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参照。

細胞

2008-03-14 11:45:04 | 解剖生理学(身体の発生)
身体を構成する基本単位。エネルギー、タンパク質、ホルモン、化学物質、化学伝達物質などを作り出す。新生児は約3兆個、成人の細胞数はおよそ60~75兆個。人の細胞は主に直径10~30μm(マイクロメートル)だが、約5μmの小リンパ球、約200μmの成熟卵子などもある。

細胞の構造
細胞膜…細胞の外層にあって細胞質を包む膜。生体膜の一。物質を選択的に透過するほか、免疫現象や組織構築上で重要な働きをする。

細胞質…細胞内の原形質のうち核以外の部分。酵素その他の蛋白質を含む基質中に、膜構造・繊維構造・顆粒構造をなし、諸機能を営む。

核(細胞核)…真核生物の細胞の中にある球形の小体。核膜に包まれ、核質に遺伝情報を担うDNAを含む。一般には各細胞に1個。1ないし数個の核小体(仁)を有する。
 核内には、糸状に連なったDNA分子が結合蛋白質と複合体を構成しながら散らばっており、クロマチン(chromatin)あるいは染色質と呼ばれる。
 染色質の名前は、ヘマトキシリン染色などの染色をした細胞を光学顕微鏡で観察すると、核内が濃く染色されることから、クロマチンは大きく2種類に分けられる。
 ユークロマチン(euchromatin)、あるいは真生染色質 - RNA転写活性が高く、DNAがよく広がり、多種の蛋白質と共存する部位
 ヘテロクロマチン(heterochromatin)、あるいは異質染色質 - 遺伝子発現が不活性化され、DNAと結合蛋白質の複合体は凝集されたままの状態になっている部位
 
ゴルジ体…リボゾームが作ったタンパク質の貯蔵庫
 
リソゾーム…多くの分解酵素を含んでいて、異物や不用物を分解処理し、細胞外へ捨てる働きをする。
 
粗面小胞体…タンパク質の合成、貯蔵、細胞外への移送に関わる。
 
リボゾーム…核の指令を受けてタンパク質を合成する。
 
中心体…細胞分裂のときに紡錐体(細胞の有糸分裂の中期から終期にかけて現れ、染色体の極への移動に関与する繊維性の構造。両極と赤道面に並ぶ染色体とを結ぶものと、両極間を結ぶものとからなり、紡錘形をなす)を作る。
 
ミトコンドリア…細胞が生きていくためのエネルギー供給源となる。


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