アロマテラピー学習ブログ

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参照。

角質器

2008-03-24 14:46:33 | 解剖生理学(皮膚)
角質器とは表皮が 角質化した器官。人体においては、毛・爪。

毛は、皮膚から出ている部分を毛幹、皮膚に入っている部分を毛根という。毛根の下端の毛球には、毛母細胞、色素細胞、毛乳細胞があり、毛乳頭に血管がつながっている。その血管から栄養を受け取った毛母細胞が分裂し、色素細胞が色素を供給して毛を作り、成長する。細胞分裂が止まって角化し、脱毛するまでの寿命(ヘアーサイクル)は、頭髪では3~6年、眉毛では約100日である。毛は皮膚の保護や感覚に役立つ。

爪は、皮膚に隠れている部分が爪根(そうこん)、外に出ている部分を爪甲(そうこう)といい、爪根にある爪母基で増殖して成長する。皮膚から出たところの半月は、新生して角化がまだ不十分な爪である。爪は手足の指先を保護し、物をつかんだり、小さい物体を操作するうえで重要な役割を果たす。


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