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参照。

結合組織

2008-04-01 18:04:43 | 解剖生理学(皮膚)
結合組織について
結合組織の固有の組織を繊維細胞といい、繊維は膠原線維と弾性線維の2種があり、その線維の配列状態によって疎性結合組織と定型結合組織とに分ける。


◆ 疎性結合組織-膠原線維がまばらに不規則な走り方をする結合組織。皮下組織・粘膜下組織・外膜・葉間・小葉間の隔壁・脂肪組織も一種の疎性結合組織
皮下、筋肉、消化管、腺構造、血管・ 神経周辺部の中に存在する組織。柔軟性を必要とする組織などに認められ、周囲の組織を 物理的に繋ぎ支える役割を担う。内部には弾性線維や膠原線維が存在。水分が多く、細胞や繊維が少ない。主体は膠原線維。弾性線維、マクロファージ、 リンパ球、脂肪細胞も含む。すき間にさまざまな種類の細胞がぱらぱらと、あるいは比較的密に並んでいる。


◆ 定型結合組織-真皮・粘膜固有層・筋膜・骨膜・軟骨膜・腱・靱帯・腱膜


◆ リンパ組織も結合組織の一種である。


■結合組織を要約すると
(1)隣接組織に可動性を与えるとともに、これらを結合して生体組織を支持する。
(2)水、電解質、栄養素の輸送や貯蔵に関係する。
(3)組織欠損の補修。
(4)抗体産生による保護作用。



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