イラストレーターあらいしづかのblog『トナカイのヤカイ』

イラストレーターのあらいしづかが、お仕事・近況・展示などを書いています。
(かつての子育て日記は、爆笑ものです)

今日のスタイル

2006年02月28日 | 子育て日記
昨晩も、新しいファッションを身につけてしまいました。

屋根裏に娘用の小さい椅子を捜して上がると、
友人知人からもらった「女の子」用洋服が目に入りました。

保育園用にちょうどいい大きさのトレーナー発見!
よしよしこれで洗い換えが1枚増えたぞ、と母はニコニコ。
そういえば、おにいちゃんと私が眼鏡をかけているので、
「このサングラス娘が喜ぶかも」と出してあげる。

と、下から娘の声。
「そのアンパンマンのも~」ふと見ると友人からもらった
アンパンマンが一面にプリントしてある、首と裾がボアの、パジャマの上に羽織るベスト。

「・・・やばい」
予想的中。

受け取るなり、娘全裸onアンパンマン。
そして、緑のふちのサングラスで、気分は「リゾートのマダーム」。
どこで習ったのかシナを作ってハイポーズ。

とりあえずもう時間も遅かったので、出かける心配はなかったので、
ホッと胸をなで下ろし、夜に感謝の昨晩でした。

またもや・・・

2006年02月27日 | 子育て日記
またもや、週末ゴネられました・・・。

日曜日は一日中雨の、冬逆戻りの寒さ。
午前中に買い物に行って、午後はゆっくりオリンピック録画でも見ようと
ダンナと娘をせき立てていました。

ところが、
そんな時に限ってうまくいかないもの。

娘は押し入れに入っていた、タオルで作ったベストを引っ張り出し、
トレーナーもシャツも下着も脱いでまず着用。
下も、チェックのギャザースカートをパンツの上にはき
「じゃ、いくよ~!」と意気揚々。

でも、その日は寒~~~い雨の日。
しかも、鼻水は出てる咳は出てるの風邪状態。
「だめ着替えなさい」と言ったものの、全然着替える気配なし。

結局、すったもんだ30分のバトルの末、
「じゃ、車の中で着替えればいいから・・」というダンナの折衷案をお互い受け入れ
どうにか買い物に行ける事になりました。

土曜夜寝るのが遅かったのに、日曜8時に叩き起こされ、
プリキュア・マイメロディーなどフリフリの女の子アニメを見せられ,
30分洋服バトルし、やっと家を出られたのは12時少し前でした。

ショッピングセンターでも辻辻で「あれ買う・これ買う・あれ食べたいこれ食べたい」と
さんざ振り回され、家に帰って来てから、冗談じゃなく倒れ込んでしまった私でした。

先週木曜日のテレビチャンピオンという番組で
「コブタ調教王選手権」なるものがあり、「自分が一番えらいと思ってしまうんですよ」という
コメントを思い出し、
「もっとコブタ以上に調教せねば・・」と心に誓いつつ、でも体力が・・と弱気な母でした。

もしかしたら・・。

2006年02月24日 | 子育て日記
今朝、荒川静香が金メダルを取りました!

いつもは起きない時間に申し合わせたように起き出し、
ダンナとテレビの前に正座で凝視。
「やった~!」朝っぱらから感激の涙です。
これで、またフィギュア人口も増えるんだろうなあ。

そういえば、ショートプログラムを放映していた時、
娘はまた物陰にかくれてモゾモゾ・・・。

「うんち・・」と観念して見に行くと、
パンツ一丁にベルベットのフリフリジャンパースカートで準備万端整えて、
一生懸命テレビに見入る母の前をそのカッコで何回も回転。

「大きくなったら、このお姉さんみたいにスケートやる!」と鼻息が荒い。
「お~、この回転は才能があるかも、よしスケート習わせよう!」
・・・と、思えるほど子育てにやる気の無い母。
今だけ今だけと話半分に聞いてます。

このテレビ見てる日本中の親が、「もしかしたらこの子に才能が!!」と
続々スケートをやらせる図を想像して、ため息が出ちゃう母でありました。
(最後は、子供自身の意志の強さ、だよね・・)





来た~!!

