気を緩めることなく、「勝たないとわからない秘密の鍵」の開き方を我々に見せてもらいたいものだ。

一昨日の優勝の余韻はまだ残っているが、8日には、FIFAワールドカップジャパン2016の試合が待っている。これも是非、勝ってもらいた

い。ありがとう!アントラーズ!よくやった!アントラーズ!

 

  四月に癌で亡くなった友人のI君も天国で喜んでいてくれると思います。熱狂的なアントラーズサポでした・・・

 

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