骨粗鬆症とは、骨にたくさん穴があいて鬆(す)が入ったような状態を言う。
骨にはたんぱく質やリン、カルシウム(骨重量の約50%)が含まれているが
この骨量が減少すると、骨は非常にもろくなり、骨折しやすい状態になる。
骨粗鬆症には、このような老化現象による骨粗鬆症のほかに、成長期や出産後におこるものや、女性では閉経期の40代~50代から急激に骨量が減少することによりおこるものがある。
症状
初期には自覚症状は全くなし
(進行してくると)
前傾姿勢・起坐位の時の痛み、歩行・寝返り時の痛み
転倒しやすい(脊椎変形に伴い体のバランスが不安定となるため)
長距離歩行が困難
身長低下
仰向けで安眠できない
背中や腰が痛い
だんだん背が縮む
背中や腰が曲がる
ちょっとした事で骨折する
原因
1. 女性ホルモン(エストロゲン)の減少
女性ホルモンのエストロゲンはカルシウムの吸収を助け、骨を強くする働きが
ある。閉経後はエストロゲンの分泌が急撃するため、骨が保護されなくなり、
骨の量が急激に減ってしまうため。
2. 加齢
3. 栄養障害
カルシウムやたんぱく質の摂取不足
ビタミンD欠乏
4. 運動不足
5. 内分泌障害甲状腺機能亢進、クッシング症候群、糖尿病などによる
対策
1. バランスのとれた食事をする。
カルシウムを多めに。
2. 日光浴で骨をつくる。
日光(紫外線)にあたることでビタミンDが生成されカルシウムの吸収をあげる。
3. 適度な運動の刺激で骨を強くする。
食事の基本
■カルシウムの補給が原則
カルシウムを含む食品の摂取
※カルシウムの吸収率
カルシウムの吸収率は食品によって違い牛乳・乳製品が50%、小魚約30%、野菜が約18%。牛乳の吸収率が高いのは牛乳に含まれる乳糖やアミノ酸がカルシウムの吸収率を上げるため。
■良質の蛋白質はカルシウムの吸収を高める。
魚介類、大豆・豆腐類、卵、牛乳・乳製品など。
しかし、肉類などに偏って過剰摂取になるとカルシウムの排泄量を増やすので要注意。
■ビタミンDを含む食品を摂取する。
さけ、かれい、ニシン、うなぎ、さんま、かつお、さば、きくらげ、あんこう肝、いわし
■避けたい食品・・・カルシウムの吸収を疎外するもの
・ほうれん草・・・・・シュウ酸
・加工食品、冷凍食品、インスタント食品などの合成保存料に使われているリン酸塩は摂りすぎるとカルシウムの吸収を妨げる。
骨にはたんぱく質やリン、カルシウム(骨重量の約50%)が含まれているが
この骨量が減少すると、骨は非常にもろくなり、骨折しやすい状態になる。
骨粗鬆症には、このような老化現象による骨粗鬆症のほかに、成長期や出産後におこるものや、女性では閉経期の40代~50代から急激に骨量が減少することによりおこるものがある。
症状
初期には自覚症状は全くなし
(進行してくると)
前傾姿勢・起坐位の時の痛み、歩行・寝返り時の痛み
転倒しやすい(脊椎変形に伴い体のバランスが不安定となるため)
長距離歩行が困難
身長低下
仰向けで安眠できない
背中や腰が痛い
だんだん背が縮む
背中や腰が曲がる
ちょっとした事で骨折する
原因
1. 女性ホルモン(エストロゲン)の減少
女性ホルモンのエストロゲンはカルシウムの吸収を助け、骨を強くする働きが
ある。閉経後はエストロゲンの分泌が急撃するため、骨が保護されなくなり、
骨の量が急激に減ってしまうため。
2. 加齢
3. 栄養障害
カルシウムやたんぱく質の摂取不足
ビタミンD欠乏
4. 運動不足
5. 内分泌障害甲状腺機能亢進、クッシング症候群、糖尿病などによる
対策
1. バランスのとれた食事をする。
カルシウムを多めに。
2. 日光浴で骨をつくる。
日光(紫外線)にあたることでビタミンDが生成されカルシウムの吸収をあげる。
3. 適度な運動の刺激で骨を強くする。
食事の基本
■カルシウムの補給が原則
カルシウムを含む食品の摂取
※カルシウムの吸収率
カルシウムの吸収率は食品によって違い牛乳・乳製品が50%、小魚約30%、野菜が約18%。牛乳の吸収率が高いのは牛乳に含まれる乳糖やアミノ酸がカルシウムの吸収率を上げるため。
■良質の蛋白質はカルシウムの吸収を高める。
魚介類、大豆・豆腐類、卵、牛乳・乳製品など。
しかし、肉類などに偏って過剰摂取になるとカルシウムの排泄量を増やすので要注意。
■ビタミンDを含む食品を摂取する。
さけ、かれい、ニシン、うなぎ、さんま、かつお、さば、きくらげ、あんこう肝、いわし
■避けたい食品・・・カルシウムの吸収を疎外するもの
・ほうれん草・・・・・シュウ酸
・加工食品、冷凍食品、インスタント食品などの合成保存料に使われているリン酸塩は摂りすぎるとカルシウムの吸収を妨げる。