アロマテラピー学習ブログ

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参照。

老斑(老人性色素斑)・肝斑(カンパン)

2008-12-27 03:25:12 | 疾病とその予防
老斑(老人性色素斑)は、丸形の褐色のしみ。

顔だけでなく手の甲などにもできることが多い。中年から多く出てくるしみで、ケラチノサイドが紫外線によって刺激を受け老化とともに現れてくる。

ビタミンEには、別名老化色素と呼ばれるリポフィスチンが生成されるのを抑える働きがある。リポフィスチンというのは老人斑ともいう。これは年をとれば誰にでもできるもので、体のさびのようなものである。このリポフィスチンがたまるとどのような害が起こるかまだはっきりしたことはわかっていない。しかしリポフィスチンは、ビタミンEが不足すると不飽和脂肪酸が酸化されて過酸化脂質になり、変性タンパク質と結びついてできるといわれている。

つまりポリフィスチンができたということは、その過程で有害な過酸化脂質が存在したことを意味するわけで、この過酸化脂質こそが有害な物質で老化を進める元凶である。したがってビタミンEを大量にとれば、年をとってもこのような老化現象を抑えることは可能である。


しかし20代でも出るしみである。治療方法としては、美容整形外科や皮膚科などでレーザー治療をする方が多い。ビタミンAは老斑をなくす。

盛り上がりがあるものは老人性イボ(疣贅、ゆうぜい)をいい盛り上がりが少ないものを老人性色素斑という。

老人性イボは冷凍やレーザー照射、手術、老斑は肝斑と同様の治療となる。

5~6年前は、癌化することはないと言われていたが、最近は癌化することもあるとなっており、時には病理検査をすることがある。

肝斑(カンパン)は目の廻りを避けて、頬骨の周辺に左右対称でできる褐色の色素斑。原因として考えられるのは女性ホルモンの影響といわれており、メラニンを作る細胞であるメラノサイトが活性化されることによって、肝班は生じるといわれている。

肝斑30代から40代に多く現れるしみである。


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