アロマテラピー学習ブログ

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参照。

タッチング

2008-03-25 18:25:22 | タッチング論
【定義】
健康の維持増進を目的とするものではあるが、その行為は医療および 医療類似行為を目的とするものではない。

手指を用いて「触れる」「さする」「すり込む」 などを通して身体に関わる行為。

【目的】
身体や精神の恒常性の維持と促進。
「ふれあい」という人間の本能的な欲求の充足。
身体的、精神的なリラックス、リフレッシュ効果。
心身の安定によるQ.O.L(クオリティ・オブ・ライフ=Quality of Life)の向上。

リラックス効果により自然治癒力を高める。

※QOL(Quality of Life)は「生活の質」などと訳され、様々な意味合いを包含する概念であるが、概ね「人が充実感や満足感を持って日常生活を送ることができること」を意味する。

【効果】
触れると言う行為に対し深い意識を向けることにより効果を高める。一般的に手指のみを使う。

【モラル】
①説明と同意
②安心感
③信頼感
④プライバシーの遵守
⑤クライアントの意志の尊重

【衛生】
①爪の手入れ
②石鹸水などによる手指の洗浄

【行う部位】
①健康を損なうと判断される部位には行ってはならない。
②粘膜や損傷した皮膚、痛み、感染、炎症を伴う部位は注意深く行わなければならない。

【適量刺激】
①心地よいものであること。
②クライアントの感受性、年齢、健康状態を考慮し、加える圧の強弱、行う時間の長さには十分に注意しなければならない。

【場所】
①健康的な空間でなければならない。
②常に清潔に保たれなければならない。
③快適と感じる広さ、換気、採光、温度を保たなければならない。