2006年02月23日 | 子育て日記
   ついに出た!

3才児になると避けて通れないもの=お下劣な言葉の応酬。
昨日も、保育園でお友達と帰る時、大きな声で元気よく言ってました、
  「バイバイ、う○こ~!」
お友達も負けじと
  「バイバイ、ち○こ~!!」
他の子は
  「バイバイ、バカ、ち○こ~!!」とダブルで攻めて来ました。

  うつむいて時が過ぎるのを待つしか無いのを2児の母は、
  経験で知っています・・・。

創作意欲もりもり

2006年02月22日 | 子育て日記
昨晩、食事の後「お絵描きする!」と言ってスケッチブックを要求されました。

「えのぐで描く!」とまた要求。
だけど、前日のワインでお疲れ気味の母は却下。
折衷案で、「筆ペン」を出してやって、娘リキリキと描き始める。

けっこう、これがうまい(と、親バカ)。
「色も付ける」と言ったので、ポスカの5本セットを出してやった所で、
ダンナから電話。
無数のてんとう虫に色を付ける作業はけっこう大変、と高をくくって電話に興じていたら、
足に色を塗り始める。
「マニキュア、塗りたがってたしな~」とまだまだ母は余裕。
「うまく絵描いてるのよ。今、色まで塗っちゃって」と夫婦バカの会話は続く。

と、少し目を離したスキに、どんどん娘ヒートアップ。
足先を緑色で塗りたくり、ついにはひざまでポスカは登って来ている様子。

「ひ~!!」母はあせり、
ダンナに「もう、ひざまで来ちゃってるから、切るわ!!」と電話をがちゃん。

足が「アフリカの奥地の民族」状態になっていました。
それはそれでおもしろかったのだけど、カーペットが笑えない状態になりそうで、
即行お風呂に入った二人でありました。

母のぬくもり?!

2006年02月21日 | 子育て日記
    眠くなると、母の耳たぶと自分の親指がお友達。

    ちゅぱちゅぱ、親指を吸いながら、耳たぶを触ります。
    でも、耳にはピアス。
    私福耳じゃないので、面積的にはすごく小さいんです。
    でもでもやっぱりそれがないと眠れない娘。

    ちなみに、息子は母のあごを「手の甲」「手のひら」と何度も往復して、
    私のただでさえ無いあごを摩耗させていました。

    いつもで続く耳くり地獄。
    「春眠、暁を覚えず」そんな小さな快楽もまだ夢の彼方です・・。

ごってごて

2006年02月20日 | 子育て日記
昨日、近所のスーパーに買い物に行きました。

いつの間にか大きくなっていて、
保育園用のアイテムが着られなくなってしまったので、
ちょっと、という感じで出かけようとすると、またお着替えが始まりました。

「もう,行くよ~!」と娘を見ると、
どこからか出して来た夏用裏パイル・花柄のチューリップハットに
黄色で指一本一本に顔のついた手袋、白いふかふかの上着を着て、
足下は七五三ではいたエナメルの黒い靴。

白いふかふか上着はえり元が寒いので、そこにあったオレンジのマフラーを
ヨンさま巻きにしました。
手には、なぜかウサギのついたピンクの定規とメモ帳。
「鉛筆もウサギの~」と言って泣いたのですが、却下。

やっと、スーパーについて娘の姿を見たら、なんの脈絡もないピンクが氾濫した
どうしようもない組み合わせ。知っている人に会ったらやばいと思いつつ、
泣く泣く買い物を済ませました。

買ったものは、プリキュア(前回の)靴下2足と、
ウサハナのトレーナーとハートがついたピンクの靴。

「どうせ、保育園で着るんだから」ともう捨て鉢。
でも、その買い物が功を奏して、今朝は別人のようにすっ飛ばして保育園に行き、
会う先生ごとに新しいアイテムを見せびらかし、いつもならごねごねのバイバイが、
うそのように、あっという間に教室に消えて行きました。

