アロマテラピー学習ブログ

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参照。

わきが

2008-12-27 04:19:05 | 疾病とその予防
わきがのにおいの原因となるのは、アポクリン汗腺からでる少し粘り気がある種類の汗である。アポクリン汗腺から出る汗がべたべたした汗と聞けば、何かいやなにおいのする汗だと考えがちだが、もともとは無臭の汗なのでる。

無臭の汗に含まれる脂質・タンパク質が体についている雑菌の栄養分となり、雑菌が汗を分解することによって、わきがのにおいが発生してしまう。

したがって、汗をかいたら汗をかいた部分をできるだけ清潔に保つということを行えば、ある程度わきがのにおいを抑制できる。わきがの臭いを抑えるのには、清潔にするのもひとつの大切な要素である。

汗をかいたらタオルで拭くというだけでもにおいを抑える効果がある。それも、雑菌のエサになってしまう脂質・タンパク質を効率よく取り除くためには、乾いたハンカチなどではなく、濡れたタオルなどで汗をふく方がより効果的である。

高カロリー、高脂肪の欧米型の食生活、つまり、肉や乳製品は、においのもとにもなりかねない。

肉類はエネルギー源として欠かせない高カロリー食品である。栄養的にも優れ、たんぱく質が動物性の脂肪をたっぷりと含んでいる。バター、チーズなど乳製品やタマゴにも同様に、脂肪酸、中性脂肪がたっぷりと含まれている。この脂肪酸がアポクリン汗腺や皮脂腺を刺激してワキガ臭のもとになっている。また、刺激の強い香辛料の入ったエスニック料理もワキガの刺激物といわれている。 よって、食生活を改善することによってだいぶ解消される人もいる。

アポクリン汗腺は体の特定の部分にしか存在しない汗腺である。人間の体には、わきの下、乳輪、陰部、外耳道、まぶたの縁などに存在している。汗の出口は毛穴と同じで毛穴の部分から汗がでてくる。

人間は体温調整のためにエクリン汗腺から汗をかくが、アポクリン汗腺は、においを発するためにある汗腺である。このアポクリン汗腺は、もともとフェロモンを発するためにある汗腺と考えられている。


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