アロマテラピー学習ブログ

http://www.aromakankyo.or.jp/license/text.html
参照。

坐骨神経

2009-01-27 15:46:29 | 解剖生理学(脳神経系)
坐骨神経(ざこつしんけい)は多くの動物に於いて同一個体中で最大の直径と長さをもつ末梢神経。

ヒトの場合、腰仙骨神経叢から始まり総腓骨神経と脛骨神経に分かれて終わる。腰仙骨神経叢を構成する末梢神経のうち坐骨神経をなす物は第4、第5腰神経と第1~第3仙骨神経である(L4~S3)。



坐骨神経の走行は、腰仙骨神経叢を出た後、梨状筋の前面を通り、下殿神経と共に大坐骨孔(梨状筋下孔)を通って骨盤外へ出て、大腿後面(大殿筋と大腿二頭筋の前面)を下行し、大腿屈筋群(大腿二頭筋、半腱様筋、半膜様筋)と大内転筋へ筋枝を分枝し、膝の裏(膝窩)の上方で2終枝(総腓骨神経と脛骨神経)に分かれる。

症状として坐骨神経痛がある。

 全身の神経は脳と脊髄からなる中枢神経とその中枢と夫々の部分を連絡する末梢神経に大別される。末梢神経は知覚神経・運動神経・自律神経に大別され身体の末端の刺激は知覚神経が脳に伝える。脊髄は背骨の脊柱管の中に納まっており、脊髄の末端からは腰神経や仙骨神経、尾骨神経などが下に向かって走っている。

 肋間神経と坐骨神経の大まかな位置は下図のとおり。






最新の画像もっと見る