「保育園で着るし、すぐに大きくなるし・・・」
とりあえず、ニコニコと登園してくれれば万事OKになってしまった
疲れ気味の母でありました。

おふろでパクパク

2006年02月17日 | 子育て日記
いつも娘にやられっぱなしの母ですが、お風呂では優位に立てることがあります。

一緒にバスタブに入り、手をパクパクさせると「おさかな」の出来上がり。
「えさあげるから、ちょっと待ってて」娘がパラパラえさをまく真似をします。

親指と他の指をパクパクさせて、えさを食べるさかな君たち。
途中、お約束で「ケンカして~」と言われると、
両手をパクッと噛み合わせなければいけません。

「だめ、ケンカしちゃ」ケンカしろと言ったのに、絶対そう言います。
「ほらほら、えさもっとあげるから」とえさをまく娘。

ぱくぱくぱく~、母のさかな達はえさを食べるのですが、途中で娘のお腹にぱくり。
「きゃきゃきゃきゃ~!」大喜び。
また、「ぱくぱくぱくぱく」→小喜び「ぱくぱくぱく」→少し真顔
「ぱくぱく・・」いつの間にか本気に怖くなった娘、
顔をこわばらせながら「やめて・・」と小さい声。

ここぞとばかり「ぱくぱく攻撃」をする母。
もう娘の顔には笑顔がなくなり、「やめてったら、やめて~」と泣き顔に変身。

「ふふふ」心の中でほくそ笑みながら、小さい報復をする母でありました。

なんでもぎゅ~。

2006年02月16日 | 子育て日記
この頃、3才児は手先がうまく使えるようになって来たらしい。

朝のいっそがしい時に、「ママの髪の毛結んであげる~」と言って、
髪の毛を4束に分けて結んでくれる。(まるで、ホームレスのおばさんのよう)
顔だけだった人間の絵も、体全体を描き始め、指もまるまるで5本(個?)ちゃんと描く。

この前、お風呂から出て来たら、掃除機をバスタオルでギューーッと結んでいた。
満足げな娘の横で、苦しそうな掃除機くん。
何も言えずに耐えていました。ホースには髪飾りもついて、「何かのおまじない」状態でございました。

バレンタインデー悲喜こもごも

2006年02月15日 | 子育て日記
昨日はバレンタインデー。

息子は小6にして初めて女の子にチョコレートをもらってホクホク。
玄関にやって来た女の子に興味津々の娘。
外でチョコをもらい、ドアを閉めて部屋でこっそり手紙とチョコレートを見ようとする息子に
娘はうるさいくらいまとわりつき、
「青春」を1人でかみしめさせたい母はドキドキ。

「お兄ちゃんが、これくれたよ~!」繊細な今の雰囲気を全く気にせず、
娘はお兄ちゃんのチョコレートについていた、お花のコサージュにウキウキ。

「そうだ、ママ、チョコレートあげようと思っていたんだ」と、
1個60円なりのキョロちゃんのチョコボールを娘に手渡す。

「ママ、ありがとう!あたちもママにあげようと思って、保育園から持って来たんだよ」と
娘が手に持っていたのは、薄いビニール袋の中の黒い物体。
もしや、犬のフン・・・。

いやな予感が脳裏を走り、娘に聞く。
「これどうしたの?」
「うん、保育園のお庭で集めたんだよ。足跡もあるんだけど、なくなっちゃった」
保育園、保育園ならフンはないよ、ね・・・。

結局、私のために持って来てくれたのは、自分で踏み固めた黒土でした。

昔は、今の息子のようにドキドキしてこの日を迎えたもんなのに、
今じゃ、犬フンのような黒土を握りしめているとは。
青春これからの息子を盗み見ながら、ちょいと寂しいバレンタインでございました。